【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道『お味噌汁とおむすび』の作り方 プロが本気で作るだしの取り方も丁寧に解説!

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今回は、日本の伝統的な家庭料理「お味噌汁とおむすび」に焦点を当て、プロが教える究極のレシピをご紹介します。シンプルな具材を使い、だしの取り方から丁寧に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。基本に立ち返り、一つ一つの工程を大切にすることで、驚くほど美味しい一品が仕上がります。お子様から大人まで、家族みんなが喜ぶこと間違いなしです!

お味噌汁とおむすび

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材料と作り方

材料

1.5番だし

  • 水: 1L
  • だし昆布: 10g
  • かつお節: 20g

昆布とカツオの梅ふりかけ

  • だしを取り終わった昆布とかつお節
  • 梅干し: 2個
  • 白ごま: 適量
  • 調味料A: 酒 大さじ2、醤油 大さじ2、砂糖 大さじ1

わかめと豆腐のお味噌汁(3〜4人前)

  • わかめ: 30g
  • 長ねぎ: 1/2本
  • 木綿豆腐: 1/3丁
  • だし: 600cc
  • 味噌: 大さじ3
  • 粉山椒: 少々
  • 調味料B: みりん 小さじ1、醤油 小さじ1

おむすび(3〜4人前)

  • ご飯: 600g
  • 海苔: 適量
  • 塩: 少々

作り方

1.5番だし

  1. 鍋に水とだし昆布を入れ、できれば2時間ほど置いておく。これにより昆布の旨味がしっかりと水に移ります。
  2. かつお節を加えて中火にかけ、ゆっくりと沸かします。急に沸騰させると風味が損なわれるため注意しましょう。
  3. 沸騰したら弱火にし、コトコト5分ほど煮ます。その後、ザルにペーパータオルなどを敷いてこし、しっかりと絞ります。これで、風味豊かなだしが完成です。

昆布とカツオの梅ふりかけ

  1. だしを取った後の昆布を細切りにし、かつお節は細かく刻みます。
  2. フライパンで空炒りし、調味料Aとたたいた梅干しを加えます。弱火で調味料がなくなるまで炒りつけることがポイントです。
  3. 火を止めて、白ごまを混ぜ合わせたら完成です。風味豊かなふりかけが、ご飯にぴったりです。

わかめと豆腐のお味噌汁

  1. わかめは水で戻し、3cm幅に切ります。長ねぎは小口切りにします。
  2. 鍋にだしを入れて火にかけ、沸いたら弱火にして味噌を溶き入れます。ここで、調味料Bを加え、手の上で豆腐を1cm角に切って入れます。
  3. 豆腐が温まる程度に火を入れ、お椀にわかめ、ねぎ、粉山椒(1つまみ)を入れて食べる直前で味噌汁を注ぎます。これにより、わかめのシャキシャキ感が保たれます。

おむすび

  1. 手に塩分濃度1%ぐらいの塩水をつけ、指先に少し塩をつけて手のひらに馴染ませます。
  2. ご飯にお好みの具材を入れ、優しく転がしながら包み込みます。お好みで海苔を巻いて完成です。適度な塩味がご飯の甘さを引き立てます。

笠原将弘  プロフィール

笠原 将弘(かさはら まさひろ)

生年月日: 1972年9月3日(46歳)
出身地: 東京都品川区

経歴

笠原将弘さんは、東京都品川区武蔵小山にある実家の焼鳥店「とり将」を継ぐ前に、「正月屋吉兆」で9年間修業を積みました。店の30周年を機に一旦店を閉め、2004年に恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。独創的な感性で作り上げる料理が評判を呼び、たちまち予約の取れない人気店となりました。

店舗展開

  • 2013年: 名古屋市に「賛否両論名古屋」を開店
  • 2014年: 東京都渋谷区東に「賛否両論メンズ館」(現「賛否両論 はなれ」)を開店

活動

笠原さんは、和食給食応援団東日本代表として食育や和食推進活動にも力を注いでいます。家庭料理から専門料理まで、和食の魅力を伝える著書も多数執筆されています。現在、フジテレビ「ノンストップ!」の「笠原将弘のおかず道場」に毎週火曜日レギュラー出演中。また、東海ラジオ「笠原将弘の賛否両論!」ではラジオパーソナリティとしての顔も持っています。

私生活

笠原将弘さんはビールをこよなく愛する3児の父親でもあります。

メディア出演

  • テレビ: フジテレビ「ノンストップ!」の「笠原将弘のおかず道場」に毎週火曜日レギュラー出演
  • ラジオ: 東海ラジオ「笠原将弘の賛否両論!」のラジオパーソナリティ

