今日は、3月6日のノンストップで放送された、世界のごはんのコーナーで、インド料理がいただけるサンラサーの有澤まりこシェフが教えてくれた、簡単バターチキンカレーのレシピをご紹介します。
バターチキンカレーといえば、インド料理の定番で、トマトとバターのコクのあるカレーに、チキンがたっぷり入った、濃厚で美味しい料理です。しかし、自宅で作るのは面倒だと思っていませんか？そんなあなたに朗報です。このレシピでは、市販のサラダチキンを使って、時短＆ヘルシーにバターチキンカレーを作ることができます。しかも、カレー粉とクミンシードなどのスパイスを使って、本格的な味に仕上げます。簡単なのに、お店の味に負けないバターチキンカレーができちゃいますよ。
では、早速作ってみましょう。
材料と作り方
材料（2人分）
| 食材 | 分量 |
|---|---|
| サラダチキン（市販品） | 2枚（200g） |
| カレー粉 | 小さじ2 |
| 玉ねぎ | 1個 |
| トマト | 2個 |
| サラダ油 | 大さじ1 |
| バター | 8g |
| クミンシード | 小さじ1 |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| レッドペッパー（一味唐辛子） | 小さじ1/3 |
| 生クリーム | 1/2カップ |
| 顆粒コンソメスープの素 | 小さじ1/2 |
| ご飯 | どんぶり2杯分 |
| パセリ（乾燥） | あれば適量 |
作り方
- サラダチキンは手で一口大に割り、カレー粉の小さじ1を軽く揉みこむ。これで、チキンに味がしみ込みます。
- 玉ねぎは繊維に沿って薄切りに、トマトはヘタを除いて小さめのざく切りにする。玉ねぎは薄切りにすることで、早く炒めることができます。トマトは小さく切ることで、トロトロになりやすくなります。
- フライパンにサラダ油とバターを入れ中火にかける。バターが溶けたらクミンシードを入れ、茶色く色づいてきたら、玉ねぎを加えて炒める。クミンシードは、香ばしくてインド料理の風味を出します。玉ねぎは、しんなりするまで炒めます。
- 玉ねぎが透き通ってきたら、カレー粉の小さじ1、塩、レッドペッパーを加えて軽く炒め、トマトを加えて潰すように混ぜながら強火で炒める。カレー粉は、スパイスの香りを引き出すために、油で炒めます。レッドペッパーは、辛さを調整するために、お好みで増減してください。トマトは、水分が出てきたら、ほぐれるように炒めます。
- トマトが崩れてきたら、サラダチキンと生クリーム、コンソメスープの素を加え、ひと煮立ちさせる。生クリームは、カレーにコクとまろやかさを与えます。コンソメスープの素は、味のバランスを整えます。
- 味を見て薄ければ塩で調整する。ご飯と共に器に盛って、パセリを散らして完成です。
ポイント
サラダチキンの利点
サラダチキンは、市販のものを使うことで、チキンを下ごしらえする手間が省けます。また、サラダチキンは、低脂肪で高タンパクなので、ヘルシーな食材です。さらに、サラダチキンは、柔らかくてジューシーなので、カレーに入れても美味しく食べられます。
カレー粉の種類
カレー粉は、様々なスパイスをブレンドしたもので、市販のものには色々な種類があります。このレシピでは、普通のカレー粉を使いましたが、お好みでマドラスカレー粉やガラムマサラなどを使っても良いでしょう。
カレー粉の種類によって、カレーの味や香りが変わります。自分の好みに合わせて、カレー粉を選んでみてください。
バターチキンカレーと一緒に楽しむサイドディッシュの提案
ここからは、私からの提案です。バターチキンカレーは、その濃厚で深い味わいで多くの人々を魅了するインド料理の定番です。この豊かな味わいをより一層引き立てるために、以下に二つのサイドディッシュをご紹介します。
全粒粉のチャパティとキュウリのライタは、簡単に作れて、バターチキンカレーの美味しさを引き立てる完璧な伴侶です。
全粒粉のチャパティ
材料（4枚分）:
- 全粒粉（アタ粉）：200g
- 水：約100ml
- 塩：小さじ1/4
- オリーブオイル（またはギー）：適量
作り方:
- ボウルに全粒粉と塩を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。生地が固まってきたら、手でこねて滑らかになるまで練ります。
- 生地を4等分にし、それぞれを球形にまとめてから平らに伸ばします。直径約15cmの円形になるように薄く延ばしましょう。
- フライパンを中火で熱し、オリーブオイルまたはギーを少量ひき、一枚ずつチャパティを焼きます。各面を2～3分ずつ焼いて、軽く焦げ目がつくまで焼き上げます。
チャパティはバターチキンカレーのソースを絡め取るのに最適な食材です。手作りの温かみと素朴な味わいが、カレーの味を一層豊かにしてくれます。
キュウリのライタ
材料（4人分）:
- プレーンヨーグルト：200g
- キュウリ（中）：1本
- 塩：小さじ1/2
- 粉チリ（オプション）：少々
- ミントの葉：数枚（みじん切り）
作り方:
- キュウリはよく洗い、端を切り落とした後、細かいすりおろし器でおろします。塩を振って約10分置き、水気をしっかりと絞ります。
- ボウルにプレーンヨーグルトを入れ、水気を切ったキュウリ、塩、みじん切りにしたミントの葉を加えてよく混ぜ合わせます。お好みで少量の粉チリを加えても良いでしょう。
- 冷蔵庫で冷やした後、バターチキンカレーと共に提供します。
キュウリのライタは、そのさっぱりとした味わいでカレーの濃厚さを中和してくれます。特に辛さが強いカレーとの相性が抜群です。
これらのサイドディッシュをバターチキンカレーと一緒に楽しむことで、家庭で簡単に本格的なインド料理の食事を再現することができます。手作りの温もりと愛情が込められた料理で、家族や友人との食卓を豊かに彩りましょう。
まとめ
いかがでしたか？このレシピは、市販のサラダチキンとカレー粉を使って、簡単にバターチキンカレーを作ることができるレシピです。トマトとバターのコクのあるカレーに、チキンがたっぷり入って、濃厚で美味しいですよ。時短＆ヘルシーなのも嬉しいポイントです。インド料理が好きな方や、ちょっと違うカレーを食べたい方におすすめです。ぜひ、試してみてくださいね。
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