カレーは日本人にとって大好きな国民食のひとつですが、皆さんはどんなカレーを作っていますか?市販のルーを使って簡単に作る方が多いと思いますが、実はルーを使わないで作るカレーもとてもおいしいんですよ。
今回は、ルーを使わないで作る【学校給食カレー】のレシピをご紹介します。このカレーは、子どもの頃に食べた学校給食のカレーの味を再現したもので、素材の旨みとスパイスの香りがたまらない一品です。しかも、ルーを使わないので、添加物や油分が少なく、栄養バランスも良いのです。
ルーなしで作る【学校給食カレー】の秘密とは何でしょうか?驚きの味と栄養バランスをご紹介します。
学校給食カレー
材料と作り方
材料
食材 | 分量 |
---|---|
油 | 大さじ1 |
にんにく | 15g |
生姜 | 15g |
塩 | 1つまみ |
玉ねぎ | 250g |
じゃがいも | 180g |
豚バラ肉 | 250g |
にんじん | 150g |
ケチャップ | 大さじ3 |
ウスターソース | 大さじ2 |
オイスターソース | 大さじ1半 |
水 | 500cc |
鶏ガラスープ | 小さじ2 |
コンソメ | 小さじ1半 |
バター | 20g |
薄力粉 | 大さじ3 |
カレー粉 | 大さじ2 |
牛乳 | 100g |
作り方
- 油を熱した鍋ににんにくと生姜を入れて香りが出るまで炒めます。これでカレーのベースの風味が決まります。
- 塩をふって玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。玉ねぎは甘みが出るようにじっくり炒めましょう。
- じゃがいも、豚肉、にんじんを加えて全体に油が回るように炒めます。野菜は一口大に切っておきます。豚肉は脂身が多いので、カレーにコクが出ます。
- ケチャップ、ウスターソース、オイスターソースを加えてよく混ぜます。これらの調味料でカレーに旨みと色味がつきます。
- 水、鶏ガラスープ、コンソメを加えて沸騰させます。野菜と肉に火が通るまで中火で煮ます。
- 別の鍋にバターを溶かして薄力粉を加えて炒めます。ここでルーの代わりになるルウを作ります。薄力粉は火にかけすぎないように注意してください。
- カレー粉を加えて香ばしく炒めます。カレー粉の量はお好みで調整してください。辛さや香りが変わります。
- カレーのスープを少しずつ加えてルウを伸ばします。ダマにならないように泡立て器でよく混ぜます。
- ルウをカレーの鍋に戻して混ぜます。10分ほど煮込んで味をなじませます。
- 牛乳を加えてさらに煮込みます。牛乳でカレーにまろやかさとコクが出ます。
注意ポイント
ルーを使わない理由
ルーを使わないでカレーを作ると、どんなメリットがあるのでしょうか。ルーは、小麦粉と油で作られた固形のもので、カレーにとろみや味をつけるのに便利です。しかし、ルーには添加物や保存料が含まれていることが多く、健康に良くないというデメリットもあります。また、ルーは決まった味になってしまうので、自分の好みに合わせにくいという欠点もあります。ルーを使わないでカレーを作ると、添加物や保存料を気にせずに食べられるだけでなく、調味料やカレー粉の量を自由に変えられるので、オリジナルの味に仕上げられます。
味変の方法
このカレーは、そのままでも十分に美味しいですが、味変をするとさらに楽しめます。味変の方法はいろいろありますが、ここでは代表的なものを紹介します。
- チーズをのせる。チーズはカレーによく合う食材で、とろけてコクと濃厚さをプラスします。チェダーチーズやピザ用チーズなどがおすすめです。
- 卵をのせる。卵はカレーにまろやかさとふわふわ感を加えます。目玉焼きや温泉卵、半熟卵などがおすすめです。
- バターをのせる。バターはカレーに香りとコクを加えます。無塩バターを小さく切ってカレーの上にのせて溶かします。
- ヨーグルトを添える。ヨーグルトはカレーにさっぱりとした酸味と爽やかさを加えます。プレーンヨーグルトをカレーの横に添えて食べます。
