2023年10月28日、満天☆青空レストランが福井県大野市の「上庄里芋」を紹介し、その魅力あふれるアイデアレシピを一挙にご紹介しました。食べ物の新しい可能性を探る冒険がここから始まります。詳細な材料と作り方を知りたい方は、ぜひお読みください。
大自然の宝庫:福井県大野市「上庄さといも」に迫る
福井県大野市は、雄大な山々に囲まれ、清らかな名水が流れる内陸型の自然豊かな場所です。この環境は昼夜の寒暖の差が大きく、水はけの良い土壌と九頭竜湖からの恵み豊かな水に恵まれており、古くから質の良い作物がここで栽培されています。その中でも、「里芋」は輝く存在です。
特に上庄地区で育つ「上庄里芋」は、2017年にはJAL国内線ファーストクラス機内食に採用され、全国各地のアンテナショップで販売されるほどの評判を集めています。この「上庄里芋」は、通常の里芋とは異なり、肉質が緻密で固く、煮崩れしにくいのが特徴です。そのため、様々な料理に利用することができ、その独自の食感も魅力の一つです。
地元の人々は、伝統的な料理である「煮っ転がし」や「田楽」で上庄里芋を楽しんでいるだけでなく、コロッケやグラタンなどの洋食にも取り入れています。この豊かな食材が、青空レストランでさまざまなアイデアレシピに昇華されています。
「上庄さといも」レシピ一挙公開
「上庄さといもの筑前煮」
(出典:https://www.ntv.co.jp/aozora/)
材料
こちらが「上庄さといもの筑前煮」の作り方に必要な材料です。
- 鶏もも肉…1枚
- 酒…小さじ2
- しょうゆ…小さじ2
このほかにもたくさんの食材が使われます。一つ一つを大切に扱い、美味しさを引き出すために調理しましょう。
- 上庄さといも…正味300g
- にんじん…小1本
- ごぼう…1/2本
- 干ししいたけ…4枚
- こんにゃく…1/2枚
- 青大豆…適量
- かつおだし…100cc程度
- しいたけの戻し汁…100cc
- しょうゆ…大さじ3
- 酒…大さじ2
- 砂糖…大さじ2
- みりん…大さじ2
- サラダ油…適量
作り方
筑前煮を作るステップを見てみましょう。この特別なレシピは、地元の食材を使って家庭で再現できます。
- 干ししいたけ(4枚)を水で戻しておきます。戻し汁はとっておき、戻したしいたけはヘタを切って半分に切ります。
- 鶏肉(1枚)は一口大に切り、しょうゆ(小さじ2)と酒(小さじ2)をもみ込んで下味をつけておきます。
- こんにゃく(1/2枚)は一口大にちぎり、アク抜きをしておきます。
- 里芋(正味300g)は皮を剥き、大きければ食べやすい大きさに切ります。
- にんじん(小1本)、ごぼう(1/2本)は乱切りにします。
- 鍋にサラダ油(適量)を熱し、鶏肉を炒めます。
- 肉に焼き色が付いてきたら、にんじん・ごぼう・干ししいたけ・こんにゃく・里芋を加え、炒めます。
- かつおだし(100cc)、干し椎茸の戻し汁(100cc)、砂糖(大さじ2)、酒(大さじ2)を加え、落しブタをして10分ほど中火で煮ます。
- しょうゆ(大さじ3)を加え、さらに7~8分煮ます。
- みりん(大さじ2)を回し入れ、全体に混ぜて照りを出します。
- 汁にとろみがつきてきたら、青豆を合わせて完成です!
上庄さといものコロッケ:
(出典:https://www.ntv.co.jp/aozora/)
材料
- 上庄さといも 正味400g
- 玉ねぎ 80g
- コーン 75g
- パン粉 40g
- 塩 3g
- こしょう 少々
- 砂糖 2g
- スキムミルク 4g
- 小麦粉
- 卵
- パン粉
- 揚げ油
作り方
- まず、里芋(正味400g)をやわらかくなるまで茹で、熱いうちに潰し、冷まします。
- 次に、玉ねぎ(80g)をみじん切りにし、少し透き通るまで炒めます。
- 玉ねぎが透明になったら、コーン(75g)を加え、さらに炒めます。
- 1.で準備した里芋に2.と3.を加え、パン粉(40g)、スキムミルク(4g)、塩(3g)、こしょう(少々)、砂糖(2g)をもみ込みます。
- 次に、コロッケの形に整え、小麦粉、卵、パン粉の順につけて準備します。
- 最後に、揚げ油でコロッケを揚げたら、完成です!
