山崎育三郎が語る感動の大逆転劇と絶品料理の数々
2024年6月8日、TBSで放送された「人生最高レストラン」には、俳優・歌手の山崎育三郎がゲストとして登場しました。ミュージカル界のプリンスとして知られる山崎育三郎が、自身の過去の苦労とそれを乗り越えた感動的なエピソードを披露し、さらに彼の人生において特別な意味を持つ絶品料理を紹介しました。
デビューの思い出「すき焼き」
最初に紹介されたのは、「デビューの思い出 すき焼き」です。この逸品は、山崎育三郎さんが19歳の時にオーディションに合格し、初めて出演したミュージカル「レ・ミゼラブル」の博多公演中に訪れた「にしやま」で味わった特別な料理です。
「レ・ミゼラブル」のオーディションと博多での初舞台
山崎さんは、この「レ・ミゼラブル」のオーディションに合格することで、彼のキャリアが大きく開花しました。当時19歳の山崎さんにとって、ミュージカルの大作に出演することは夢のような出来事でした。彼はその時の緊張感と興奮を今でも鮮明に覚えているそうです。博多での初舞台は、彼の俳優人生の重要な転機となりました。
「にしやま」の極上すき焼き
「にしやま」で食べたすき焼きは、山崎さんにとって特別な思い出が詰まった料理です。このすき焼きには、九州産黒毛和牛のA5ランクロース肉が使用されており、最高品質の肉の旨味が存分に楽しめます。南部鉄器で丁寧に調理されることで、肉の柔らかさとジューシーさが引き立ちます。
シンプルながら極上の味わい
味付けは、砂糖と醤油のみというシンプルさが特徴です。しかし、そのシンプルさが肉本来の旨味を引き立て、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。山崎さんは、このシンプルでありながら奥深い味わいに感動し、自分のデビューを祝うにふさわしい一品だと感じたそうです。
博多の思い出と「にしやま」
博多での公演中、山崎さんはこの「にしやま」を何度も訪れ、そのたびにすき焼きを楽しみました。彼にとって「にしやま」は、ただの食事の場ではなく、自分の成長を実感し、成功をかみしめる大切な場所となりました。また、九州産黒毛和牛の豊かな味わいと、南部鉄器でいただく特別感が、彼の疲れを癒し、次の公演へのエネルギーを与えてくれました。
愛し愛された「ひつまぶし」
次に紹介されたのは、「愛し愛された ひつまぶし」です。この逸品は、名古屋にある「ひつまぶし花岡」で提供されているひつまぶしで、山崎育三郎さんにとって特別な思い出が詰まっています。
「ひつまぶし花岡」のこだわり
「ひつまぶし花岡」は、2015年に創業したひつまぶし専門店で、その名の通りひつまぶしに対するこだわりが感じられるお店です。店主は、国内外を問わず、その時期に最も美味しいうなぎを厳選して仕入れています。そのため、どの季節に訪れても最高の味わいが楽しめるのが特徴です。
企業秘密の焼き台と特製タレ
このお店のうなぎは、企業秘密の焼き台で焼き上げられます。この焼き台の秘密が、うなぎにパリパリの食感を与える鍵となっています。焼き上がったうなぎは、さらに2日間煮込んで寝かせた特製のタレに漬け込まれます。このタレは創業以来、継ぎ足しで使われているもので、深いコクと甘みが特徴です。うなぎの脂がタレと絶妙に絡み合い、一口食べるごとに口の中に広がる豊かな風味が楽しめます。
ひつまぶしの楽しみ方
「ひつまぶし花岡」のひつまぶしは、食べ方にもこだわりがあります。まずはそのままの状態でうなぎとご飯を楽しみます。次に、薬味を加えて味の変化を楽しみます。最後に、締めとして梅茶漬けでいただくのが定番です。梅茶漬けは、梅干しのクエン酸とうなぎのビタミンが疲労回復に効果的な相性の良い組み合わせで、食事の締めにふさわしい一品です。
山崎育三郎と「ひつまぶし」
山崎育三郎さんは、名古屋公演などで訪れるたびにこの「ひつまぶし花岡」を訪れ、ひつまぶしを楽しんできました。特に、公演での疲れを癒すために訪れることが多く、この梅茶漬けの一口が彼の体と心をリフレッシュさせてくれるそうです。「ひつまぶし花岡」のひつまぶしは、山崎さんにとってただの食事ではなく、頑張りをねぎらうご褒美であり、エネルギーをチャージするための特別な存在です。
つらい時代を支えた「串揚げ」
最後に紹介されたのは、「つらい時代を支えた串揚げ」です。この料理には、山崎育三郎さんの高校生時代の苦しい時期を乗り越えるための思い出が詰まっています。
家庭の問題と祖父母の介護
山崎さんが高校生の時、両親が離婚するという辛い出来事がありました。この出来事は彼の心に大きな負担をかけただけでなく、生活にも大きな影響を与えました。特に、父方の祖父母の介護を担うことになり、彼は若くして大きな責任を背負うことになりました。この時期は、山崎さんにとって「人生で一番しんどかった」と語るほどの辛い時期でした。
父との絆を深めた「串揚げ」
そんな中、山崎さんの父親は北海道に住んでおり、東京にはたまにしか帰ってきませんでした。しかし、父が東京に帰ってきた時には、必ずと言っていいほど二人で訪れる串カツ屋がありました。それが、東京・銀座四丁目交差点から徒歩3分の「串の坊 東京銀座本店」です。この店での食事は、父と息子の絆を深める大切な時間となり、山崎さんにとっての心の支えとなっていました。
「串の坊 東京銀座本店」の魅力
「串の坊 東京銀座本店」は、銀座の中心に位置し、気軽に訪れることができる一流の串揚げ専門店です。ここでは、さまざまな食材を使った串揚げが提供されており、胡麻岩塩、マスタード、特製ソース、レモンなどの多彩な味付けが楽しめます。串揚げは、素材の美味しさを引き立てるように揚げられ、一口食べるごとにサクサクとした食感とともに広がる豊かな風味が特徴です。
舞台でのごまかし方
番組のエンディングでは、オーナーの加藤浩次が山崎さんに「舞台でミスった時のごまかし方」について質問。山崎さんは、森公美子さんから教わった「感極まったふりをする」方法を明かしました。
山崎育三郎 全国TOUR 2024『THE HANDSOME』
さらに、山崎さんの全国ツアー「The Handsome 山崎育三郎 全国TOUR 2024『THE HANDSOME』」の告知もありました。これからの彼の活躍にも注目です。
今回の放送では、山崎育三郎さんの波乱万丈な人生と、それを支えた美味しい料理が紹介されました。彼のエピソードに共感し、絶品料理に魅了される時間となりました。
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