2023年12月11日の『きょうの料理』では、半日で手軽に本格おせちを作る方法が紹介されました。そのなかで注目の一品、「煮しめ」のレシピをご紹介。だしを使わず、根菜の力強い風味を生かした煮しめは、おせちにぴったり。手軽に作れる秘訣を詳しく解説します。
(出典:https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/)
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材料と作り方:
材料:
- 里芋 3個(200g)
- こんにゃく 1/2枚(130~140g)
- れんこん 1節(170g)
- ごぼう 1本(9g)
- にんじん 1本(130g)
- 干ししいたけ 12枚(34g)
- 結び昆布 6個
- 砂糖 大さじ3
- 酒 大さじ3
- しょうゆ 大さじ2
- 薄口しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 柚子の皮(千切り)適量
- 絹さや(ゆでたもの)適量
- 米油 大さじ1.5
作り方:
- 下ごしらえ
- 干ししいたけ(12枚)は水(340ml)に1時間以上浸して戻し、結び昆布(6個)は水(300ml)に10分以上浸して戻す。戻し汁はとっておく。
- 里芋(3個)は切り口が六角形になるように皮をむき、半分に切り、こんにゃく(1/2枚)は5mm厚さに切り、真ん中に縦に1本切り目を入れて手綱形にする。
- 鍋に湯を沸かし、里芋・こんにゃくを中火で8~12分茹で、ザルにあげて湯を切る。
- れんこん(1節)は皮をむいて1㎝厚さの半月形に切り、ごぼう(1本)はよく洗い、皮ごと乱切りにし、にんじん(1本)は乱切りにする。
- 炒める
- 鍋に米油(大さじ1.5)を強めの中火で熱し、里芋以外の具材を入れ、全体に油がなじむまで軽く炒める。油のコクをまとわせるために大切な工程。
- 煮る
- 水(500ml)、(1)の戻し汁、里芋を加え、落としブタをして沸いてから7分ほどやわらかく煮る。
- 調味
- 砂糖(大さじ3)、酒(大さじ3)、しょうゆ(大さじ2)、薄口しょうゆ(大さじ2)、みりん(大さじ2)を順に加え、落としブタをして煮汁が少なくなるまで煮る。
- 仕上げ
- 器に盛り、お好みで柚子の皮・ゆでたきぬさやを添えて完成!保存は煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で3日間可能です。
メリット:
この「煮しめ」のメリットは、だしを使わずに根菜の風味を存分に楽しめること。調理工程もシンプルで、手軽におせちの一品としてアレンジが可能です。
おせちに欠かせない煮しめは、重箱の三段目(参の重)に入れる定番料理です。 根菜類やこんにゃく、鶏肉、椎茸など、様々な食材を一緒の鍋で煮ることから、“家族が仲良く一緒に結ばれ、末永く繁栄しますように”という願いが込められています。2022/11/09おせち料理に「煮しめ」が入っている意味・由来と作り方
注意ポイント:
特に注意が必要なのは、炒める際に油のコクをまとわせること。具材全体に均等に油がなじむように心掛けましょう。
魅力:
このレシピの魅力は、手頃な材料で手軽に作れること。簡単ながらも風味豊かな「煮しめ」は、おせちのバリエーションを広げてくれます。
まとめ:
「煮しめ」は手軽で美味しいおせちの一品。シンプルながらも風味がしっかり広がり、家庭のお正月にぴったりの料理です。手軽なおせち作りに取り入れてみてください。
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