今日は、災害時にも役立つ高密度ポリエチレン袋を使って、簡単に美味しい蒸しパンを作る方法をご紹介します。このレシピは、警視庁の警備部災害対策課が防災術として発信しているもので、鍋を汚さずに調理できて、洗い物も不要です。しかも、ホットケーキミックスと野菜ジュース、コーンなどの身近な材料でできるので、手軽に作れます。災害時にも、栄養とエネルギーを補給できる一品です。ぜひ、試してみてくださいね。
材料と作り方
材料
| 食材 | 分量 |
|---|---|
| ホットケーキミックス | 200g |
| 野菜ジュース | 200cc |
| コーン | 100g |
作り方
- 高密度ポリエチレン袋にホットケーキミックスと野菜ジュースを入れます。袋の口を閉じて、ダマがなくなるまでよくもみます。お好みでコーンや他の具材を加えてもOKです。
- 袋の空気をできるだけ抜いて、輪ゴムでしっかりと縛ります。袋の形を整えて、厚さが均一になるようにします。
- 鍋に水を入れて沸騰させます。ザルを鍋にセットして、袋をザルの上に置きます。袋が水に浸からないように注意してください。ふたをして、弱火で10分間煮ます。
- 火を止めて、ふたをしたまま10分間蒸らします。袋を鍋から取り出して、輪ゴムを外して開きます。ナイフで切って、お皿に盛り付けて完成です。
注意ポイント
- 高密度ポリエチレン袋は、耐熱性が高く、食品に安全なものを選んでください。一般的なビニール袋やジップロックなどは、熱に弱く、有害物質が溶け出す可能性があります。
- 袋の空気を抜くことで、蒸しパンがふわふわに仕上がります。空気が入っていると、蒸しパンが膨らみすぎて、袋が破れる恐れがあります。
- 袋の厚さが均一になるようにすることで、蒸しパンが均等に火が通ります。厚さが不揃いだと、中が生焼けになったり、外が焦げたりする可能性があります。
メリット
- 高密度ポリエチレン袋を使うことで、鍋を汚さずに調理できます。洗い物も不要なので、水や洗剤の節約にもなります。災害時には、水やガスが不足することがありますので、この方法は非常に便利です。
- ホットケーキミックスと野菜ジュースは、長期保存が可能な食材です。常温で保存できるので、冷蔵庫や冷凍庫のスペースを取りません。災害時には、電気が止まっても食べられる食材が重要です。
- 蒸しパンは、炭水化物とビタミン、ミネラルが豊富な食べ物です。災害時には、体力や免疫力を維持するために、栄養バランスの良い食事が必要です。コーンや他の具材を加えることで、食感や味の変化も楽しめます。
多様なフレーバーバリエーションの蒸しパンレシピ
しげゆき
ここからは、私からの提案です。基本の蒸しパンレシピに加えて、さまざまなフレーバーを楽しめるバリエーションをご紹介します。
季節や好みに合わせて、チョコチップ、バナナ、かぼちゃ、抹茶、りんごとシナモンなどの材料を加えることで、色とりどりの蒸しパンをお楽しみいただけます。
1. チョコチップ蒸しパン
- 材料: ホットケーキミックス 200g、牛乳 200cc、チョコチップ 50g
- 作り方: ホットケーキミックスと牛乳を高密度ポリエチレン袋に入れ、ダマがなくなるまでよくもみます。チョコチップを加え、袋の空気を抜いてから縛り、水を沸騰させた鍋で10分蒸します。
2. バナナ蒸しパン
- 材料: ホットケーキミックス 200g、牛乳 150cc、熟したバナナ 1本（つぶしておく）
- 作り方: ホットケーキミックス、牛乳、つぶしたバナナを袋に入れて混ぜ合わせます。残りの手順は基本の蒸しパンと同じです。
3. かぼちゃ蒸しパン
- 材料: ホットケーキミックス 200g、牛乳 100cc、かぼちゃペースト 100g（かぼちゃを蒸してつぶしておく）
- 作り方: かぼちゃペーストを牛乳で滑らかになるまで混ぜ、ホットケーキミックスを加えて混ぜます。その後、蒸しパンとして蒸します。
4. 抹茶蒸しパン
- 材料: ホットケーキミックス 200g、牛乳 200cc、抹茶パウダー 2大さじ
- 作り方: ホットケーキミックス、牛乳、抹茶パウダーを袋に入れ、均一になるまでよく混ぜます。その後、蒸しパンとして蒸します。
5. りんごとシナモン蒸しパン
- 材料: ホットケーキミックス 200g、牛乳 200cc、りんご 1個（小さく切る）、シナモンパウダー 1小さじ
- 作り方: ホットケーキミックス、牛乳、シナモンパウダーを袋に入れて混ぜ、最後にりんごの切り身を加えてさらに混ぜます。その後、蒸しパンとして蒸します。
注意点:
- 各レシピで加える具材の量は、お好みで調整してください。
- 蒸し時間は、加える具材によって若干前後する場合があります。特に水分量が多い材料を加える場合は、蒸し時間を少し長めに取るか、ホットケーキミックスの量を増やして調整してください。
これらのバリエーションを加えることで、基本の蒸しパンレシピがさらに楽しく、多彩な味わいを楽しむことができます。季節の変わり目や特別な日など、様々なシーンでこれらのレシピを試してみてください。
まとめ
今回は、高密度ポリエチレン袋を使って、簡単に美味しい蒸しパンを作る方法をご紹介しました。このレシピは、災害時にも役立つ防災術の一つです。鍋を汚さずに調理できて、洗い物も不要です。ホットケーキミックスと野菜ジュース、コーンなどの身近な材料でできるので、手軽に作れます。災害時にも、栄養とエネルギーを補給できる一品です。ぜひ、試してみてくださいね。
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