2024年4月5日に放送された『沸騰ワード10』で、あの伝説の家政婦・志麻さんが登場しました。今回の放送では、チョコプラ、とにかく明るい安村、松村沙友理さんと共に、誰もが簡単に再現できる絶品料理を披露してくれました。中でも注目を集めたのは、「ポン酢カツ丼」。通常のカツ丼とは一線を画すこの料理は、ポン酢のみで味付けを行う志麻さん流の特別なレシピです。後から加える玉ねぎが食欲をそそる、まさに絶品料理。その作り方を詳しく紹介していきます。
材料と作り方
材料
分量は家庭によって調整可能ですが、参考値を記載しています。
材料 | 分量 |
---|---|
豚肉 | 4枚 |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
薄力粉 | 適量 |
卵 | 2個 |
パン粉 | 適量 |
油 | 揚げ焼き用 |
ポン酢 | 適量 |
水 | 適量 |
ごはん | 4人分 |
玉ねぎ | 1個 |
万能ねぎ | 適量 |
作り方
- 豚肉に塩コショウを振り、薄力粉→卵液→パン粉の順に衣をつけます。この順番で衣をつけることで、サクサクの食感を保ちます。
- 豚肉をフライパンに入れ、油で揚げ焼きにします。中火でじっくりと焼き上げることで、外はカリッと中はジューシーに。
- ポン酢と水を3:7の割合で混ぜ、火にかけます。ポン酢には既に味付けがされているため、他の調味料は不要です。
- 煮立ったらカツを加え、溶き卵を流し入れてとじます。これにより、カツに優しい味わいが加わります。
- ごはんの上に4のカツをのせ、水にさらした玉ねぎと万能ねぎをトッピングします。玉ねぎは生のまま使用することで、シャキシャキした食感とポン酢の味を損なわないようにします。
- 仕上げに追いポン酢をかければ完成です。火を通したポン酢と新鮮なポン酢の組み合わせが絶妙!
ポン酢カツ丼の極意!志麻さん流レシピの3つのポイント
ポン酢カツ丼は、そのシンプルさの中にも、深い味わいと独特の食感が楽しめる絶品料理です。ここでは、この料理を一層引き立てる志麻さん流レシピの3つのポイントを具体的にまとめてみました。
これらのコツを押さえることで、あなたのポン酢カツ丼も格別なものになること間違いなしです。
1. 揚げ焼きでジューシーに
通常のカツと異なり、このレシピでは豚肉を揚げ焼きにします。この方法のポイントは、フライパンに豚肉が半分ほど浸かる程度の油を引き、中火でじっくりと両面を焼き上げること。これにより、外はカリッとしつつも、中は非常にジューシーな仕上がりになります。油の量や火加減の調整が、この料理の味を大きく左右するため、注意が必要です。
2. 生の玉ねぎを使用する意味
このレシピで特筆すべきは、水にさらした生の玉ねぎを使用する点です。通常のカツ丼では、玉ねぎを煮込んで甘みを引き出すことが多いですが、志麻さん流ポン酢カツ丼では敢えて生の玉ねぎを使用します。これは、生の玉ねぎのシャキシャキした食感と、ポン酢のさっぱりとした酸味が絶妙にマッチするため。また、生の玉ねぎには、ポン酢の味を濁らせることなく、料理全体のフレッシュさを引き立てる効果もあります。
3. 追いポン酢で味のバランスを調整
仕上げに追いポン酢をかけることで、料理に深みと複雑性が加わります。火を通したポン酢と新鮮なポン酢を組み合わせることで、温かみのある味わいと同時に、フレッシュな酸味が感じられるのが特徴です。この追いポン酢によって、豚肉の旨味、玉ねぎのシャキシャキ感、ポン酢の酸味が完璧にバランスされ、一口ごとに多層的な味わいを楽しむことができます。
これら3つのポイントを抑えることで、あなたも志麻さん流のポン酢カツ丼を家庭で楽しむことができます。シンプルながらも奥深いこの料理で、食卓に新たな話題と喜びをもたらしてみてはいかがでしょうか。
手作りポン酢でさらに美味しく!自宅で簡単にできるポン酢のレシピとカツ丼への応用
ここからは、私からの提案です。ポン酢は、そのさっぱりとした酸味と複雑な味わいで、多くの日本料理に欠かせない調味料です。市販のものも便利ですが、自宅で作る手作りポン酢は、素材の新鮮さと愛情が加わり、一層美味しくなります。
ここでは、基本の手作りポン酢レシピを紹介し、そのポン酢を使ったカツ丼の味の違いについても触れていきます。
手作りポン酢のレシピ
材料(約250ml分)
- 柑橘類の絞り汁(ゆず、レモン、だいだいなどお好みで):100ml
- 醤油:150ml
- みりん:50ml
- 昆布(10cm角程度):1枚
- かつお節:一掴み
作り方
- 昆布とかつお節のだしを取る:水500mlに昆布を入れ、30分程度水出しします。その後、中火にかけ沸騰直前で火を止め、かつお節を加えて3分待った後、こす。
- だしに調味料を加える:1で作っただし約100mlを取り、醤油、みりん、柑橘類の絞り汁を加えてよく混ぜる。
- 味をなじませる:作ったポン酢を冷蔵庫で一晩寝かせることで、味が馴染みます。
この手作りポン酢は、市販のものと比べて、柑橘の香りが生きており、自分好みの酸味や甘みを調整できるのが特徴です。
手作りポン酢を使ったカツ丼の味の違い
手作りポン酢を使ったカツ丼は、市販のポン酢を使ったものと比較して、よりフレッシュな柑橘の香りを楽しむことができます。特に、ゆずやだいだいなどの独特な香りが好きな方は、市販品では得られない満足感を得られるでしょう。
手作りポン酢のさっぱりとした味わいは、豚肉の旨みを引き立て、後から加える玉ねぎのシャキシャキ感とも絶妙にマッチします。追いポン酢としても、その場で絞った柑橘の果汁と合わせることで、より一層、料理全体のフレッシュさを引き立てることができます。
手作りポン酢で作るカツ丼は、ただの食事ではなく、食材と調味料の組み合わせによる「味わいの探求」を楽しむことができる一品です。ぜひ、このレシピを参考に自宅で手作りポン酢を試し、その違いを実感してみてください。
まとめ
今回紹介したポン酢カツ丼は、通常のカツ丼とは一味違う、志麻さんならではの創意工夫が光るレシピです。特に、後から加える生の玉ねぎが、ポン酢と合わさることで、さっぱりとした味わいに仕上がります。このレシピを参考に、普段の食卓に新しい風を吹き込んでみてはいかがでしょうか。ポン酢の酸味と豚肉の旨味が絶妙にマッチした、家族も喜ぶ絶品料理。ぜひ試してみてください。
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