今回は、ウワサのお客さまで話題になった、レジェンド寮母 村野明子さんの海老れんこんバーグの作り方をご紹介します。海老とれんこんの食感と風味が絶妙にマッチしたバーグに、ほうれん草といんげんの彩りが美しいあんかけをかけて、紅心大根のさっぱりとしたアクセントを加えます。
乾燥湯葉も入れて、栄養価もアップ!この一品で、ご飯がすすむこと間違いなしです。材料はシンプルで、作り方も簡単なので、ぜひお試しください。
材料と作り方
材料
食材 | 分量 |
---|---|
大粒むきエビ(冷凍) | 16尾 |
ほうれん草 | 2束 |
いんげん | 4本 |
紅心大根 | 50g |
油 | 適量 |
乾燥湯葉 | 1枚 |
れんこん | 100g |
はんぺん | 1枚 |
白だし | 30㏄ |
水 | 300㏄ |
酒 | 50㏄ |
片栗粉 | 大さじ2 |
作り方
- 大粒むきエビは解凍しておく。エビは解凍することで、水分が抜けて食感が良くなります。
- れんこんは適度な大きさに切っておく。れんこんは皮をむいて、すぐに水にさらすと色が変わらずにキレイです。
- はんぺんはちぎっておく。はんぺんは手でちぎると、ふわふわの食感が残ります。
- ①の水気をよく拭き、れんこんとはんぺんをフードプロセッサーにかける。フードプロセッサーで混ぜると、エビとれんこんの食感が均一になります。
- 紅心大根を千切りにする。紅心大根は色が鮮やかで、見た目にも華やかさを添えます。
- ほうれん草は茹でて冷水で冷やし、水気を絞って3~4㎝長さに切る。ほうれん草は冷水で冷やすと、色が鮮やかになります。
- いんげんを茹でて、斜めに切っておく。いんげんは斜めに切ると、断面が広くなり、あんの味がしみやすくなります。
- ②を薄く丸く成形しておく。バーグは薄くすると、揚げ焼きの時に火が通りやすくなります。
- フライパンに油を入れ熱し、⑤を両面揚げ焼きにする。揚げ焼きにすると、表面がカリッとして、中はジューシーになります。
- 鍋に白だし、水、酒、片栗粉をいれあんを作る。白だしは、和風のあっさりとした味付けに最適です。片栗粉は、水で溶いてから加えると、ダマになりにくくなります。
- ⑦に④と細かくした乾燥湯葉を入れ、⑥の上にかけて仕上げに紅心大根をのせて完成。乾燥湯葉は、あんに入れると、ふんわりとした食感になります。紅心大根は、最後にのせると、色が鮮やかになります。
注意ポイント
エビの下処理
- エビは解凍する前に、塩水につけておくと、臭みが取れてプリプリになります。
- エビの背わたは、包丁で切り込みを入れて取り除きます。背わたは苦味があるので、取り除くと味が良くなります。
あんの濃度
- あんの濃度は、好みに合わせて調整できます。濃いめにしたい場合は、片栗粉の量を増やします。薄めにしたい場合は、水の量を増やします。
- あんは、火を止めた後にもとろみが出るので、火を止めるタイミングは少し早めにします。
メリット
栄養バランス
- 海老れんこんバーグは、エビとれんこんの組み合わせで、たんぱく質と食物繊維が豊富です。エビはコレステロールが高いというイメージがありますが、実は血中の善玉コレステロールを増やす効果があります。れんこんは、消化を助ける酵素やビタミンCが多く含まれています。
- ほうれん草は、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富です。鉄分は貧血予防に、カルシウムは骨や歯の健康に役立ちます。
- いんげんは、ビタミンB1やB2などのビタミン群が豊富です。ビタミンB1は糖質の代謝に、ビタミンB2は脂質の代謝に必要です。
おいしさ
- 海老れんこんバーグは、エビとれんこんの食感と風味が絶妙にマッチした一品です。エビはプリプリとした歯ごたえがあり、れんこんはシャキシャキとした歯ごたえがあります。両方とも、甘みや旨みがあります。
- あんかけは、白だしと酒で和風に味付けしたあっさりとしたものです。片栗粉でとろみをつけることで、バーグによく絡みます。ほうれん草といんげんは、色や食感のアクセントになります。乾燥湯葉は、ふんわりとした食感になります。
まとめ
今回は、レジェンド寮母 村野明子さんの海老れんこんバーグの作り方をご紹介しました。体の芯から温まる“大奥飯”は、栄養バランスもおいしさも抜群です。材料はシンプルで、作り方も簡単なので、ぜひお試しください。この一品で、ご飯がすすむこと間違いなしです。冬の寒い日には、家族や友人と一緒に楽しんでください。
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