新米が止まらない!秋の“ご飯のお供”グランプリ
秋は、お米がいちばんおいしい季節。炊きたての香りに誘われて、ついおかわりしたくなりますよね。でも、「おかずがマンネリ」「ご飯のお供がワンパターン」そんな悩みを抱える人も多いはず。
そんなあなたにぴったりのテーマが、ヒルナンデス!の『食欲の秋SP 新米に合うご飯のお供』。
お米の専門家から老舗メーカーの開発担当までが集結し、簡単に作れて“ご飯が止まらなくなる”絶品レシピを紹介しました。
今回は、番組に登場した全レシピを料理研究家・フードジャーナリストの視点で、家庭で再現できるよう詳しくまとめます。どれも5〜10分でできる手軽さなのに、味は本格派です。
商店街に集結!“ご飯のお供の達人たち”
舞台は東京・品川区の中延商店街。登場したのは3人のプロフェッショナル。
・お米マイスター 澁谷梨絵
・丸美屋食品工業の若きエース 藤田聖也
・桃屋のホープ社員 小林琴
そこにゲストの秦基博が加わり、「僕は昆布で食べるのが好きなんです」と笑顔で語るなど、和やかなムードの中でスタート。商店街を巡りながら、すぐに作れる“ご飯のお供”をそれぞれ考案しました。
丸美屋食品 藤田聖也考案:鮭明太えのきバター
まずは丸美屋の若き開発者・藤田さんが披露した、超簡単レンジおかず。
えのきのシャキシャキ感と『のっけるふりかけ 鮭明太』の旨み、そしてバターの香りが合わさった一品です。
材料(2人分)
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えのき茸…100g
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バター…5g
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のっけるふりかけ 鮭明太…大さじ1.5
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青ねぎ(小口切り)…適量
作り方
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耐熱容器にえのきを入れ、バターをのせる。
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ラップをして電子レンジ(600W)で約3分加熱。
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『のっけるふりかけ 鮭明太』を加え、全体を混ぜる。
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器に盛り、青ねぎを散らして完成。
バターのコクが鮭明太の塩気と絡み、まさに“新米キラー”。南原清隆は「塩味がご飯の甘みを引き出してる!」と感動していました。
桃屋 小林琴考案:ねぎ油香るもやし炒め
桃屋のロングセラー『食べるねぎ油』を使った、3分でできる節約おかず。
炒めるだけでお店のような香ばしさが広がります。
材料(2人分)
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もやし…1袋(200g)
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サラダ油…小さじ1
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塩…ひとつまみ
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食べるねぎ油…大さじ1
作り方
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フライパンにサラダ油を熱し、中火でもやしを炒める。
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しんなりしてきたら塩を加える。
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『食べるねぎ油』を加え、軽く混ぜて完成。
佐藤栞里は「ラーメンにのせてもおいしそう!」とコメント。
揚げねぎのザクッとした食感がもやしのシャキシャキと重なり、ご飯が進む万能副菜です。
丸美屋食品 藤田聖也考案:ひらたけとアスパラののりたま炒め
発売65周年を迎えた『のりたま』を使った、香ばしい和風炒め。
アスパラときのこの旨みが溶け込み、旅館の朝食のような一皿に。
材料(2人分)
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アスパラガス…2本
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ひらたけ…50g(または舞茸でもOK)
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バター…10g
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のりたま…適量
作り方
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アスパラは下の硬い部分の皮をむき、5mm幅の斜め切りにする。
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ひらたけは小さく割く。
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フライパンにバターを入れ、中火でひらたけを炒める。
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香りが出たらアスパラを加えて5分炒める。
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火を止め、仕上げに『のりたま』をふりかける。
色鮮やかで食欲をそそる見た目。藤田さん曰く「お弁当にもぴったり」。
桃屋 小林琴考案:きゅうりの柿ピーラー油和え
『辛そうで辛くない少し辛いラー油』と、柿ピーを使った食感楽しいおかず。
お酒にもご飯にも合う“無限おつまみ”です。
材料(2人分)
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きゅうり…1本
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柿ピー…30g
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辛そうで辛くない少し辛いラー油…大さじ1
作り方
