【めざまし8】「バター肉じゃが」レシピで普段の食卓を格上げ！谷原章介の簡単＆美味しい家庭料理テクニック

（出典：https://www.instagram.com/mezamashi8.tv/）

毎日の食卓に彩りと新たな味わいを加えたい方へ。今回は『めざまし８』で谷原章介さんが紹介した、家庭の定番料理「肉じゃが」を一味違う美味しさに変える秘訣、「バター肉じゃが」のレシピをご紹介します。Wバターでコクを加え、フランス料理のテクニック「追いバター」で仕上げるこのレシピは、簡単にできて味は格上げ。普段の肉じゃがが、特別な日のメニューに変わる魔法をお楽しみください。

（出典：https://www.instagram.com/mezamashi8.tv/）

材料と作り方

材料（3人分）

作り方

1. 下準備: じゃがいもは皮ごと四等分に、にんじんは乱切りに、玉ねぎは一口大に、ブロッコリーは房と茎を一口大に切ります。野菜を皮ごと使うことで、栄養を逃さず、煮崩れも防ぎます。
2. 肉の焼き方: フライパンにオリーブオイルと10gのバターを熱し、豚バラ肉を並べて焼き色をつけます。こうすることで、肉の旨味とバターのコクが増します。
3. 野菜の炒め方: 肉を取り出した後、同じフライパンでにんじんを先に炒め、次に他の野菜を加えて蒸し炒めにします。これにより、各野菜の食感と味わいが引き立ちます。
4. 煮込み: 水とめんつゆを加え、落とし蓋をして煮込みます。めんつゆを使うことで、味付けが簡単かつ深みのある味わいになります。
5. 追いバター: 最後に残った煮汁に再度バターを加え、ソースを作ります。この「追いバター」が肉じゃがに豊かな香りとコクを加えます。

注意ポイント

肉の焼き方に工夫を

バターとオリーブオイルでの焼き：豚バラ肉を焼く際にバターとオリーブオイルを使用することで、肉の旨みが引き出され、バターの風味がプラスされます。オリーブオイルは高温でも安定しているため、バターの焦げを防ぎつつ、両者の良さを活かします。この工程で、肉の表面にしっかりと焼き色をつけることが重要です。焼き色は香ばしさを加えるだけでなく、肉汁を閉じ込める役割も果たします。

野菜の扱い方

野菜の皮を活用：じゃがいもやにんじんは皮ごと使用します。皮には栄養が豊富に含まれており、特にビタミンやミネラルが多く、健康的な料理に貢献します。また、皮が煮崩れを防ぐ自然な「防護服」の役割を果たし、野菜本来の食感を保ちます。

メリット

味わいのグレードアップ

Wバターの使用：料理の始めと終わりにバターを加える「Wバター」のテクニックは、肉じゃがに深いコクと豊かな風味をもたらします。初めにバターを使って肉や野菜を炒めることで基本的な風味を加え、煮込み終わりに「追いバター」として再度バターを加えることで、料理全体に滑らかな口当たりとリッチな味わいが生まれます。これはフランス料理の「モンテ」技法を取り入れたもので、ソースの質感を向上させ、深みのある味わいを実現します。

栄養バランスの向上

野菜の栄養価：皮ごと使用することで野菜の栄養を丸ごと摂取できるのは大きなメリットです。皮に含まれる食物繊維は、健康的な消化活動をサポートし、ビタミンやミネラルの摂取を助けます。また、バターはビタミンAやEを含むため、適量を使用することで、身体に必要な脂溶性ビタミンの摂取にも貢献します。これらの栄養素は、免疫力の向上や皮膚の健康維持にも役立ちます。

サイドディッシュの提案：バター肉じゃがに合う豊かな味わい

しげゆき

ここからは、私からの提案です。バター肉じゃがをメインにした食事には、そのコク深い味わいを引き立てるサイドディッシュが欠かせません。

以下に、バター肉じゃがの豊かな味わいをさらに楽しむためのサイドディッシュを考えてみたのでいくつか紹介します。

1. 焼き野菜のバルサミコ酢和え

• 材料：季節の野菜（ズッキーニ、赤ピーマン、エリンギなど）、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、黒こしょう
• 調理方法：野菜を一口大にカットし、オリーブオイルでマリネした後、オーブンで焼きます。焼き上がりにバルサミコ酢を振りかけ、塩と黒こしょうで味を調えます。

このサイドディッシュは、バター肉じゃがの濃厚な味わいに対して、野菜の自然な甘みとバルサミコ酢の酸味が爽やかなアクセントを加えます。

2. クリーミーなポテトグラタン

• 材料：薄切りのじゃがいも、生クリーム、にんにく、グリュイエールチーズ、塩、黒こしょう
• 調理方法：にんにくでフレーバーをつけた生クリームにじゃがいもを漬け込み、グリュイエールチーズを散りばめてオーブンで焼きます。

濃厚でクリーミーなポテトグラタンは、バター肉じゃがのソースと絶妙にマッチし、満足感のある食事に仕上がります。

3. 柚子胡椒風味のきゅうりの和え物

• 材料：きゅうり、柚子胡椒、塩、砂糖、醤油
• 調理方法：きゅうりを薄切りにして塩もみし、柚子胡椒、砂糖、醤油で味付けします。

爽やかな柚子の香りとほのかな辛味が、バター肉じゃがのリッチな味わいを引き立て、食事のリフレッシュ感を提供します。

4. マスタードドレッシングの温野菜サラダ

• 材料：ブロッコリー、カリフラワー、人参、マスタード、オリーブオイル、レモン汁、塩、黒こしょう
• 調理方法：野菜を茹でて温かいまま、マスタードドレッシングで和えます。

マスタードのピリッとした辛味とレモンの酸味が、肉じゃがの味わいに新しい次元を加えます。

5. 焼きなすのひき肉詰め

• 材料：なす、ひき肉（牛または豚）、玉ねぎ、にんにく、オリーブオイル、トマトソース、チーズ、塩、黒こしょう
• 調理方法：なすを半分に切り、中身をくり抜いてひき肉とともに炒め、トマトソースで味付けした後、なすに詰め戻し、チーズをのせてオーブンで焼きます。

肉じゃがとは異なる形の肉の楽しみ方を提供し、トマトの酸味とチーズのコクが豊かな味わいをプラスします。

これらのサイドディッシュは、バター肉じゃがの食卓をより豊かにし、異なる食感や味わいを楽しむことができるでしょう。

まとめ

「バター肉じゃが」は、少しの工夫で日常の料理を特別なものに変えることができるレシピです。Wバターを用いることで、普通の肉じゃがに比べて豊かな風味と深いコクを楽しむことができ、野菜の皮を活用することで栄養価もアップします。簡単ながらも、食卓を豊かに彩るこのレシピをぜひお試しください。