メリット
子供にも喜ばれる
このカレーは、子供にも喜ばれる味です。ルーを使わないので、辛さや香りが強すぎないので、子供でも食べやすいです。また、野菜や肉がたっぷり入っているので、栄養バランスも良いです。子供が好きなチーズや卵をのせると、さらに食欲が増します。子供と一緒にカレーを作って、楽しい時間を過ごしましょう。
保存ができる
このカレーは、保存ができるので、作り置きや冷凍にも便利です。カレーは、冷めたら冷蔵庫に入れておきます。冷蔵庫であれば、3日ほど保存できます。冷凍する場合は、小分けにしてラップやジップロックに入れておきます。冷凍庫であれば、1ヶ月ほど保存できます。食べるときは、レンジや鍋で温めてください。保存すると、味がなじんでより美味しくなります。
カレーの残りの活用法:新しいレシピの提案
ここからは、私からの提案です。残ったカレーを活用して、新たな美味しい料理を作ることで、食材の無駄を減らし、食事のバリエーションを豊かにすることができます。ここでは、カレーパスタ、カレードリア、カレーパンの作り方を紹介します。
これらのレシピは、手軽に作れて、家族も喜ぶこと間違いなしです。
カレーパスタ
材料
- 残ったカレー:200g
- パスタ:200g(2人分)
- オリーブオイル:大さじ1
- にんにく:1片(みじん切り)
- 生クリーム:100ml
- パルメザンチーズ:適量
- 塩、こしょう:各少々
- バジルの葉:適量(飾り用)
作り方
- パスタをパッケージの指示通りに茹でる。
- フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、香りが出るまで中火で炒める。
- 残ったカレーをフライパンに加え、温まったら生クリームを加えてよく混ぜ合わせる。
- 茹で上がったパスタをフライパンに加え、全体にカレーソースが絡むように炒め合わせる。塩、こしょうで味を調える。
- 皿に盛り付け、パルメザンチーズをふりかけ、バジルの葉を飾る。
カレードリア
材料
- 残ったカレー:200g
- ごはん:茶碗2杯分
- ピザ用チーズ:適量
- バター:10g
- パセリ:少々(飾り用)
作り方
- オーブンを200度に予熱する。
- 耐熱皿にバターを塗り、ごはんを平らに敷き詰める。
- ごはんの上に残ったカレーを均等に広げる。
- カレーの上にピザ用チーズをたっぷりと敷き詰める。
- 予熱したオーブンで、チーズが溶けてきつね色になるまで焼く(約10分~15分)。
- 焼き上がったら、パセリを散らして完成。
カレーパン
材料
- 残ったカレー:200g
- パン生地:市販のものや手作りのもの
- パン粉:適量
- 揚げ油:適量
作り方
- カレーは水分が少ない方がパンに詰めやすいので、必要であれば少し煮詰めて水分を飛ばす。
- パン生地を小さな円形に伸ばし、中央にカレーを適量乗せる。
- パン生地の端を中央に寄せてしっかりと閉じ、丸める。
- 丸めたパン生地を水にくぐらせ、パン粉を全体にまぶす。
- 170度に熱した油で、パンがきつね色になるまで揚げる。
- 揚げ油をきったら完成。
これらのレシピは、カレーの残りを活用して、まったく新しい料理を楽しむことができます。簡単に作れて、日々の食事のバリエーションを増やすことができるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか。ルーを使わないで作る本格的な【学校給食カレー】のレシピを紹介しました。このカレーは、ルーを使わないので、添加物や保存料を気にせずに食べられます。また、調味料やカレー粉の量を自由に変えられるので、自分の好みに合わせられます。さらに、味変も楽しめるので、飽きることがありません。このカレーを作って、家族や友人と楽しい食卓を囲みましょう。
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