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柿ピーを袋に入れて、麺棒などで軽く叩く。
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ボウルに柿ピーとラー油を入れて混ぜる。
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乱切りにしたきゅうりを加え、全体を和える。
秦基博は「これはご飯だ!」、長田庄平は「うまい!」とコメント。
ザクザク・ポリポリ・シャキシャキの食感が一度食べたら止まりません。
丸美屋食品 藤田聖也考案:ちりめん山椒のフワトロ長芋焼き
長芋を使った新感覚のふわとろ焼き。
『ソフトふりかけ ちりめん山椒』を仕上げにふることで、風味が一段と上品に。
材料(2人分)
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長芋…100g
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卵白…1個分
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めんつゆ(2倍濃縮)…小さじ1
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サラダ油…小さじ1
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ソフトふりかけ ちりめん山椒…小さじ2
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卵黄・青ねぎ(飾り用)…各適量
作り方
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長芋をすりおろし、卵白とめんつゆを加えて混ぜる。
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フライパンに油をひき、中火で焼く。
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ふんわり固まったら皿に盛り、『ちりめん山椒』をかける。
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卵黄と青ねぎをトッピングして完成。
佐藤栞里は「とろろの最上級!」と驚き。ご飯にも酒にも合う万能レシピです。
桃屋 小林琴考案:アボカドのごはんですよ!和え
1973年発売のロングセラー『江戸むらさき ごはんですよ!』を使った洋風おかず。
アボカドのまろやかさと海苔の旨み、わさびの刺激が重なり、意外なほどご飯に合います。
材料(2人分)
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アボカド…1個
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江戸むらさき ごはんですよ!…大さじ1
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練りわさび…小さじ1
作り方
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アボカドを一口大に切る。
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ボウルに『ごはんですよ!』と練りわさびを混ぜる。
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アボカドを加えて和える。
長田庄平は「わさびのピリッと感が合う!」とコメント。
桃屋社員は「納豆のたれ代わりにも使える」と紹介し、アレンジの広さに驚かされました。
スタジオで30秒チャレンジ!ごましおキャベツ
番組後半では、藤井貴彦が“30秒で作れるご飯のお供”に挑戦。
『ごましお』を使った簡単キャベツ和えは、忙しい日の救世主。
材料(2人分)
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キャベツ(ざく切り)…100g
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ごましお…小さじ1
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おろしにんにく…少々
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鶏ガラスープの素…小さじ1/2
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ごま油…小さじ1
作り方
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ごましお、にんにく、鶏ガラスープの素、ごま油を混ぜる。
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カットしたキャベツに加えて和える。
南原清隆は「塩味がちょうどいい!」と太鼓判。わずか30秒で完成するスピード副菜です。
お米マイスター 澁谷梨絵が選ぶ“今年の新米”
一行が最後に訪れたのは、武蔵小山の老舗米穀店こくぼ。
全国の生産者から1等米のみを仕入れるこだわり店で、今年のおすすめは千葉県多古町の『多古コシヒカリ』。炊きたてのご飯を味わった秦基博は「甘い、うまい!」と笑顔。
澁谷梨絵は「鮭明太+マヨネーズをのせると相性抜群」と紹介していました。
ご飯のお供番付 結果発表!
【丸美屋食品工業 ベスト3】
1位:鮭明太えのきバター
2位:ちりめん山椒のフワトロ長芋焼き
3位:ごましおキャベツ
【桃屋 ベスト3】
1位:ねぎ油香るもやし炒め
2位:やわらぎとちくわの和えもの
3位:アボカドのごはんですよ!和え
どのレシピも、手軽なのに“プロの味”。商店街の温かさと老舗メーカーの知恵が融合した、まさに“秋のご飯革命”でした。
まとめ
この記事のポイントは3つです。
・秋の新米を主役にした最新“ご飯のお供”トレンドがわかる
・丸美屋・桃屋・お米マイスターによる実用的でおいしいレシピが再現できる
・商店街×メーカー×家庭料理のコラボが生んだ“日本の秋の味”を楽しめる
炊きたての白いご飯と、香ばしいお供——それだけで幸せになれる季節。
今日の食卓に、あなたのお気に入りの“秋のご飯のお供”をひとつ、取り入れてみてください。
(情報出典:日本テレビ『ヒルナンデス!』2025年10月7日放送)
https://www.ntv.co.jp/hirunan/
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