「祝い事だけじゃない!むくみを改善したければ、赤飯を食べるべし!」
赤飯にはささげ豆や小豆が含まれていて、これらの豆が持つさまざまな栄養素や健康効果を摂取できます。
特に、女性に不足しやすい鉄分や、むくみやすさを改善するカリウムなどが多く含まれるので、女性におすすめです。
赤飯に使われるもち米の「アミロペクチン」は腹持ちが良く、ダイエットにも役立ちます。
赤飯の効果にはどんなものがある?貧血や疲労回復に良いって …
材料(4人分):もち米(1と3/4合)、米(1/4合)、あずき(乾燥 50g)、塩、もち米(2合)、ささげ(乾燥 50g)、塩
一人前あたり:炊き赤飯 295kcal、塩分0.5g/蒸し赤飯 292kcal、塩分0.5g
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①あずきは洗い、水気をきって鍋に入れ、水2カップを加えて火にかける。沸騰したら弱火にして5~6分ゆでる。ザルに上げて水で洗う。
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②再び鍋に戻し入れ、水5カップを加えて強火にかける。沸騰したら弱火で20分ほどゆでる。あずきがやわらかくなったら、ザルに上げてあずきとゆで汁に分け、冷ます。
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③もち米と米は合わせて洗い、水気をきって炊飯器に入れ、2合の目盛りまで(2)のゆで汁を加える(足りなければ水を足す)。塩を加えてひと混ぜし、(2)のあずきをのせ、普通に炊く。炊き上がったらさっくりと混ぜる。
蒸し赤飯の作り方
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①もち米は洗ってザルに上げておく。
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②ささげはさっと洗い、約2カップの水とともに鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして5〜6分ゆでる。ザルに上げてさっと洗い、5カップの水とともに鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして20分ほどゆでる。
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③ザルに上げてささげとゆで汁に分け、ゆで汁は冷まして2/3カップほどとり分け、残りのゆで汁に(1)のもち米をつけて一晩おく。
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④(3)のもち米はザルに上げて水気をきる。セイロや蒸し器に麻布(周囲がはみ出る大きさ)を広げて敷き、もち米を広げ入れて中央をあける。蒸気が上がった鍋にのせてふたをし、はみ出した布をふたの上に上げて強火で20分ほど蒸す。
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⑤(3)でとり分けたささげのゆで汁2/3カップに塩を混ぜる。
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⑥(4)のもち米を麻布ごと持ち上げてボウルにあけ、(5)をふりかけて全体に混ぜる。
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⑦再び蒸し器に麻布を敷き、もち米を入れて中央をあけ、(3)のささげを散らし、強火で20~25分蒸す。
Memo
赤飯に添えたいごま塩は、小鍋で塩小さじ1/4をさらりとなるまで炒り、炒り黒ごま大さじ1/2を加えて香ばしくなるまで炒る。
あずきとささげ
あずき、ささげは、ともに米に赤い色をつける。あずきは煮ると皮が破れやすいため、〝皮が切れる=切腹〟に通じるとして、江戸時代に武士の間であずきの代わりに皮が破れにくいささげが使われるようになり、その習慣が今も残っている。好みでどちらを使ってもよい。
アドバイス
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あずきは艶があって明るい色、ささげは煮ても皮が破れにくいので、お好みで使い分けてください
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ささげは皮が割れないように、煮汁に漬けたままにはせず、ささげと煮汁を分けて冷ましましょう
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蒸し器にもち米を広げたら、真ん中をあけるようにすると、蒸気の通り道ができておいしく蒸し上がります
~田口成子先生の、未来に伝えたい思い出レシピ~
田口成子(2023/1/23放送)
番組HPはこちら
https://www.ntv.co.jp/3min/
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