今回は、2024年2月20日にテレビ番組『ラヴィット!』で話題になった、パン粉で作る時短フレンチトーストのレシピをご紹介します。
このフレンチトーストは、パン粉を使うことで、パンを漬け込む手間が省け、たった10分で作れるという画期的なレシピです。しかも、冷凍ミックスベリーを加えることで、酸味と甘みのバランスが絶妙になります。外はカリッと、中はふわっとした食感も楽しめます。
レシピを教えてくれたのは、スイーツやチョコレートの書籍を60冊以上執筆し、NHK「きょうの料理」にも出演する料理研究家・柳瀬久美子さんです。彼女のレシピは、簡単で美味しいだけでなく、栄養や見た目にもこだわっています。
では、早速作り方を見ていきましょう。
材料と作り方
材料
食材 | 分量 |
---|---|
パン粉 | 35g |
牛乳 | 50ml |
卵 | 1個 |
グラニュー糖 | 小さじ1 |
ミックスベリー(冷凍) | 50g |
サラダ油 | 小さじ1 |
バター | 10g |
コンデンスミルク | 適量 |
作り方
- ボウルに卵、グラニュー糖、牛乳を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- パン粉を加え、ゴムベラで全体になじませる。パン粉は、パンよりも水分を吸収しやすいので、すぐに生地ができます。
- 冷凍ミックスベリーを加えてざっくりと混ぜる。ミックスベリーは、解凍する必要はありません。冷たいまま加えることで、フレンチトーストに爽やかな風味を与えます。
- フライパンにバターとサラダ油を入れ、中火で熱する。バターとサラダ油を混ぜることで、バターが焦げにくくなります。
- 生地を流し入れ、弱火で両面を焼く。生地は厚めに流し入れると、ふっくらと仕上がります。両面に焼き色がついたら、取り出してお皿に盛り付けます。
- お好みでコンデンスミルクをかけて完成です。コンデンスミルクは、ミルクの甘さとコクがフレンチトーストによく合います。他にも、メープルシロップやホイップクリーム、ナッツなどをトッピングしても美味しいです。
注意ポイント
パン粉の量を調整する
パン粉の量は、卵や牛乳の大きさや水分量によって変わります。生地が固すぎると、フレンチトーストが硬くなります。生地が柔らかすぎると、フレンチトーストが崩れやすくなります。生地の状態は、ボウルから垂らしてみて、リボン状になるくらいが目安です。パン粉の量を少しずつ調整してください。
フライパンの温度を見極める
フライパンの温度は、中火から弱火に調整してください。強火で焼くと、外側は焦げてしまい、中は生のままになります。フライパンの温度は、バターとサラダ油がシュワシュワと泡立つくらいが目安です。焼き時間は、片面に3分から5分くらいです。焼き色がついたら、ひっくり返してください。
メリット
時短で作れる
このフレンチトーストは、パン粉を使うことで、パンを漬け込む手間が省けます。パンを漬け込むと、パンがふやけてしまったり、水分が多すぎて焼きにくくなったりすることがあります。パン粉なら、すぐに生地ができるので、時短で作れます。また、冷凍ミックスベリーも、解凍する必要がないので、時短になります。
栄養バランスが良い
このフレンチトーストは、卵や牛乳、ミックスベリーなど、栄養価の高い食材を使っています。卵は、たんぱく質やビタミンB群などの栄養素が豊富です。牛乳は、カルシウムやビタミンDなどの栄養素が豊富です。ミックスベリーは、ビタミンCやポリフェノールなどの栄養素が豊富です。これらの食材は、免疫力や骨や歯の健康にも良いです。また、コンデンスミルクは、砂糖の量を調節できるので、甘さ控えめにしたい方にもおすすめです。
パン粉で作るフレンチトーストのフレーバーバリエーション提案
ここからは、私からの提案です。基本の時短フレンチトーストに加えて、さまざまなフレーバーを楽しむためのバリエーションをご紹介します。
シンプルな材料で作る基本レシピをベースに、少しのアレンジで全く新しい味わいを楽しめます。
シナモン&バニラフレーバーフレンチトースト
材料
- パン粉:35g
- 牛乳:50ml
- 卵:1個
- グラニュー糖:小さじ1
- シナモンパウダー:小さじ1/2
- バニラエッセンス:数滴
- ミックスベリー(冷凍):50g
- サラダ油:小さじ1
- バター:10g
- メープルシロップ:適量
作り方
- 卵、グラニュー糖、牛乳をボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- パン粉、シナモンパウダーを加え、ゴムベラで全体になじませる。
- バニラエッセンスと冷凍ミックスベリーを加えてざっくりと混ぜる。
- フライパンにバターとサラダ油を入れ、中火で熱する。生地を流し入れ、弱火で両面を焼く。
- お皿に盛り付け、メープルシロップをかけて完成。
抹茶&白玉団子フレンチトースト
材料
- パン粉:35g
- 牛乳:50ml
- 卵:1個
- グラニュー糖:小さじ1
- 抹茶パウダー:大さじ1
- 白玉団子:適量(市販のものを使用)
- サラダ油:小さじ1
- バター:10g
- あんこやきな粉:適量(トッピング用)
作り方
- 卵、グラニュー糖、牛乳をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
- パン粉と抹茶パウダーを加え、全体が均一になるまで混ぜる。
- 白玉団子を加え、軽く混ぜ合わせる。
- フライパンにバターとサラダ油を加え、中火で熱する後、生地を流し入れて弱火で両面を焼く。
- お皿に盛り付け、あんこやきな粉をトッピングして完成。
これらのフレーバーバリエーションは、パン粉を使ったフレンチトーストの楽しみ方を広げ、朝食やブランチ、おやつ時間を特別なものに変えてくれます。シナモンとバニラの香り高いバージョンは、洋風の味わいを楽しみたい時に。抹茶と白玉団子を加えた和風バージョンは、日本の伝統的な味わいをフレンチトーストで味わいたい時にぴったりです。それぞれのフレーバーが、新しいフレンチトースト体験を提供してくれるでしょう。
まとめ
パン粉で作る時短フレンチトーストのレシピをご紹介しました。このレシピは、パン粉と冷凍ミックスベリーを使うことで、10分で作れるという画期的なレシピです。外はカリッと、中はふわっとした食感と、酸味と甘みのバランスが絶妙な味わいが楽しめます。レシピを教えてくれたのは、料理研究家・柳瀬久美子さんです。彼女のレシピは、簡単で美味しいだけでなく、栄養や見た目にもこだわっています。ぜひ、朝食やブランチ、おやつなどに作ってみてください。きっと、家族や友人にも喜ばれるはずです。
コメント