グループホームでの調理ははかどっていますか?調理担当が常駐しない施設だと、介護士も調理を担当しないといけませんよね。料理が苦手な方も、参考になりますよ。
今日も元気に頑張っていきましょう。
今回は「アスパラとささみのバター醤油炒め」の紹介です。
バターと醤油って黄金の組み合わせですよね。どんな料理にも合う、相性抜群のコンビです。
そんなバター醤油ですがアスパラにすごく合うんです。
調理担当者さんに参考にしてもらいたいです。
今日は夜勤。
明日の利用者さんの朝食作り。
『ささみとアスパラのバター醤油炒め』ポイントは、
ささみを事前にレンチンで火を通して、ほぐしてから炒める。バター醤油の比率は、バター2、醤油1くらい。塩コショウで味を整えて完成。 pic.twitter.com/tF8olKGGvY
— 高齢者も安心して食べれる施設料理【介護士料理人しげゆき】 (@kaigo_home) October 11, 2022
実際に作ってこんなツイートしました。
「アスパラとささみのバター醤油炒め」の作り方
材料は1人分ですので、人数分かけてくださいね。
材料(1人分)
- 鶏ササミ…20g
- アスパラ…20g
- バター…5g
- 醤油…2g
- 塩コショウ…適量
作り方
①耐熱ボウルにささみと酒(分量外)を少々ふって、レンジでチン(時間は分量により変わる)して、火を通してほぐしておく。アスパラは斜め切りにする。
②フライパンにバターを熱して、材料を炒めて醤油を加えて塩コショウで調味する。
ポイント
鶏のササミは酒を振って、レンチンであらかじめ火を通してほぐしておくことによって、調理しやすくなります。
手でほぐしたらいいんですけど、熱すぎて包丁で小さく切りました。
アスパラの代用
アスパラがない場合は、こんな野菜でも作れます。
- ブロッコリー…なんといってもビタミンCが豊富
- インゲン…鮮やかな緑色でシャキッとした歯ごたえが魅力
- キノコ類…食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に効果的。 カリウムや、ビタミンB2も豊富。
ささみの代用
鶏のササミがない場合は、こんな食材を代用してみてください。
- 鶏のむね肉…脂肪が少ない部位で味も淡白であっさり。
- ツナ…完成された食材で、すぐそのまま使える。時短効率アップ。
- イカ…バター醤油と相性ばっちり!
アスパラ食べることによる栄養効果
アスパラは、高血圧予防・貧血予防に効果があります。
例えば、アスパラに含まれる「ルチン」という栄養素は、細血管を強く丈夫にする作用があります。
例えば、弾力がなくなり、破れやすくなった血管を修復して血液の流れをスムーズにする作用や、血圧降下作用があります。
なので、アスパラを食べることによって、高血圧の予防になります。
あと、貧血の予防。
アスパラにはビタミンB群が多く含まれています。
その中の一つである葉酸は、赤血球を作るのに不可欠な栄養素です。 また、赤血球を構成する鉄分も含まれているため、貧血に効果的な栄養素が多いと言えます。
野菜のなかには熱を加えると本来蓄えている栄養素が逃げてしまうものも多いです。 しかし、アスパラはホウレンソウなどの他の葉物野菜に比べて、熱を加えても栄養素を失いにくい特徴があります。
最後に
今回は、利用者さん達の朝食として「アスパラとささみのバター醤油炒め」を作って、食べてもらいました。
今日の朝食も、皆さん美味しく食べてもらえたようで良かったです。
施設で作るなら、冷凍されたアスパラやササミを使うことがあると思います。ササミなんかは解凍ついでに火を通せばいいので、あっという間に作れてしまいますよ。
これからもグループホームなど、介護施設などで作れそうな献立を、どんどん紹介するからブックマークして、常にチェックしてね。
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