伝説の家政婦志麻さんの絶品『鯛のオーブン焼き オレンジ風味』でおうちごはんを格上げ！2024年4月5日『沸騰ワード10』で紹介されたレシピで感動の食卓を

「鯛のオーブン焼き オレンジ風味」を成功させる3つのポイント

1. 塩メレンゲの活用 伝統的な塩釜焼きは、鯛を塩で固めて焼く方法ですが、家庭でこれを再現するには塩の量も多くなり、準備が大変です。そこで、塩メレンゲを使うことがポイント。卵白をしっかりと泡立ててメレンゲを作り、そこに塩を加えて使用します。この方法では、少ない塩量で鯛をしっとりと仕上げることができ、また、メレンゲが魚の周りでしっかりと密封することで、オーブン内の熱を均等に伝え、鯛の旨みを閉じ込めることができます。

2. オレンジの活用法 オレンジを2つの方法で活用します。まず、オレンジを薄くスライスして、塩メレンゲと鯛の間に挟み込むことで、オーブンで焼かれる際にオレンジの爽やかな香りが鯛に移ります。これが、この料理の名前の由来となっているオレンジ風味を生み出す秘訣です。次に、オレンジ果汁を使用したソースの作成にも活用。オレンジの甘酸っぱさが、鯛の味を引き立てると同時に、味の深みを増すのです。

3. ソースの調合 料理の完成度を大きく左右するのがソースです。このレシピで使用するソースは、オレンジ果汁をベースにしたもので、ここにオリーブオイル、マヨネーズを加えることで、コクと深みを出しています。特に、オリーブオイルだけでなくサラダ油も加えることで、オリーブオイルの強い風味をやわらげ、より食べやすくしています。このソースが、オーブンで焼き上げた鯛に豊かな風味を加え、一層の美味しさを引き出します。

これらのポイントを押さえることで、「鯛のオーブン焼き オレンジ風味」を家庭でも成功させることができます。塩メレンゲでの焼き方、オレンジを使った香り付け、そしてバランスの良いソース作りが、この料理の鍵を握っています。

鯛のオーブン焼き：バリエーションレシピで世界の味を楽しむ

しげゆき

ここからは、私からの提案です。鯛はその柔らかな白身と上品な味わいで、様々な料理に合わせやすい魚です。今回は、伝統的な「鯛のオーブン焼き オレンジ風味」から一歩踏み出し、世界各地の味を取り入れたバリエーションレシピを紹介します。

アジア風味から地中海風まで、鯛を使った新たな楽しみ方を見つけてみましょう。

1. アジア風味：生姜とレモングラスのソース

【材料】

• 鯛：1尾（中サイズ）
• 生姜：1片（みじん切り）
• レモングラス：1本（細かく切る）
• ライム：1個（果汁と皮のみじん切り）
• 醤油：大さじ2
• みりん：大さじ1
• 砂糖：小さじ1
• コリアンダー（パクチー）：適量（飾り用）

【作り方】

1. 鯛を用意し、オーブンを200℃に予熱します。
2. 生姜、レモングラス、ライムの皮をみじん切りにし、ライムの果汁、醤油、みりん、砂糖と混ぜ合わせてソースを作ります。
3. 鯛にソースをしっかりと塗り、オーブンで約20〜30分焼きます。
4. 焼き上がった鯛をお皿に盛り、コリアンダーで飾り付けます。

このレシピでは、生姜とレモングラスが鯛の旨みを引き立て、ライムの爽やかさがアクセントになります。

2. 地中海風：トマトとオリーブのソース

【材料】

• 鯛：1尾（中サイズ）
• トマト：2個（ざく切り）
• 黒オリーブ：50g（種を取り除き、スライス）
• キャッパー：大さじ1
• ガーリック：2片（みじん切り）
• オリーブオイル：大さじ3
• 白ワイン：100ml
• 塩、黒コショウ：各適量
• バジル：数枚（飾り用）

【作り方】

1. 鯛を用意し、オーブンを200℃に予熱します。
2. フライパンにオリーブオイルとガーリックを入れ、香りが立つまで炒めます。
3. トマト、オリーブ、キャッパー、白ワインを加えて煮込み、塩と黒コショウで味を調えます。
4. 鯛にソースをかけ、オーブンで約20〜30分焼きます。
5. 焼き上がった鯛をお皿に盛り、バジルで飾り付けます。

トマトとオリーブのソースが鯛に豊かな味わいをもたらし、地中海の風を感じさせる一品に仕上がります。

これらのバリエーションレシピを通して、鯛を使った料理の多様性を楽しむことができます。アジア風味のエキゾチックな味わいや、地中海風の爽やかな味わいは、鯛の新たな魅力を引き出してくれることでしょう。