料理の世界において、調味料はその魂とも言える存在です。しかし、市販の調味料だけに頼っていると、いつの間にか味にマンネリを感じ始めることも。そこで今回は、料理研究家ワタナベマキさんが提案する、自宅で簡単に作れる自家製調味料の魔法を紹介します。これらの調味料は、香り豊かで保存も利く、そして触感にもこだわった絶品。
材料・作り方
トマトと梅の手作り調味料
- こめ油 大さじ1
- 長ネギ(みじん切り) 50g
- トマト(1㎝角にカット) 2個
- 梅干し 3個
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- かつお削り節 5g
- いりごま(白) 大さじ2
鍋にニンニク、生姜、ごま油を入れて焦がさないよう弱火で炒める。
ごま油を入れて焦がさないよう弱火で炒める。
ニンニクの香りがしてきたら、すりおろしたりんごを加え、さっと混ぜ合わせる味噌酒、醤油を加えてもったりするまで煮詰める。
仕上げにすりごま、ごま油を入れて全体に混ざったら完成
じゃことネギの手作り調味料
- ごま油 大さじ1/2
- しょうが(みじん切り) ひとかけ分
- 長ネギ(みじん切り) 50g
- じゃこ 30g
- 酒・みりん 大さじ2
- 黒酢 大さじ1
- 醤油 大さじ1・1/2
- かつお削り節 5g
- いり白ごま 大さじ2
- ごま油(仕上げ用) 大さじ1/2
弱火で熱した鍋に油、酒、みりん、黒酢、醤油、鰹節を加え、汁気が半分くらいになるまで煮詰める。
3~4分程度煮詰めたら、いりごま、ごま油を加えて完成
味噌とリンゴの手作り調味料
- にんにく、生姜、各1かけ分
- ごま油大さじ2分の1
- 玉ねぎ(すりおろす)50グラム
- りんご(皮ごとすりおろす)100グラム、
- 味噌80グラム、
- 酒大さじ1、
- 醤油小さじ1
- すりごま(白)大さじ2
- ごま油大さじ2分の1
鍋にニンニク、生姜ごま油を入れて焦がさないよう弱火で炒める。
ニンニクの香りがしてきたらすりおろしたりんごを加え、さっと混ぜ合わせる、
味噌酒醤油を加えてもったりするまで煮詰める
仕上げにすりごまごま油を入れて全体が混ざったら完成。
自家製調味料を活用したアイデアレシピ3選
ここからは、私からの提案です。料理の世界では、調味料がその深みと魅力を左右します。市販の調味料も便利ですが、自家製調味料には比べ物にならない魅力があります。今回は、料理研究家ワタナベマキさんが提案する自家製調味料を使った、簡単で美味しいアイデアレシピを3つご紹介します。
これらのレシピで、いつもの食卓に新たな風味を加えてみませんか。
1. 夏野菜の冷製パスタ ~トマトと梅の調味料~
夏野菜をたっぷり使った、爽やかな冷製パスタです。トマトと梅の調味料が、野菜の味を引き立てます。
【材料】
- 冷製パスタ(茹でて冷ましておく) 200g
- ズッキーニ 1本
- パプリカ(赤・黄)各1/2個
- トマトと梅の調味料 大さじ3
- バジルの葉、オリーブオイル、塩・胡椒 各適量
【作り方】
- ズッキーニとパプリカを薄切りにし、軽く塩を振ってオリーブオイルで炒め冷ます。
- 冷製パスタに炒めた野菜と調味料を加えて混ぜ、塩・胡椒で味を調える。
- バジルを飾りつけ、冷蔵庫でよく冷やしてからお召し上がりください。
2. 和風おろしハンバーグ ~じゃことネギの調味料~
じゃことネギの調味料が和風の味わいを加える、ふわふわのハンバーグです。
【材料】
- 牛豚合挽き肉 300g
- 玉ねぎ 1/2個
- パン粉 大さじ2
- 卵 1個
- じゃことネギの調味料 大さじ2
- 大根おろし、青じそ(みじん切り) 各適量
【作り方】
- 合挽き肉に玉ねぎ、パン粉、卵を混ぜ合わせ、じゃことネギの調味料を加える。
- ハンバーグの形に成形し、フライパンで両面を焼く。
- 大根おろしと青じそをトッピングして完成。お好みで醤油やポン酢をかけてどうぞ。
3. 豚肉の味噌リンゴ炒め ~味噌とリンゴの調味料~
甘酸っぱい味噌とリンゴの調味料が、豚肉の旨味を一層引き出します。
【材料】
- 豚肉薄切り 200g
- キャベツ 1/4個
- 人参 1/2本
- 味噌とリンゴの調味料 大さじ3
- ごま油、ごま 各適量
【作り方】
- フライパンにごま油を熱し、豚肉をさっと炒める。
- キャベツと人参を加えて炒めたら、調味料を入れてさらに炒める。
- 器に盛り、ごまを振りかけて完成。
これらの自家製調味料を使ったレシピで、日々の食事に新しい楽しみを見つけてください。余った調味料は、他の料理にも活用できるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
調味料は料理の基本であり、その味を左右する重要な要素です。今回紹介した自家製調味料は、いつもの料理を格段に引き立てる魔法のアイテム。これらの調味料を活用することで、料理の幅が格段に広がります。また、余った市販の調味料を上手に活用することで、無駄なく料理を楽しむことができます。自家製調味料で、あなたの料理に新たな風を吹き込んでみてはいかがでしょうか。
コメント