今日は、おうちで世界ごはんを楽しむ方法をご紹介します。イタリアの名店「リストランテ アルポルト」の片岡宏之シェフが教えてくれた、豚ヒレのミラノ風カツレツのレシピをご紹介します。
このカツレツは、パルメザンチーズ入りのパン粉で衣をつけて、オリーブオイルで揚げ焼きにすることで、外はサクサク、中はジューシーに仕上がります。さらに、ミニトマトとバジルのケッカソースをかけることで、爽やかな酸味と香りが加わります。
このレシピは、簡単に作れて、栄養バランスも良く、1人分364kcalと低カロリーです。ぜひ、おうちでイタリアンを楽しんでみてください。
材料と作り方
材料(2人分)
食材 | 分量 |
---|---|
豚ヒレ肉 | 2切れ(120g) |
パン粉 | 20g |
パルメザンチーズ(すりおろす) | 10g |
塩、コショウ | 各適量 |
小麦粉、溶き卵 | 各適量 |
ミニトマト | 10個 |
ニンニク | 1/4かけ |
バジル | 2~3枚 |
A[オリーブオイル大さじ1 バルサミコ酢小さじ1/2 レモン汁小さじ1/4 塩、コショウ(黒)各少し] | |
オリーブオイル | 適量 |
パルメザンチーズ(すりおろす)、コショウ(黒)、バジル(5mm幅の細切り) | 各適量 |
作り方
- 豚肉はラップにはさみ、めん棒などでたたいて厚さ7~8mmにのばします。このとき、筋切りをすることで、肉が縮まなくなります。パン粉はザルなどでこして細かくし、パルメザンチーズを混ぜます。パルメザンチーズは、カツレツにコクと香りを与えます。
- ①の豚肉に、塩、コショウをふり、小麦粉、溶き卵、①のパン粉の順に衣をつけます。このとき、包丁の背で格子状に模様をつけます。これは、衣と肉の密着度を高めるためです。
- ケッカソースをつくります。ミニトマトはヘタを除いて4等分に切ります。ニンニクはみじん切りに、バジルは5mm幅の細切りにします。これらをボウルに入れ、Aを加えて混ぜます。Aのオリーブオイルは、トマトのリコピンの吸収を助けます。バルサミコ酢とレモン汁は、トマトの甘みと酸味を引き出します。
- フライパンに多めのオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、②を模様の面を下にして並べ入れます。途中返し、両面キツネ色になるまで揚げ焼きにします。オリーブオイルは、イタリアンの風味を出すだけでなく、健康にも良い油です。
- ④を器に盛り、③をかけます。パルメザンチーズを散らしてコショウをふり、バジルを飾ります。パルメザンチーズとコショウは、カツレツの味を引き締めます。バジルは、香りと彩りを添えます。
注意ポイント
豚肉の厚さと火の通り具合
豚肉の厚さは、7~8mmがベストです。それ以上厚くすると、火が通りにくくなります。それ以下薄くすると、肉汁が抜けてパサパサになります。火の通り具合は、肉に切り込みを入れて確認します。肉の色が白っぽくなっていればOKです。肉汁が透明になっているかどうかもチェックしましょう。
ケッカソースの作り方と保存方法
ケッカソースは、生のトマトとバジルを使って作ります。トマトは、皮をむかずにそのまま切ります。皮には、ポリフェノールやビタミンCなどの栄養素が多く含まれています。バジルは、切るとすぐに色が変わるので、食べる直前に切ります。ケッカソースは、冷蔵庫で保存すると、色や香りが落ちてしまいます。作りたてを食べるのがおすすめです。
メリット
栄養バランスと低カロリー
このカツレツは、豚肉、パン粉、チーズなどの動物性タンパク質と、トマト、バジルなどの野菜がバランスよく摂れます。また、オリーブオイルは、不飽和脂肪酸が豊富で、コレステロールを下げる効果があります。さらに、1人分364kcalと低カロリーなので、ダイエット中の方にもおすすめです。
おうちでイタリアンを楽しめる
このカツレツは、イタリアの名店「リストランテ アルポルト」の片岡宏之シェフが教えてくれたレシピです。片岡シェフは、イタリアで修行した経験を持ち、本格的なイタリアンを提供しています。このカツレツは、片岡シェフの味をおうちで再現できます。イタリアの雰囲気を感じながら、おいしいカツレツを楽しんでください。
まとめ
今回は、豚ヒレのミラノ風カツレツのレシピをご紹介しました。このカツレツは、パルメザンチーズ入りのパン粉で衣をつけて、オリーブオイルで揚げ焼きにすることで、外はサクサク、中はジューシーに仕上がります。さらに、ミニトマトとバジルのケッカソースをかけることで、爽やかな酸味と香りが加わります。このレシピは、簡単に作れて、栄養バランスも良く、1人分364kcalと低カロリーです。ぜひ、おうちでイタリアンを楽しんでみてください。
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