上庄さといものブリュレ:
(出典:https://www.ntv.co.jp/aozora/)
材料:
- 上庄さといも 正味250g
- 牛乳 250cc
- 卵黄 2個
- グラニュー糖 50g
- 生クリーム 200cc
作り方:
- 里芋を洗い、皮に一周切れ目を入れ、皮ごと水から茹でる。
- 里芋に竹串が通る程度になったらザルにあげ、粗熱が取れたら皮を剥く。
- トッピング用に一部の里芋を輪切りにし、グラニュー糖を溶かした砂糖水で少し煮込む。
- 残りの里芋と牛乳はミキサーにかけ、滑らかにする。
- ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れてよく混ぜ合わせ、とろみが出てきたら(4)を混ぜる。
- 生クリームを加え、混ぜ合わせる。
- 耐熱のココットに(6)の生地を入れる。
- 蒸し器のフタにふきんなどを巻き、蒸し器にココットを並べ、フタをして1分強火にかける。
- フタを少しずらして弱火にし、15~20分程蒸す。
- 蒸しあがったココットに(3)をのせ、表面にグラニュー糖を広げ、バーナーで焼き色を付ける。
- セルフィーユを飾って完成!
麻婆里芋:
(出典:https://www.ntv.co.jp/aozora/)
材料:
- 上庄さといも 正味500g: このレシピの主役である「上庄里芋」を正味500g使用します。
- 豚ひき肉 200g: 豚ひき肉はコクと風味をプラスしてくれます。
- 長ねぎ 1本: 長ねぎは独自の風味を持つ香味野菜です。
- しょうが 2片: しょうがは料理に風味を加えます。
- にんにく 2片: にんにくの風味がこの料理に深みを与えます。
- 豆板醤 小さじ1: 豆板醤は辛さとコクを提供します。
- 揚げ油 適量: 里芋を素揚げするために必要です。
- サラダ油 適量: サラダ油は調理用の油として使用します。
- 水溶き片栗粉 片栗粉 小さじ2+小さじ2: 片栗粉でとろみをつけるために使用します。
- 青ネギ 1~2本: 青ネギは料理の仕上げに使用し、見た目にも美しい彩りを添えます。
合わせ調味料:
- 鶏がらスープ 150cc: スープの風味が料理に深みを与えます。
- しょうゆ 大さじ1: しょうゆは塩味をプラスします。
- 味噌 大さじ1: 味噌は深い旨味を提供します。
- 砂糖 小さじ1: 砂糖は甘みを加え、調味料を調和させます。
作り方:
- 里芋(正味500g)は皮を剥いて、一口大に乱切りにする。: 里芋はもちもち食感の秘密です。
- 長ネギ(1本)しょうが(2片)にんにく(2片)はそれぞれみじん切りにする。青ネギ(1~2本)は小口切りにする。: 香り豊かな香辛料が料理の風味を引き立てます。
- 鶏がらスープ(150cc)、しょうゆ(大さじ1)、みそ(大さじ1)、砂糖(小さじ1)は混ぜ合わせておく。: 合わせ調味料が味のベースです。
- 里芋を160℃の油で素揚げし、竹串が通る程度になったら取り出す。: 里芋を素揚げすることで、もちもち食感が引き立ちます。
- フライパンにサラダ油(適量)にんにく・しょうが・豆板醤(小さじ1)を入れて火にかける。: 香辛料の風味が広がります。
- 香りが出てきたら豚ひき肉(200g)を加えて炒める。: 豚ひき肉のコクと風味が料理に深みを加えます。
- 火が通ったら長ネギを加え、さらに里芋を加える。: これらの材料が調和し、独自の味わいが生まれます。
- (3)の合わせ調味料を回し入れる。: 調味料が料理の風味を引き立てます。
- ひと煮立ちしてきたら、水溶き片栗粉でとろみを付ける。: 片栗粉でとろみをつけ、食感を整えます。
- 器によそい、青ネギをちらして完成!: 彩り豊かな仕上げが料理を美しく演出します。
この特別な食材「上庄さといも」を活かしたアイデアレシピは、秋の味覚の新たな楽しみ方を提供しています。ぜひご自宅で試して、新しい食の冒険に挑戦してみてください。
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