【news every.】肥満は自己責任ではない!日本テレビの特集をもとに肥満の問題と対策を分かりやすく紹介

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健康

この記事では、3月4日に日本テレビで放送された「news every.」の特集「世界肥満デー 日本は大丈夫?」をもとに、肥満の現状と予防法についてお伝えします。肥満は世界的な問題であり、日本でも多くの人が影響を受けています。

肥満は単に見た目の問題ではなく、様々な病気や健康障害の原因になります。肥満を防ぐためには、自分の体型と向き合い、食生活や運動習慣を見直すことが大切です。この記事では、以下の内容を詳しく解説します。

  • 肥満の定義と基準
  • 日本の肥満の状況と傾向
  • 肥満の危険性と対策

この記事を読めば、肥満に関する正しい知識と予防法を身につけることができます。ぜひ最後までご覧ください。

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肥満の定義と基準

肥満とは、体内に蓄積された脂肪が過剰になり、健康に悪影響を及ぼす状態のことです。肥満の程度は、BMI(体格指数)という数値で表されます。BMIは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったもので、以下のように分類されます。

BMI 分類
18.5未満 低体重
18.5以上25未満 標準体重
25以上30未満 肥満(1度)
30以上35未満 肥満(2度)
35以上40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)

日本では、BMIが25以上の人を肥満としていますが、世界的には30以上の人を肥満としています。これは、日本人はBMIが低くても内臓脂肪が多い傾向があるためです。内臓脂肪は、心臓や血管に負担をかけるので、隠れ肥満と呼ばれています。隠れ肥満は、高齢者に多く見られます。

日本の肥満の状況と傾向

3月4日は、世界肥満連合が制定した世界肥満デーです。この日は、肥満の問題について啓発や対策を行うことを目的としています。世界肥満連合によると、肥満の対策が取られなければ、2035年までに世界の半数以上が肥満と過体重になると予測されています。また、世界で肥満の人が約10億人に達したという研究結果もあります。

日本の肥満の状況はどうでしょうか。厚生労働省が2019年に発表した調査では、男性の33%、女性の22.3%が肥満となっています。2021年の発表では、BMIが全国平均で男性が24.0、女性が22.6となっています。これは、日本の標準体重の基準であるBMIが22を下回っていますが、肥満の基準であるBMIが25を上回っていません。つまり、日本人は肥満ではないけれど、標準体重でもないという状況です。

都道府県別では、肥満の基準がギリギリの数値になっているところがあります。男性では青森県と香川県、女性では佐賀県と山形県がBMIが高い傾向にあります。一方、BMIが低いところは、男性では滋賀県、女性では京都府です。東京は、男性は40番目、女性は41番目となっています。

肥満度の平均が最も高い沖縄県は、食文化が要因の一つと考えられます。沖縄は気温や湿度が高いため、食材を傷めないように揚げ物を多く食べる習慣があります。また、野菜の摂取量が少なかったり、お酒の飲み過ぎなども肥満の原因になっています。

最近の肥満の傾向としては、成人男性の肥満と小児の肥満が増えていることが指摘されています。特に、メタボや糖尿病と診断される子供が増えていることは深刻な問題です。子供の肥満は、親の食習慣や生活習慣の影響を受けやすいので、家庭での教育が重要です。

肥満の危険性と対策

肥満は、見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。肥満は、以下のような病気や健康障害のリスクを高めます。

  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • 心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 肝硬変
  • 胆石症
  • 関節痛
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • うつ病
  • がん

肥満に加えて、高血圧などの健康障害がある場合は、肥満症と呼ばれています。肥満症は、治療の対象となる病気です。BMIが25未満でも、内臓脂肪が多い場合は、メタボリックシンドロームと呼ばれます。メタボリックシンドロームは、命に関わる疾患を引き起こすリスクが高まるとされています。

肥満を防ぐためには、自分の体型と向き合い、食生活や運動習慣を見直すことが大切です。日本肥満学会は、肥満や肥満症が自己責任という考え方は誤りがあると話しています。今は、車社会で歩かず、気軽にコンビニに行けるなど、

環境の変化やストレスなどが肥満や健康障害を増加させています。日本肥満症予防協会は、予防策として以下のようなことを提案しています。

  • 夜間に食べ過ぎない
  • ゆっくりと良く噛んで食べる
  • 野菜や果物を多く摂る
  • 揚げ物や甘いものを控える
  • 水分を十分に摂る
  • 適度な運動をする
  • 睡眠をしっかりとる
  • ストレスを溜めない

