アジは青魚の中でも脂肪が比較的少ないのですが、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は豊富に含まれています。
EPAは血栓を溶かして血液をサラサラにし、血中コレステロールや中性脂肪を抑えるので高血圧の予防・改善に有用です。
また、血圧調節に有効なタウリンなどのアミノ酸やナトリウムの排泄を促すカリウムも豊富です。
≪アジフライ≫
材料/4人分
アジ 2尾
酒 50ml
ショウガ 5g
塩 1g
小麦粉 適量
コショウ 適量
卵 1個
牛乳 大さじ1
生パン粉 適量
■ 作り方
1.アジを3枚におろし、腹骨の下の部分を切り取る。
2.皮と身の間に指を入れ、一気に皮をはがす。
※皮をはぐことで、皮と身の間に空気が入って膨らむのを防ぐ
3.血合い骨をぬき、腹骨をすき取る。
4.酒、おろしたショウガ、塩を合わせ、3)を10分ほど漬け込む。
※身がやわらかくなり、臭みが消えて、うまみも出る
5.4)の水分をしっかりふき取り、全体にコショウをふる。
6.溶き卵に牛乳を加え、混ぜ合わせる。
※牛乳を加えることで、アジの臭みが消え、衣がふわっと揚がる
7.5)に小麦粉をまぶしたら6)に入れ、生パン粉をつける。
8.180度の油で7)を約1分揚げ、裏返して30秒揚げれば出来上がり。
※衣がはがれるので、油に入れたら触らない
※裏返して30秒揚げたら余熱で仕上げる
≪焼きアジの冷や汁≫
■ 材料/4人分
アジ 2尾
塩 適量
水 800ml
赤みそ 140g
キュウリ 1/2本
みょうが 1個
大葉 5枚
絹ごし豆腐 160g
いりごま 適量
■ 作り方
1.アジを3枚におろし、身は皮をはいで骨を取り、塩焼きにする。
2.骨や頭は香ばしく焼いておく。
3.鍋に水、2)を入れ、10分ほど弱火で煮出し、ダシをとる。
4.3)をザルでこしたら、赤みそを入れて濃いめの味噌汁をつくり、
火を止める。
※水分の多い具材を入れるので、ちょっと濃いめにするのがポイント
5.キュウリは厚さ1ミリの小口切り、みょうが、大葉は粗みじん切りにする。
6.4)に5)を入れ、豆腐を手でつぶし入れる。
1)の身も大きめにほぐし入れる。
7.6)をよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
8.いりごまをたっぷりかけ、ご飯にかけていただく。
中京テレビ「キャッチ!」で毎週金曜日に放送している「食卓の秘密」。
今回は、これから夏にかけてが旬の「アジ」。アジといえば「アジフライ」が人気ですが、そこで今回は、ふっくらジューシーでおいしいアジフライの作り方と、アジを使った絶品まかない料理をご紹介します。
・アジフライ
・焼きアジの冷や汁
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