(出典https://onnela.asahi.co.jp/daidokoro)
今日は、DAIGOも台所で紹介された、クラムチャウダーのレシピをご紹介します。クラムチャウダーとは、貝と野菜をミルクベースのスープで煮込んだ洋食の一品です。あさりの旨味とベーコンの香ばしさが絶妙にマッチして、とても美味しいですよ。
しかも、材料はシンプルで、作り方も簡単です。5才の息子さんが貝が大好きというお悩みにもぴったりです。ぜひ、家族で楽しんでみてくださいね。
材料と作り方
材料(2人分)
材料 | 分量 |
---|---|
あさり | 400g |
ベーコン | 30g |
玉ねぎ | 1/2個 |
じゃがいも | 150g |
タイム | 2枝 |
小麦粉 | 大さじ2 |
チキンブイヨンの素 | 小さじ1 |
牛乳 | 150ml |
バター | 30g |
クラッカー | 適量 |
塩 | 適量 |
黒こしょう | 適量 |
作り方
- あさりは3%の塩水に浸けて暗くて涼しい所に1時間置いて砂出しをし、たっぷりの塩をまぶしてこすり合わせ、水洗いする。この工程であさりの砂や泥をしっかり落とすことがポイントです。
- ベーコン、玉ねぎはみじん切りにし、じゃがいもは1cm角に切る。じゃがいもは小さめに切ると、煮込む時間が短くなります。
- 鍋にバター、ベーコンを入れて中火にかけ、薄く色づくまで炒め、玉ねぎとタイムを加えてしんなりするまで炒める。バターとベーコンの油で玉ねぎを炒めると、甘みと香りが引き出されます。タイムは、クラムチャウダーの定番のハーブですが、お好みでローズマリーやセージなどを使ってもOKです。
- フライパンにあさりを加えて半分くらい浸かる程度の水を注ぎ、蓋をして強火にかけ、あさりの口が開いたらザルを置いたボウルに煮汁ごと取り出す。あさりの煮汁は、クラムチャウダーの味の決め手になりますので、捨てずに取っておきます。
- あさりの身をはずして粗く刻み、煮汁はペーパータオルで漉す。あさりの身は、食べやすい大きさに刻んでおきます。煮汁は、ペーパータオルで漉すと、砂や泥が残っていても除去できます。
- 3に小麦粉を加えて軽く炒め、5のあさりの煮汁、じゃがいも、チキンブイヨンの素、牛乳を加え、弱火で20分煮込む。小麦粉を炒めると、クラムチャウダーのとろみが出ます。じゃがいもは、煮込むとほくほくになります。チキンブイヨンの素は、味の深みを出すために加えます。牛乳は、コクとまろやかさを与えます。
- 6にあさりの身を加えて塩、黒こしょうで味を調え、器に盛り、クラッカーを添える。あさりの身は、最後に加えると、ぷりぷりの食感が楽しめます。塩、黒こしょうは、お好みで調整してください。クラッカーは、クラムチャウダーによく合うパンの代わりになります。
注意ポイント
あさりの選び方と下処理
- あさりは、新鮮なものを選びましょう。殻が開いているものや、叩いても閉じないものは、死んでいる可能性が高いので避けましょう。
- あさりは、砂や泥が多く含まれているので、下処理をしっかり行いましょう。3%の塩水に浸けて砂出しをするのが一般的ですが、水に重曹を加えると、あさりが口を開いて砂を吐き出しやすくなります。重曹は、水1リットルに対して小さじ1程度加えます。
- あさりの殻に付いた汚れは、ブラシやキッチンペーパーでこすり落としましょう。また、殻の隙間に入り込んだ砂を取り除くために、塩をまぶしてこすり合わせると効果的です。
クラムチャウダーのとろみの調整
- クラムチャウダーのとろみは、小麦粉の量や煮込む時間で調整できます。小麦粉を多く入れると、とろみが強くなりますが、炒めすぎると生焼けの味が残るので注意しましょう。煮込む時間が長いと、じゃがいもが崩れてとろみになりますが、水分が減るので、必要に応じて牛乳や水を足しましょう。
- クラムチャウダーのとろみは、お好みで変えても構いませんが、あまりにも水っぽいと、味が薄くなってしまいます。逆に、あまりにもとろみが強いと、重くなってしまいます。適度なとろみを目指しましょう。
メリット