健康かどうかをポイントにして自分の体型と向き合うことが大切です。肥満は、自分の意志だけでなく、周囲の環境や社会の問題とも関係しています。肥満を防ぐためには、個人だけでなく、家族や友人、職場や学校、地域や国など、様々なレベルでの支援や協力が必要です。

栄養学に基づいた食事の提案:肥満予防と改善への道

しげゆき
しげゆき

ここからは、私からの提案です。肥満を予防し、改善するためには、バランスの取れた食事が欠かせません。健康的な食生活は、体重管理だけでなく、全体的な健康状態を向上させるためにも重要です。

ここでは、栄養学に基づいた食事プランの提案と、実践しやすいレシピ、そして健康的なスナックのアイデアを紹介します。

食事プランの基本原則

  1. 五大栄養素をバランス良く摂取する:タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素を毎食に含めることが重要です。
  2. 食物繊維を多く含む食品を選ぶ:野菜、果物、全粒粉製品、豆類など、食物繊維を豊富に含む食品を積極的に摂りましょう。
  3. 加工食品の摂取を控える:加工された食品は、糖質や脂質が高く、添加物も多いため、自然の食材を使った料理を心がけてください。

具体的な食事プランとレシピ

  • 朝食:全粒粉トーストにアボカドとスクランブルエッグをのせたオープンサンド、トマトのスライスを添えて。ビタミンCを補給できるフレッシュオレンジジュースを一緒に。
  • 昼食:鶏胸肉とキノコ、ブロッコリーを使った和風醤油ベースの炒め物。白米の代わりに玄米やキヌアを添えて、食物繊維の摂取を増やします。
  • 夕食:サーモンのグリルに小さじのオリーブオイルとレモンをかけて、蒸し野菜(人参、ズッキーニ、アスパラガス)を添える。側菜として、豆と野菜のサラダを。

健康的なスナックのアイデア

  1. ナッツとドライフルーツ:アーモンドやクルミなどのナッツ類は良質な脂質を提供し、ドライフルーツは自然な甘みで満足感を与えます。ただし、量に注意してください。
  2. 野菜スティックとハムス:にんじんやきゅうりをスティック状に切り、ハムスをディップして食べる。低カロリーで満足感が得られます。
  3. ヨーグルトとフルーツ:無糖のプレーンヨーグルトに、季節の果物をトッピング。自然な甘さとタンパク質、腸内環境に良い乳酸菌を摂取できます。

肥満予防や改善に向けた食事は、単に体重を減らすことだけではなく、栄養バランスを考えた健康的な生活を送ることが目的です。食事の準備や選択に少し注意を払うだけで、体の中から健康になり、より良い生活を送ることが可能になります。日々の小さな選択が、大きな変化をもたらしますので、今日からでも試してみてください。

まとめ

この記事では、3月4日に日本テレビで放送された「news every.」の特集「世界肥満デー 日本は大丈夫?」をもとに、肥満の現状と予防法についてお伝えしました。肥満は、見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼす状態です。肥満の程度は、BMIという数値で表されます。日本では、BMIが25以上の人を肥満としていますが、世界的には30以上の人を肥満としています。日本の肥満の状況は、全国平均では肥満ではないけれど、標準体重でもないという状況です。都道府県別では、沖縄県が最も肥満度が高く、滋賀県や京都府が最も低いです。最近の肥満の傾向としては、成人男性の肥満と小児の肥満が増えていることが指摘されています。肥満は、高血圧や糖尿病などの病気や健康障害のリスクを高めます。肥満に加えて、高血圧などの健康障害がある場合は、肥満症と呼ばれています。BMIが25未満でも、内臓脂肪が多い場合は、メタボリックシンドロームと呼ばれます。肥満を防ぐためには、自分の体型と向き合い、食生活や運動習慣を見直すことが大切です。肥満は、自分の意志だけでなく、周囲の環境や社会の問題とも関係しています。肥満を防ぐためには、個人だけでなく、家族や友人、職場や学校、地域や国など、様々なレベルでの支援や協力が必要です。

この記事を読んで、肥満に関する正しい知識と予防法を身につけることができたでしょうか。肥満は、自分の健康だけでなく、社会全体の問題です。肥満を防ぐことは、自分の幸せだけでなく、周りの人の幸せにもつながります。ぜひ、この記事を参考にして、健康的な生活を送ってください。

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