2023年12月11日の『きょうの料理』では、半日で手軽に本格おせちを作る方法が紹介されました。そのなかで注目の一品、「きんとん」のレシピをご紹介。じっくり焼かれた甘いさつまいもが、牛乳とブランデーの香りで上品に仕上がります。手軽さと美味しさを兼ね備えたレシピを詳しく解説します。
(出典:https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/)
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材料と作り方:
材料:
- さつまいも 大1本(400g)
- くちなしの実(あれば)2個
- 牛乳 170ml
- ブランデー 大さじ1(アルコールが気になる場合は煮切る)
- 砂糖 170g
作り方:
- さつまいも(大1本)は皮付きのままよく洗い、濡れたままアルミホイルで包み、180℃のオーブンで1時間焼く。竹串がスッと通れば取り出し、粗熱を取って皮をむきます。
- くちなしの実(2個)はポリ袋に入れ、麺棒などで細かくなるまでたたきます。
- 鍋にくちなしの実・牛乳(170ml)砂糖(170g)を入れ、弱火にかけ、全体が色づくまで耐熱のヘラで混ぜながら煮ます。**牛乳を加えることで、濃厚なコクのあるきんとんに!**くちなしの実を一緒に煮出すと、鮮やかな黄金色に仕上がります。
- (1)のさつまいもをちぎってフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで攪拌します。
- 粗熱をとった(3)を茶こしで濾しながら加えます。
- ブランデー(大さじ1)を加え、お好みのなめらかさになるまで攪拌します。保存は冷蔵庫で3日間可能です。
メリット:
この「きんとん」のメリットは、手軽に作れるだけでなく、じっくり焼かれたさつまいもが、牛乳とブランデーの調和で上品な仕上がりになること。林亮平さんの手による本格おせちの一品です。
黄金色の見た目を金塊や小判などに見立てていることから、転じて金運上昇を願う料理になりました。 また「勝ち栗」とも言われるように、武家社会では戦の勝機を高めるための縁起物として重宝されたという経緯があります。「栗きんとん」の意味・いわれ|おせち料理特集・通販 2024年
注意ポイント:
特に注意が必要なのは、くちなしの実の使用。あれば一緒に煮出すことで、鮮やかな黄金色と風味が加わります。また、アルコールが気になる場合はブランデーを煮切ることができます。
魅力:
このレシピの魅力は、手頃な材料で手軽に作れること。さつまいもの甘みと香ばしさが、牛乳とブランデーのコクと香りとともに調和し、豪華な味わいが楽しめます。
まとめ:
「きんとん」は手軽ながらも本格的なおせちにぴったりの一品。素材の旨味を引き出し、林亮平さんの技を感じられるレシピです。お正月の特別な日に、家庭で楽しむ本格的な味わいをお試しください。
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