お酒が進む!秋にぴったりの『笠原流 無限かぼちゃ』
かぼちゃの季節になると、甘く煮たりスープにしたりと、つい定番メニューに偏りがち。でも、「もっと新しい食べ方を楽しみたい!」という方にこそおすすめしたいのが、笠原将弘さんの『無限かぼちゃ』。
シンプルな食材なのに、ベーコンのうまみとセロリの香りが重なり、お酒にもご飯にも相性抜群。まさに“止まらなくなる”やみつきの一皿です。
甘み×香ばしさの絶妙バランスがクセになる
『無限かぼちゃ』の魅力は、かぼちゃの甘みを活かしながら、ベーコンの塩気とバターのコクが深みを加えている点。さらに、セロリの香りが後味をさわやかに整え、全体のバランスを引き立てます。
火を入れたかぼちゃがホクホクと口の中でほぐれ、香ばしく炒めたベーコンの脂がじゅわっと広がる。その一体感が、つい“もう一口”を誘うんです。
材料(2〜3人分)
| 材料 | 分量 | ポイント |
|---|---|---|
| かぼちゃ | 1/4個(約350g) | 皮が硬い部分は削ぎ落とす |
| ベーコン | 5枚 | 粗みじん切りで香ばしさアップ |
| セロリ | 100g | 茎は薄切り、葉は粗みじん |
| ニンニク | 2片 | 薄切りで香りを立たせる |
| バター | 10g | 仕上げに香りを加える |
| 塩 | 少々 | ベーコンの塩気を見ながら調整 |
| 黒コショウ | 少々 | ピリッと引き締めるアクセント |
| サラダ油 | 適量 | かぼちゃを素揚げするため |
材料はすべて手に入りやすく、特別な調味料は不要。ポイントは、ベーコンとバターの香りをじっくり引き出すことです。
作り方
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下ごしらえ
かぼちゃは種とワタを取り、皮の硬い部分を削って一口大に切る。セロリは筋を取り、茎は薄切り、葉は粗みじんに。ニンニクは薄切り、ベーコンは粗みじんにする。 -
かぼちゃを素揚げする
160〜170℃のサラダ油を熱し、かぼちゃを皮目を下にして揚げる。中まで火が通ったら、油をよく切る。
この工程で、かぼちゃにほっくりとした甘みと香ばしさが生まれる。 -
香りのベースを作る
フライパンにバターを溶かし、ベーコンを炒める。香りが立ってきたら、セロリとニンニクを加える。
焦がさないように中火でじっくり炒め、香ばしさを引き出すのがコツ。 -
かぼちゃを加える
油を切ったかぼちゃをフライパンに入れ、塩(2つまみ)と黒コショウを振り、全体をさっと絡める。
炒めすぎると形が崩れるので、優しく混ぜるように。 -
仕上げ
器に盛り、セロリの葉を上から散らして完成。
彩りが加わり、見た目にも華やかに仕上がる。
味わいのポイントとアレンジ
『無限かぼちゃ』は、食感と香りのコントラストが魅力。かぼちゃの甘みをベーコンとセロリが引き締め、ニンニクが香ばしさをプラス。冷めてもおいしく、作り置きにもぴったりです。
さらに、アレンジ次第でいろんな楽しみ方ができます。
・粉チーズを加えてイタリアン風に
・七味唐辛子を振ってお酒が進むピリ辛に
・マヨネーズを少し加えてまろやかに
・カリカリに焼いたベーコンを最後にトッピングして食感アップ
どのアレンジも、笠原流の味わいを残しつつ家庭で手軽に試せる工夫です。
『無限かぼちゃ』が愛される理由
この料理が「無限」と呼ばれる理由は、味のバランスが見事だから。甘み、塩気、香ばしさの三要素がそろい、どこを食べても飽きない。
笠原将弘さんのレシピは、一見家庭的なのに、食べるたびにプロの技が光るのが特徴です。
かぼちゃを素揚げすることで余分な水分が抜け、ベーコンやバターの香りを吸い込んで濃厚な味わいに変化。お酒のアテとしてはもちろん、白ご飯にもぴったりです。
まとめ:秋の夜に“無限のうまみ”を
この記事のポイントは以下の3つです。
・笠原将弘さんの『無限かぼちゃ』は、甘み・塩気・香ばしさの三拍子がそろう最強の秋おかず。
・ベーコンとセロリの香りがかぼちゃの甘さを引き立てる。
・おつまみにも副菜にもなる万能レシピで、アレンジも自由自在。
秋の食卓を豊かにしてくれるこの一皿。
ほくほくのかぼちゃを口に入れた瞬間、ベーコンのうまみとバターの香りがふわっと広がり、思わず笑顔になるはず。
お酒が進むこと間違いなしの“笠原流無限おかず”、ぜひ試してみてください。



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