ご飯がすすむ!『なすと豚肉のみそ炒め』と『なすの生ハム巻き』
毎日の食卓で「今日は何を作ろう…」と迷うことはありませんか?とくに夕食は、栄養バランスも考えながら短時間で仕上げたいもの。そんなときに役立つのが瀬尾幸子さんのレシピです。2025年9月18日放送のNHKあさイチ「みんな!ゴハンだよ」では、『なすと豚肉のみそ炒め』と『なすの生ハム巻き』が紹介されました。どちらも電子レンジを上手に活用することで調理時間を短縮できるのが特徴。主菜と副菜を組み合わせて、食卓を豊かにしてくれるレシピです。この記事では材料や作り方を詳しく解説しながら、調理のコツやアレンジ方法までご紹介します。
なすと豚肉のみそ炒めのレシピ
こってりとしたみその味わいと豚肉の旨み、そこにトロッとしたなすがからむ、まさにご飯が止まらなくなる一品です。なすをレンジで加熱してから使うことで、時短になるうえに油の吸いすぎも防げます。なすは油をたっぷり吸いやすい野菜ですが、レンジで下処理しておくと、炒め油を少量に抑えられ、カロリーも控えめに仕上がります。
【材料(2人分)】
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なす(ヘタを除き、しまむき) 4コ
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ピーマン(ヘタと種を除き、乱切り) 1コ
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豚バラ肉(薄切り・3cm幅に切る) 100g
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塩 少々
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黒こしょう(粗びき) 少々
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小麦粉 大さじ1/2
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にんにく(みじん切り) 1かけ
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しょうが(みじん切り) 10g
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ごま油 大さじ1+1/2
【A】合わせ調味料
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みそ 大さじ2+1/2
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しょうゆ 小さじ1
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砂糖 大さじ1
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酒(または水) 大さじ2
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ごま油 大さじ1+1/2
【作り方】
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なすを耐熱皿に並べ、ラップをして電子レンジ(600W)で約8分加熱。粗熱を取ってから乱切りにする。
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豚肉に塩・黒こしょうを軽くふり、小麦粉をまぶす。こうすることで、炒めたときに肉の旨みを閉じ込め、ソースがからみやすくなる。
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【A】の調味料をあらかじめ混ぜ合わせておく。
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フライパンにごま油をひき、中火でにんにくとしょうがを炒め、香りを立たせる。
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ピーマンと豚肉を加え、肉の色が変わるまで炒める。
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強めの中火にして、下処理したなすを加え、全体をさっと炒め合わせる。
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【A】の合わせ調味料を加え、全体にからめながら炒める。汁けがなくなり、とろりとしたら完成。
【ポイント】
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なすはレンジで加熱後、粗熱を取ると水分が落ち着き、炒めたときにべちゃっとしにくい。
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みそは甘口・辛口どちらでもよいが、好みで合わせみそを使うと味わい深くなる。
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仕上げに白ごまをふると香ばしさがアップ。
なすの生ハム巻きのレシピ
メインのこってりした料理に合わせたいのが、さっぱりとした副菜『なすの生ハム巻き』。火を使わず、レンジだけで仕上げられるので、もう一品欲しいときに便利です。生ハムの塩気とレモンの酸味が、なすの優しい甘みを引き立てます。
【材料(2人分)】
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なす(ヘタを除き、しまむき) 1コ
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生ハム 8枚
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ルッコラ(ザク切り/好みの葉野菜でも可) 適量
【A】ドレッシング
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レモン汁 小さじ2
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オリーブ油 大さじ1+1/2
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黒こしょう(粗びき) 適量
【作り方】
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なすを耐熱皿に置き、ラップをして電子レンジ(600W)で約2分加熱。粗熱が取れるまで待つ。
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縦に四つ割りし、さらに長さを半分に切る。
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一切れずつ生ハムで巻く。
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器にルッコラを敷き、その上に並べる。仕上げに【A】のドレッシングを回しかける。
【ポイント】
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なすは加熱しすぎると崩れるため、2分程度で様子を見るのがおすすめ。
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生ハムの塩気が強い場合は、オリーブ油とレモン汁だけでも十分。
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ルッコラの代わりにベビーリーフや水菜でも相性抜群。
まとめ
今回紹介した2つの料理は、どちらもレンジを使った時短レシピ。
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『なすと豚肉のみそ炒め』はボリュームのある主菜。ご飯が進むこってり味で、家族みんなが満足。
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『なすの生ハム巻き』は爽やかで彩りもよく、副菜やおつまみに最適。
どちらもなすをレンジで下ごしらえするという共通点があり、油の使いすぎを防いでヘルシーに仕上がります。旬のなすをたっぷり楽しめるレシピなので、ぜひ家庭の定番に加えてみてください。


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