料理をする際に、固形コンソメを少量だけ使いたいと思ったことはありませんか?レシピに固形1個分で割り切れない量を指定されていることがあると、そのためにわざわざ粉末のコンソメを用意するのは面倒ですよね。そんな時に役立つ簡単なテクニックがあります。
テクニックの手順
- 固形コンソメをラップで包む: 固形コンソメを包み紙から取り出し、ラップで軽く包みます。ラップの端をねじっておくと、後で取り出しやすくなります。
- 電子レンジで加熱: ラップで包んだコンソメを平らなお皿に乗せ、600Wの電子レンジで40秒程度加熱します。電子レンジのワット数によって加熱時間は異なるので、様子を見ながら調整しましょう。
- 指で潰して粉末にする: 加熱後、ラップに包まれたコンソメを指で揉むようにして潰します。力を入れずとも、簡単に粉々になります。
さらなる利点:
このテクニックは、固形コンソメを常備している家庭にとって非常に便利です。顆粒コンソメを別途用意する必要がなくなるため、スペースの節約にもなります。また、急な料理の際にも、この方法を使えばすぐに必要な量のコンソメを用意することができます。
注意点:
ただし、この方法を使用する際には、加熱しすぎないよう注意が必要です。レンジに長時間かけすぎると煙が出る可能性があるため、30〜40秒を目安にしてください。
コンソメを使ったレシピ例
しげゆき
ここからは、私からの提案です。固形コンソメを使ったレシピの作り方を具体的にご紹介します。ここでは、スープ、副菜、主菜のカテゴリーから各1品ずつ選んで詳しく解説します。
スープ:新玉ねぎのカレースープ
材料:
- 新玉ねぎ: 1個
- ミニトマト: 5個
- 固形コンソメ: 1個
- カレー粉: 小さじ1
- 水: 500ml
- 塩、黒こしょう: 各少々
作り方:
- 新玉ねぎは薄切りに、ミニトマトは半分に切ります。
- 鍋に水を入れ、固形コンソメとカレー粉を加えて中火にかけます。
- コンソメが溶けたら、玉ねぎとトマトを加え、玉ねぎが透明になるまで煮ます。
- 塩と黒こしょうで味を調え、器に盛り付けて完成です。
副菜:じゃがいものコンソメ炒め
材料:
- じゃがいも: 2個
- バター: 10g
- 固形コンソメ: 1/2個
- パセリ(みじん切り): 適量
作り方:
- じゃがいもは一口大に切り、水にさらしてデンプンを落とします。
- フライパンにバターを溶かし、じゃがいもを入れて中火で炒めます。
- じゃがいもに焼き色がついたら、細かく砕いた固形コンソメを加えます。
- コンソメがじゃがいもに絡んだら、火を止めてパセリを散らして完成です。
主菜:巻かないコンソメロールキャベツ
材料:
- キャベツ: 4枚
- 合いびき肉: 200g
- 固形コンソメ: 1個
- トマト缶: 1缶
- 玉ねぎ(みじん切り): 1/2個
- 塩、黒こしょう: 各少々
- オリーブオイル: 大さじ1
作り方:
- キャベツはざく切りにし、沸騰したお湯でさっと茹でておきます。
- 合いびき肉にみじん切りの玉ねぎ、塩、黒こしょうを加えてよく混ぜます。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、2の肉ダネを丸めて入れ、中火で焼きます。
- 肉に火が通ったら、トマト缶と細かく砕いた固形コンソメを加え、弱火で10分ほど煮込みます。
- キャベツを加えてさらに5分煮込んだら、味を見て調整し、器に盛り付けて完成です。
これらのレシピは、固形コンソメを活用して、手軽に美味しい料理を作るためのアイデアです。固形コンソメの旨味が料理を一層引き立ててくれます。ぜひお試しください。
まとめ
料理のプロセスを簡単にし、キッチンでの時間をより楽しくするためのこのような小技は、日々の生活に役立つこと間違いなしです。次回、固形コンソメを使う機会があれば、ぜひこのテクニックを試してみてください。お料理の幅が広がることでしょう。
コメント