春といえば、新じゃがと新たまが旬の季節です。甘みとみずみずしさが特徴のこの野菜は、さまざまな料理に合わせることができます。今回は、料理研究家の後藤加寿子さんに教えていただいた、新じゃがと新たまを使った和食レシピをご紹介します。ふきのとう塩や肉じゃががなど、春のおかず3品を作ってみましょう。
新じゃがのふきのとう塩
(出典https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/)
材料・作り方
材料(2人分)
- 新じゃがいも(小):10~12個(約300g)
- ふきのとう:2~3個
- 天ぷら粉:適量
- サラダ油・塩:各適量
作り方
ふきのとうの下処理
- ふきのとうは使用直前に、がくを1枚ずつはがします。蕾は粗みじん切りにします。
- 天ぷら粉をバットに入れ、がくと蕾に粉をまぶします。
ふきのとうの揚げ焼き
- フライパンにサラダ油を1cm深さまで入れ、180℃に熱します。
- がくをサッと揚げ焼きにしてカリッとさせ、次に蕾も同様に揚げ焼きにします。
- フライパンの余分な油を除いてサッと拭き、がくと蕾を弱火で炒めます。途中で出てきた油を拭き取りながらカリッとさせ、塩2つまみを振ります(ふきのとう塩)。
じゃがいもの下処理
- じゃがいもはたわしで軽く表面をこするように洗います。
- 耐熱皿にじゃがいもをのせ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で約2分30秒加熱します。
- じゃがいもを取り出し、上下を返した後、再びラップをして2分から2分30秒加熱し、竹串がスッと通るまで加熱します。
じゃがいもの焼き
- フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、水気を拭いたじゃがいもを入れます。
- 軽く焼き色がつくまでじゃがいもを転がしながら焼き、暑いうちに塩2つまみを振ります。
盛り付け
- 皿に焼いたじゃがいもを盛り付け、ふきのとう塩を上から振ります。
春の肉じゃが
(出典https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/)
材料・作り方
新じゃがと新たまの炊き込みご飯
(出典https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/)
材料・作り方
材料
- 新じゃがいも 大2個(約300g)
- 新玉ねぎ 1/2個(約100g)
- 米 360ml(2合)
- 鶏もも肉 100g
【A】
- 薄口しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
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- 粗塩 小さじ1
- だし 約360ml
作り方
- 米は洗い、ザルに上げて1時間おく。
- じゃがいもはたわしで軽く表面を擦るようにして洗う(皮をところどころ剥く)。
- 皮付きのまま2㎝角に切り、水にサッとくぐらせて水けを切る。
- 玉ねぎは一口大に切る。
- 鶏肉はひと口大に切り、【A】を揉み込んで下味をつける。
- 米を炊飯釜に入れ、鶏肉のつけ汁と粗塩を加える。
- 2合の目盛りまでだしを注ぎ、ざっと混ぜる。
- 鶏肉と①のじゃがいも、玉ねぎをのせて炊く。
- 炊き上がったらさっくりと混ぜ、茶碗に盛って完成。
まとめ:
今回は、新じゃがと新たまを使った和食レシピを3品ご紹介しました。新じゃがのふきのとう塩や春の肉じゃがなど、春のおかずを作ってみませんか?新じゃがと新たまは、今だけの旬の味です。香ばしく焼いた新じゃがや甘い新たまを、ぜひ味わってみてください。春の香りと味覚を楽しむことで、気分も明るくなりますよ。料理研究家の後藤加寿子さんに感謝して、春のおかずを堪能しましょう。
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