今回は、暑い夏にぴったりな日本料理の定番「翡翠なす」をご紹介します。笠原将弘シェフが「料理のほそ道」で紹介したこのレシピは、見た目も爽やかで、ひんやり冷たいおだしでいただくナスが絶品です。そうめんの具材やお酒のおつまみにも最適な一品ですので、ぜひお試しください。簡単に作れるのに本格的な味わいが楽しめますよ!
翡翠なす
材料と作り方
材料
- ナス:6本
- みょうが:2個
- 大葉:5枚
- おろし生姜:少々
- サラダ油:適量
A
- だし:400cc
- 薄口醤油:大さじ1.5
- みりん:大さじ1.5
- 塩:小さじ1/2
- 砂糖:小さじ1
作り方
漬け地の準備
- Aを火にかけ、ひと煮立ちさせます。その後、常温で冷まし、漬け地を作っておきます。これはナスにしっかりと味を染み込ませるための重要なステップです。
ナスの下準備
- ナスはガクを取り、包丁で皮に縦の切れ目を3〜4か所入れます。ナスの周りの水分は拭いておきましょう。これにより、揚げた時に油が跳ねにくくなります。
薬味の準備
- みょうがは根元を切り落とし小口切り、大葉は軸を切り落として千切りにします。それらを水に1〜2分さらして混ぜ合わせ、ザルに上げて水気を切ります。これにより、薬味がシャキッとした食感になります。
ナスの素揚げ
- フライパンに2cmほどの油を入れ、170℃の油でナスを転がしながら素揚げします。一番太いところを箸で挟んで柔らかくなっていたら氷水に落とします。切れ目のところから皮を剥き、ペーパータオルでしっかり水気を拭きます。氷水に落とすことでナスの鮮やかな色を保つことができます。
漬け込み
- ナスを漬け地に漬けて、冷蔵庫で1時間以上置きます。この時間でナスにしっかりと味が染み込みます。
盛り付け
- ナスを食べやすく切って器に盛り、薬味とおろし生姜をのせます。薬味の風味とおろし生姜のピリッとしたアクセントがナスの味を引き立てます。
笠原将弘 プロフィール
笠原 将弘(かさはら まさひろ)
生年月日: 1972年9月3日(46歳)
出身地: 東京都品川区
経歴
笠原将弘さんは、東京都品川区武蔵小山にある実家の焼鳥店「とり将」を継ぐ前に、「正月屋吉兆」で9年間修業を積みました。店の30周年を機に一旦店を閉め、2004年に恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。独創的な感性で作り上げる料理が評判を呼び、たちまち予約の取れない人気店となりました。
店舗展開
- 2013年: 名古屋市に「賛否両論名古屋」を開店
- 2014年: 東京都渋谷区東に「賛否両論メンズ館」(現「賛否両論 はなれ」)を開店
活動
笠原さんは、和食給食応援団東日本代表として食育や和食推進活動にも力を注いでいます。家庭料理から専門料理まで、和食の魅力を伝える著書も多数執筆されています。現在、フジテレビ「ノンストップ!」の「笠原将弘のおかず道場」に毎週火曜日レギュラー出演中。また、東海ラジオ「笠原将弘の賛否両論!」ではラジオパーソナリティとしての顔も持っています。
私生活
笠原将弘さんはビールをこよなく愛する3児の父親でもあります。
メディア出演
- テレビ: フジテレビ「ノンストップ!」の「笠原将弘のおかず道場」に毎週火曜日レギュラー出演
- ラジオ: 東海ラジオ「笠原将弘の賛否両論!」のラジオパーソナリティ
笠原将弘さんの経歴は、料理の世界での確固たる地位とその多彩な活動からも伺えます。和食の伝統と革新を追求する彼の料理は、多くの人々に愛され続けています。
まとめ
翡翠なすは、見た目も涼しげで、夏にぴったりな一品です。簡単に作れるのに、本格的な味わいが楽しめるので、家庭でもぜひ挑戦してみてください。漬け地でしっかりと味を染み込ませることがポイントです。そうめんの具材やお酒のおつまみとしても活用できるので、様々なシーンで楽しめます。是非、暑い夏の日にひんやりとした翡翠なすをお楽しみください。
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