こんにちは!高齢者施設「グループホーム」の調理担当しげゆきです。今回は、おいしいボロネーゼの新たなレシピをお届けします。牛ミンチと赤ワインのソースに茄子を加えた「茄子と牛ミンチのボロネーゼ」です。早速、その魅力をご紹介しましょう!
茄子と牛ミンチのボロネーゼ
ボロネーゼとは?
ボロネーゼは、イタリアのボローニャ地方発祥の料理で、肉や野菜を炒めて赤ワインで煮込むのが特徴です。似たような名前の「ミートソース」と混同されがちですが、ミートソースはアメリカ発祥の甘みの強いソースを指します。ボロネーゼはパスタとの相性が抜群で、濃厚な味わいがたまりません。
レシピのポイント
さて、では新しい「茄子と牛ミンチのボロネーゼ」のレシピポイントを見ていきましょう!
1. セロリの活用
セロリは加熱すると苦みがうま味に変わり、牛ミンチにうま味を移してくれる優れものです。先に玉ねぎとともに炒めることで、野菜のうま味がさらにソースに広がり、深い味わいに仕上がります。筋を持ち上げるようにして引っ張ると簡単に取り除けるので、ぜひ活用してください。
2. 大きめに切った茄子をたっぷり使う
茄子は大きめに乱切りし、たっぷりと使うことで食感も楽しめるソースに仕上がります。お好みでチーズをかけたり、温泉卵をトッピングすることでさらなる美味しさが加わります。アレンジを楽しんでみてください。
レシピ【茄子と牛ミンチのボロネーゼ】
材料(4人分)
- スパゲッティ 300g
- 牛ミンチ 300g
- 塩 小さじ1/2
- こしょう 少々
- 茄子 中3本(300g)
- トマト水煮ダイスカット 1パック(400g)
- 玉ねぎ 1/2個
- セロリ 1/2本
- にんにく 2かけ
- オリーブ油 大さじ2
- 赤ワイン 1/2カップ
- 砂糖 小さじ1
- コンソメ 2個
作り方
- 牛ミンチに塩こしょうを振って下味をつけます。
- 玉ねぎ・にんにく・セロリはみじん切りにします。
- 茄子は1センチ厚さのいちょう切りにします。
- フライパンにオリーブ油とにんにく、セロリ、塩・こしょうで下味をつけた牛ミンチを順に炒めます。(牛ミンチはポロポロにします)
- 牛ミンチがポロポロにほぐれ、火が通ったら、茄子を加えてさらに炒めます。
- 茄子がしんなりしたら、トマト水煮・赤ワイン・砂糖・コンソメを加えて煮込みます。
- たっぷりの湯に塩を加え、スパゲティを茹でます。
- 茹でたスパゲティにソースをかけて完成です。
栄養価
1人分の栄養価は以下の通りです。
- エネルギー:592kcal
- たんぱく質:22.0g
- 脂質:23.2g
- 食塩相当量:2.1g
おわりに
「茄子と牛ミンチのボロネーゼ」は、茄子の食感と牛ミンチのうま味が絶妙に絡み合い、おいしさが際立つ一品です。ぜひ、高齢者施設でも試してみてください。チーズや温泉卵をトッピングして、さらなる楽しみを見つけてみてくださいね。おいしい食事は、笑顔と元気の源です。次回のブログもお楽しみに!
セロリで「うま味」をプラス!茄子の食感も楽しい定番ボロネーゼ
レシピNo.619「茄子と牛ミンチのボロネーゼ」
https://mtvblogkitchen.blogspot.com/※「ボロネーゼ」はイタリアの“ボローニャ地方”発祥の料理。肉や野菜を炒めて赤ワインで煮込むのが特徴。
同じくパスタと絡めることの多い「ミートソース」と混同されがちだが、ミートソースはアメリカ発祥の甘みの強いソースを指す。※セロリは端から包丁を入れて、筋を持ち上げるようにして引っ張るときれいに取り除ける。
またセロリは加熱すると苦みがうま味に変わる!玉ねぎとともに先に炒めておくことで、野菜のうま味が牛ミンチに移り、ソースがさらにおいしくなる!※大きめに乱切りした茄子をたっぷり使うことで、食感も楽しめるソースに仕上げた。
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