おやつのじかん: アメリカの焼き菓子
アメリカの家庭で愛されている、シンプルで心温まる焼き菓子をご紹介します。特別な材料や道具、高度なテクニックを必要とせず、誰でも簡単に作れるレシピです。今回は、番組に初登場する原亜樹子さんが、アメリカ菓子の魅力を伝えます。
丸ごとバナナのクランブル
(画像元:きょうの料理 – NHK)
材料と作り方
材料
材料 | 量 |
---|---|
バナナ | 1本 |
薄力粉 | 25g |
きび糖 | 15g |
くるみ(食塩不使用/ローストしたもの) | 20g |
ごま油(白) | 大さじ1 |
はちみつ | 小さじ1 |
バニラアイスクリーム | 適宜 |
作り方
- 下準備
- バナナは皮ごとよく洗い、水気を拭き取ります。これにより、バナナが清潔になり、オーブンで焼いた際に皮が綺麗に仕上がります。
- くるみは粗く刻みます。これは、クランブルの食感を良くするためです。
- アルミホイルを15×25㎝に切り、2枚用意して天板に敷きます。これは、バナナを焼く際に焦げ付きを防ぐためです。
- オーブンを200℃に予熱します。予熱することで、オーブンを入れた瞬間から適切な温度で調理を始めることができます。
- クランブルの作成
- 小さめのボウルに薄力粉、きび糖、くるみを入れ、フォークでざっと混ぜ合わせます。
- ごま油とはちみつを加え、フォークの背で生地を押し付けるようにして混ぜ合わせます。これにより、生地がポロポロとしたそぼろ状になります。
- ※ポロポロにならない場合は、ポリ袋に入れて冷凍庫で5分ほど冷やし、袋の上から手で崩すと簡単にポロポロになります。これは、クランブルの食感を均一にするための工夫です。
- バナナの準備
- バナナの両端を少し切り落とし、皮ごと縦半分に切ります。これは、バナナがオーブンで均等に焼けるようにするためです。
- 皮を下にして、天板に敷いたアルミホイルの中央に置きます。
- 焼成
- アルミホイルの手前と奥を2回折り、バナナより2㎝高くします。これは、クランブルがこぼれないようにするためです。
- アルミホイルの両端を寄せて閉じます。
- バナナにクランブルを半量ずつのせ、指で押さえて密着させます。これにより、クランブルが焼成中にバナナから離れにくくなります。
- 200℃に予熱したオーブンで20分ほど焼きます。表面にこんがりと焼き色がつくまで焼くことで、クランブルの香ばしさが引き立ちます。
- 盛り付け
- 焼き上がったバナナのクランブルを器に盛り付け、お好みでバニラアイスクリームを添えて完成です。アイスクリームを添えることで、温かいクランブルと冷たいアイスの絶妙なコントラストを楽しむことができます。
おいしい丸ごとバナナのクランブルをお楽しみください!
このデザートは、シンプルながらも驚くほど美味しいです。材料は、粉、砂糖、くるみのみ。これらを混ぜ合わせてクランブル状にし、バナナの上に散らしてオーブンで焼きます。焼き上がりは、バナナがトロトロになり、クランブルがサクサクの食感を加えてくれます。見た目にも美しく、味わいも新鮮です。
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マヨネーズビスケット
(画像元:きょうの料理 – NHK)
材料と作り方
材料
材料 | 量 |
---|---|
【A】 | |
マヨネーズ | 30g |
砂糖 | 小さじ2 |
レモンの皮(すりおろす) | 1個分 |
牛乳 | 80g |
【B】 | |
薄力粉 | 100g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
塩 | 1つまみ(1g) |
追加材料 | |
溶かしバター | 適宜 |
好みのジャム | 適宜 |
バター | 適宜 |
作り方
- 下準備: オーブン用の紙を直径18cmの円形に切り、天板に敷きます。オーブンは230℃に予熱しておきます。この予熱は、ビスケットが均一に焼けるようにするため重要です。
- 生地作り: ボウルに【A】のマヨネーズと砂糖を入れ、ゴムベラでよく混ぜ合わせます。ここでレモンの皮を加えると、爽やかな香りが生地に広がります。
- 牛乳を少しずつ加えながら、滑らかになるまで混ぜます。この工程で生地の柔らかさを調整し、ビスケットの食感に影響を与えます。
- 別のボウルで【B】の薄力粉、ベーキングパウダー、塩を合わせ、②の生地にふるい入れます。粉っぽさがなくなるまで、ダマが少し残る程度まで、練らずに大きくすくって混ぜ合わせます。この練らない工程が、サクサクとした食感を生む秘訣です。
- 生地を6等分にし、スプーン2本を使って天板に敷いたオーブン用の紙の中央に盛り付け、ボール状に丸く整えます。この時、生地が均一の大きさになるようにすることで、焼き上がりが均一になります。
- 残りの生地も同様にして、中央の生地を囲むように配置します。
- 230℃に予熱したオーブンに入れ、すぐに210℃に下げて15~18分焼きます。焼き色が均一につくように、焦げそうになったら200℃に温度を下げます。
- 表面全体にこんがりと焼き色がついたら、オーブンから取り出します。この焼き色が美味しさのサインです。
- 好みで、表面に溶かしバターをハケやスプーンで塗り、器に盛り付けます。ジャムやバターを添えて、お召し上がりください。
アメリカ南部の伝統的なおやつであるマヨネーズビスケットは、卵や油の代わりにマヨネーズを使用します。この意外な材料の交換は、ビスケットに独特の風味としっとりとした食感をもたらします。素朴で懐かしい味わいのこのビスケットは、一度食べたら忘れられない美味しさです。
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まとめ
これらのレシピは、家庭でのおやつタイムを特別なものに変えてくれることでしょう。手軽に作れて、家族みんなで楽しめるアメリカンスタイルの焼き菓子を、ぜひお試しください。
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