栄養バランスの良さ
クラムチャウダーは、貝や野菜、乳製品など、さまざまな食材を使っています。貝は、タンパク質やミネラル、ビタミンB12などが豊富に含まれており、貧血や疲労回復に効果的です。野菜は、食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、便秘や免疫力の向上に効果的です。乳製品は、カルシウムやタンパク質、ビタミンDなどが豊富に含まれており、骨や歯、筋肉の健康に効果的です。
体を温める効果
クラムチャウダーは、ホットでクリーミーなスープです。冬に食べると、体がポカポカと温まります。また、貝には亜鉛や鉄などのミネラルが多く含まれており、血行を良くして体を温める効果があります。野菜にはビタミンCやカリウムなどが多く含まれており、風邪やインフルエンザの予防にも役立ちます。体を温めると、免疫力も高まりますので、寒い季節にはぜひ食べてみてくださいね。
クラムチャウダーを使った次の日のアレンジレシピ
ここからは、私からの提案です。残ったクラムチャウダーは、そのまま温め直しても美味しいですが、少しアレンジを加えることで、まったく新しい料理を楽しむことができます。ここでは、クラムチャウダーを使ったリゾットとパスタのレシピをご紹介します。
どちらもシンプルで簡単に作れるため、忙しい日の夕食やランチに最適です。
クラムチャウダーリゾット
材料(2人分)
- 残ったクラムチャウダー:300ml
- 白米(炊いたもの):2合分
- 白ワイン:大さじ2
- パルメザンチーズ(粉末):大さじ2
- バター:10g
- 塩、黒こしょう:各少々
- パセリ(みじん切り):適量(飾り用)
作り方
- 中火にかけた鍋に残ったクラムチャウダーを入れ、温めます。
- クラムチャウダーが温まったら、白ワインを加えてアルコールを飛ばします。
- 炊いた白米を加え、よく混ぜながら温めます。リゾットのようなとろみが出るまで中火で煮込みます。
- パルメザンチーズとバターを加え、塩と黒こしょうで味を調えます。
- 皿に盛り付け、パセリを散らして完成です。
クラムチャウダーパスタ
材料(2人分)
- 残ったクラムチャウダー:300ml
- パスタ(好みの種類):200g
- オリーブオイル:大さじ1
- にんにく(みじん切り):1片
- 赤唐辛子(輪切り):1本(お好みで)
- 塩、黒こしょう:各少々
- パセリ(みじん切り):適量(飾り用)
作り方
- パスタをパッケージの指示に従って茹で、水気を切ります。
- フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにく、赤唐辛子を入れ、中火で香りが出るまで炒めます。
- 香りが出たら、残ったクラムチャウダーを加え、温めます。
- 茹で上がったパスタをフライパンに加え、よく絡めます。塩と黒こしょうで味を調えます。
- 皿に盛り付け、パセリを散らして完成です。
これらのアレンジレシピは、残ったクラムチャウダーを活用して、手軽に美味しい料理を作ることができます。特に、忙しい日の夕食やランチにぴったりで、家族も喜ぶこと間違いなしです。残ったクラムチャウダーを使ったアレンジ料理で、食卓に新しい風を吹き込んでみてください。
まとめ
今回は、DAIGOも台所で紹介された、クラムチャウダーのレシピをご紹介しました。クラムチャウダーは、貝と野菜をミルクベースのスープで煮込んだ洋食の一品です。あさりの旨味とベーコンの香ばしさが絶妙にマッチして、とても美味しいですよ。
しかも、材料はシンプルで、作り方も簡単です。5才の息子さんが貝が大好きというお悩みにもぴったりです。ぜひ、家族で楽しんでみてくださいね。クラムチャウダーは、栄養バランスの良さや体を温める効果、気分を明るくする効果など、さまざまなメリットがあります。冬に食べると、心も体もぽかぽかになりますよ。
このレシピを参考に、自分流にアレンジしてみてくださいね。
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