料理の世界には無限の可能性が広がっています。特に、有名なシェフによる料理の再現は、家庭でも楽しい挑戦となることでしょう。今回は、笠原将弘シェフの魅力的な料理をご紹介します。伊勢丹新宿店のキッチンステージで行われた料理セミナーで、賛否両論の声が上がるほどの味わいを、自宅でも再現してみませんか。
賛否両論 御膳
二色そぼろ丼と春菊胡麻和え:家庭でも楽しむ本格派の美味しさ
この動画では、笠原シェフが手際良く調理する様子をご覧いただけます。まず、鶏ひき肉と鮭を使った二種類のそぼろを作成します。鶏そぼろは、醤油や味醂、砂糖などの調味料を絶妙にブレンドし、煮汁を透明にすることで美しい仕上がりに。鮭そぼろは、味醂や酒を合わせてしっかりと漬け込み、香り豊かな仕上がりとなります。
そして、春菊の胡麻和えも見逃せません。春菊の葉を茹でて絞り、胡麻や醤油を加えて和えることで、さっぱりとした風味と食感を楽しむことができます。これらの具材をご飯の上に盛り付け、刻みのりをちりばめれば、見た目にも美しい二色そぼろ丼の完成です。
鱈のみぞれ汁:旬の食材を活かした一杯
次に、鱈のみぞれ汁のレシピを紹介します。鱈の切り身をふんわりと煮ることで、ふっくらとした食感を実現。椎茸や長ネギ、百合根、蕪などの旬の食材を加え、薄口醤油や味醂で味付けします。程よい塩気と風味が口いっぱいに広がり、寒い季節にぴったりの一杯となることでしょう。
白菜と人参の辛子漬け:スパイシーな一品でアクセントを
最後にご紹介するのは、白菜と人参の辛子漬けです。砂糖や粉辛子、酢、味醂などの調味料を組み合わせて、白菜と人参をピリ辛の風味で漬け込みます。冷蔵庫でじっくりと寝かせることで、調味料がしっかりと絡んで一層美味しさが引き立ちます。食卓に華やかさとスパイシーさをプラスする一品と言えるでしょう。
これらのレシピを試すことで、笠原シェフのプロの技術とこだわりがご自宅の台所でも楽しめること間違いなしです。ぜひ、家族や友人を招いて、プロの味を堪能してみてください。
■二色そぼろ丼 鶏そぼろと鮭そぼろ 春菊胡麻和え
*鶏そぼろ(作りやすい分量)*
鍋に鶏ひき肉250g、水100ml、醤油大さじ3、味醂大さじ2、砂糖大さじ2、酒大さじ2を入れ、箸を数本でかき混ぜながら中火にかける。煮汁が透明になるまで火を入れ、そのまま冷ます。*鮭そぼろ(作りやすい分量)*
鍋に味醂80ml、酒80mlを入れ火にかける。アルコール分を飛ばしたら火を止め、醤油80mlを混ぜ合わせる。そこに鮭の切り身3切れ、柚子のぶつ切り1/6個分を入れて2時間浸ける。鮭を焼き、皮と小骨を取り、ほぐす。*春菊の胡麻和え(作りやすい分量)*
春菊1把の葉を摘み、茎は小口切りにする。沸いた湯に塩を加え、さっと茹で氷水に落とす。水気をしっかり絞ったらざく切りにし、白摺り胡麻大さじ2、醤油大さじ1、煮切り酒大さじ1/2、砂糖大さじ1/2で和える。*仕上げ*
丼ぶりにご飯を盛り、刻みのりをちらす。2種のそぼろと春菊の胡麻和えを盛り付ける。■鱈のみぞれ汁
*材料(4人分)*
鱈の切り身 2切れ
椎茸 2枚
長ネギ 1/2本
百合根 30g
蕪 2個
柚子皮(せん切り)少々
塩 少々
出汁 800ml
薄口醤油 大さじ2
味醂 大さじ2
塩 少々*作り方*
1.鱈は塩をふり15分程置く。水気を拭いて一口大に切り、沸いた湯でさっと霜降りして水に落とす。汚れを取り、水気を拭く。
2.椎茸は軸を取って薄切りにし、長ネギは斜め薄切り、百合根は1片ずつ分ける。
3.蕪は皮を剥いて擦りおろす。茎は小口切りにして塩揉みし、しっかり水気を絞る。
4.鍋にAを入れ、沸いたら①の鱈、②の椎茸、長ネギを加えて弱火で火が通るまで煮る。
5.擦りおろした蕪を加えて温める程度に火を入れ、器に盛る。蕪の茎、柚子皮少々を散らす。■白菜と人参の辛子漬け
*材料(作りやすい分量)*
白菜 1/6個
金時人参 100g
砂糖 大さじ4
粉辛子 大さじ1
粗塩 大さじ1
酢 大さじ2.5
味醂 大さじ1*作り方*
1.白菜は葉は細切り、茎は5㎝の長さの拍子切りにする。人参は5㎝の長さの細切りにする。
2.ボウルに①の白菜、人参を入れ、Aの調味料を加えて手で揉み込む。調味料が全体に馴染んだらラップをかけ、冷蔵庫で3時間以上寝かせる。・キッチンステージ過去の動画はこちら!
https://www.mistore.jp/shopping/featu…出演/笠原将弘・柬理美宏・川合卓也
2021.12.21
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