笠原将弘さんの経歴は、料理の世界での確固たる地位とその多彩な活動からも伺えます。和食の伝統と革新を追求する彼の料理は、多くの人々に愛され続けています。

調理のポイントやコツ:プロの技術を家庭でも

だしの取り方やおむすびの握り方は、料理の基本であり、ちょっとしたコツを知るだけで味が格段にアップします。ここでは、昆布やかつお節の選び方や保存方法、そしてだしの取り方やおむすびの握り方の細かいポイントについて詳しく説明します。プロのテクニックを取り入れて、家庭でも本格的な味を楽しんでください。

昆布の選び方と保存方法

昆布の選び方

  • 種類: だし用の昆布には、利尻昆布、真昆布、羅臼昆布などがあります。それぞれ風味が異なるので、用途に応じて選びましょう。利尻昆布は澄んだ味、真昆布は濃厚な味、羅臼昆布は甘みが強いのが特徴です。
  • 品質: 良質な昆布は、表面に白い粉(マンニット)が付いているものを選びます。これは旨味成分です。

昆布の保存方法

  • 乾燥状態で保存: 昆布は湿気を避け、密閉容器に入れて冷暗所で保存します。長期間保存する場合は、冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
  • 使いやすいサイズに切る: 昆布を適当な大きさに切ってから保存すると、使う時に便利です。

かつお節の選び方と保存方法

かつお節の選び方

  • 種類: 本枯節(ほんがれぶし)と呼ばれるかつお節は、カビ付けを行い、さらに乾燥させたものです。風味が強く、だしとして非常に優れています。
  • 形状: かつお節には削り節、厚削り、糸削りなどがあります。だしを取るには、削り節が一般的です。

かつお節の保存方法

  • 乾燥状態で保存: かつお節は湿気を嫌います。密閉容器に入れて冷暗所に保存し、使用前に必要な分だけ取り出して使います。
  • 小分けにして保存: かつお節は小分けにして保存すると、風味を損なわずに長持ちさせることができます。

だしの取り方のコツ

1. 昆布の浸し方

  • 時間をかける: 昆布を水に浸す時間が長いほど、旨味がしっかりと出ます。できれば2時間以上、冷蔵庫で一晩浸すのが理想的です。

2. 火加減

  • ゆっくりと加熱: 昆布を浸した水を火にかける際は、急に沸かさないように注意しましょう。中火でゆっくりと温めることで、昆布の旨味がしっかりと抽出されます。
  • かつお節の加え方: かつお節を加えた後は、一気に沸騰させないように注意します。沸騰させてしまうと、えぐみが出てしまうため、弱火でコトコト煮るのがポイントです。

おむすびの握り方のコツ

1. 塩水の使い方

  • 塩水を手に馴染ませる: 手に塩水を付けることで、ご飯が手にくっつきにくくなります。塩分濃度1%の塩水を用意し、手のひらにまんべんなく馴染ませます。

2. ご飯の取り方

  • 適量を取る: 一度に取り過ぎないように注意し、握りやすい量を手に取ります。手のひらに軽く乗る程度が適量です。

3. 具材の入れ方

  • 中央に入れる: ご飯を手のひらに広げてから、具材を中央に置きます。具材を包み込むように、ご飯を周りから寄せていきます。

4. 転がしながら握る

  • 優しく転がす: おむすびは、力を入れ過ぎず、優しく転がすように握ります。形を整えながら、何度も手の中で転がすことで、均一な形になります。

これらのコツを取り入れて、だしやおむすびを作ると、プロ顔負けの味を家庭で楽しむことができます。細かい技術を積み重ねることで、一層美味しい料理が完成します。ぜひ挑戦してみてください!

まとめ

日本の伝統料理「お味噌汁とおむすび」は、シンプルな素材と丁寧な手順が美味しさの秘訣です。プロの技術を取り入れて、だしの取り方やふりかけの作り方をマスターすることで、家庭でも一層美味しい料理を楽しむことができます。特に、1.5番だしの作り方は基本中の基本。しっかりとしただしが、料理全体の味を決める重要なポイントです。さらに、昆布とカツオの梅ふりかけは、手軽に作れて栄養満点。お味噌汁の具材選びやおむすびの握り方も、ちょっとした工夫でぐっと美味しさが増します。皆さんもこのレシピを参考に、家族みんなで楽しめる美味しいお味噌汁とおむすびを作ってみてくださいね。

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