6月5日の「あさイチ」では、川島孝さんが新ごぼうを使った美味しいポタージュの作り方を教えてくれました。新鮮なごぼうの風味を活かしたこのポタージュは、栄養満点で体にも優しい一品です。香り高いごぼうと玉ねぎのコンビネーションが絶妙なこのスープは、特別な日のメニューにもぴったりです。以下に、川島さんが教えてくれた詳細なレシピをご紹介します。
材料・作り方
材料
- 新ごぼう:100g
- 玉ねぎ(繊維を断つように薄切り):50g
- オリーブ油:大さじ1
- 牛乳:150ml
A
- 水:100ml
- 顆粒スープの素(洋風):小さじ1
- ご飯:30g
トッピング
- ホタテ貝柱(刺身用):2個
- バター:10g
- いぶりがっこ(5mm角に切る):20g
- すりごま(白):小さじ1
- 塩:適量
- こしょう:少々
作り方
- 新ごぼうの準備
新ごぼうは皮をよく洗い、斜め薄切りにします。軽く水にさらして水気を切ります。 - 玉ねぎを炒める
鍋にオリーブ油(大さじ1)を熱し、玉ねぎと塩(1つまみ)を加えます。中火で色がつかないように炒めて香りを引き立てます。 - 新ごぼうとスープを加える
新ごぼうと塩(1つまみ)を加え、強めの中火で香りが立ち、しんなりするまで炒めます。牛乳(100ml)とAを加えて混ぜ、沸いたら弱火にして5分間煮ます。その後、火を止めて粗熱を取ります。 - ホタテ貝柱の調理
ホタテ貝柱に塩(少々)、こしょう(少々)をふります。フライパンにオリーブ油(少々/分量外)を引き、強めの中火でホタテ貝柱の片面を焼き固めます。バター(5g)を加えて上下を返し、焦がしバターをからめながら焼きます。 - いぶりがっこの準備
ホタテ貝柱を寄せてスペースを作り、いぶりがっことバター(5g)をフライパンに入れ、焦がしバターをからめながら炒めます。貝柱は両面に焼き色がついたら取り出し、いぶりがっこにすりごまを加えてからめ、取り出します。 - ポタージュの仕上げ
(3)のスープをなめらかになるまでミキサーにかけ、鍋に戻して牛乳(50ml)を加えて中火で温めます。器に盛り付け、いぶりがっこを散らしてホタテ貝柱をのせ、お好みでオリーブ油(少々/分量外)を回しかけて完成です。
川島孝シェフのプロフィール
川島孝さんは、群馬県出身で群馬調理師専門学校を卒業された後、1989年にフランス料理店「ラ・ロシェル」に入社しました。1999年にはラ・ロシェル南青山店のオープンと同時に副料理長に就任し、2005年から2008年までの3年間はフランスで修行を積まれました。その後、ラ・ロシェル渋谷本店の副料理長を経て、2010年にラ・ロシェル山王の料理長、そして2017年に南青山店の料理長に就任されています。
フランスでの修行中は、ミシュラン星を獲得しているレストラン「Loges de l’Aubergade」や「Au 14 Février」、「Ze Kitchen Galerie」で経験を積まれました。川島さんは、基本を大切にしながらも斬新で前衛的な料理を追求し、新しい世界観を表現することを目指しています。
まとめ
この新ごぼうのポタージュは、川島孝さんが教える絶品レシピです。新鮮なごぼうの香りと玉ねぎの甘みが調和し、クリーミーで深い味わいが楽しめます。ホタテ貝柱といぶりがっこのトッピングが、スープにさらなる風味と食感を加え、特別な一品に仕上がります。忙しい日常の中でも、少し手間をかけて作ることで心も体も満たされるこのポタージュ。ぜひお試しください。
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