(出典:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/)
今日は、NHK『あさイチ』で紹介された「だしを楽しむ!しじみの稲庭うどん」のレシピをご紹介します。このレシピは、冬の寒い日にぴったりのあったか麺料理です。しじみのだしは、栄養豊富で風邪予防にも効果的です。稲庭うどんは、もちもちとした食感が特徴で、しじみのだしとよく合います。えのきやわかめ、かまぼこなどの具材も、彩りや食感をプラスしてくれます。このレシピは、一流シェフが教えてくれたもので、簡単に作れるのに本格的な味わいが楽しめます。ぜひ、ご家庭で試してみてくださいね。
材料と作り方
材料(4人分)
食材 | 分量 |
---|---|
しじみ | 500g |
水 | 650ml |
酒 | 140ml |
昆布(9×4㎝) | 1枚 |
薄口しょうゆ | 40ml |
しょうゆ | 小さじ1 |
みりん | 小さじ1 |
えのき(食べやすい長さに切る) | 100g |
わかめ(食べやすい長さに切る) | 40g |
かまぼこ(厚さ1㎝) | 4切れ |
天かす | 適量 |
細ねぎ(小口切り) | 適量 |
青のり | 適量 |
しょうが(すりおろす) | 適量 |
稲庭うどん(乾) | 160g |
作り方
- 鍋に、しじみ・水・酒・昆布を入れ、強火にかけます。沸騰したらアクを取り、中火に落としてふたをせず、15分ほど煮ます。このとき、しじみが開いたら取り出しておきます。しじみのだしは、風味や栄養が逃げないように、ふたをしないで煮るのがポイントです。
- ざるにペーパータオルを敷いて、だしをこします。このとき、640mlより多い場合は、鍋に戻して煮詰めます。だしは、濾すことで、しじみの砂や殻などの不純物を除き、きれいでクリアな味になります。
- 鍋に、①のしじみだしを入れて温め、薄口しょうゆ・しょうゆ・みりんで味をつけます。薄口しょうゆは、色が濃くなりすぎないようにするために使います。しょうゆとみりんは、だしにコクと甘みを加えます。
- 別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、稲庭うどんを袋の表示どおりにゆでて、ざるですくい、水けを切ります。稲庭うどんは、もちもちとした食感が特徴ですが、ゆで過ぎると伸びてしまうので、袋の表示時間を守りましょう。
- ②のつゆに、えのきを入れて中火で1分ほど煮ます。えのきは、食感や風味が良くなるように、最後に加えます。わかめは、水に戻しておきます。
- ③の湯を沸かし、うどんを入れて温めます。うどんは、水けを切った後に再び温めることで、もちもち感が復活します。
- これを器に盛り、わかめ・かまぼこ・細ねぎ・てんかすをいろどり良く並べて青のりを散らします。しょうがのすりおろしを添えて完成です。しょうがは、風邪予防や血行促進にも効果的ですし、うどんの味を引き立てます。
注意ポイント
- しじみは、砂抜きをしておきましょう。水につけて塩を加えて、しじみが口を開いたら取り出します。砂抜きをしないと、だしに砂が混ざってしまいます。
- 昆布は、水に戻してから使いましょう。水に戻すことで、昆布の旨味が出やすくなります。また、昆布は煮立てると苦味が出るので、沸騰したら取り出します。
- だしは、冷めないように温めておきましょう。冷めると、味が落ちてしまいます。また、だしは、煮詰めすぎないように注意しましょう。煮詰めすぎると、味が濃くなりすぎてしまいます。
メリット
- しじみのだしは、栄養豊富で風邪予防にも効果的です。しじみには、タウリンやグリシンなどのアミノ酸が多く含まれています。これらのアミノ酸は、肝機能の改善やアルコールの分解にも役立ちます。また、しじみには、鉄分やビタミンB12などの血液を作る成分も多く含まれています。これらの成分は、貧血の予防や改善にも効果的です。
- 稲庭うどんは、もちもちとした食感が特徴です。稲庭うどんは、秋田県の伝統的なうどんで、手作りの技術が受け継がれています。稲庭うどんは、小麦粉と塩水だけで作られており、添加物は一切使われていません。そのため、素材の味が生きており、しじみのだしとよく合います。また、稲庭うどんは、噛むほどに小麦の香りが広がります。
まとめ
「だしを楽しむ!しじみの稲庭うどん」は、冬の寒い日にぴったりのあったか麺料理です。しじみのだしは、栄養豊富で風邪予防にも効果的です。稲庭うどんは、もちもちとした食感が特徴で、しじみのだしとよく合います。えのきやわかめ、かまぼこなどの具材も、彩りや食感をプラスしてくれます。このレシピは、一流シェフが教えてくれたもので、簡単に作れるのに本格的な味わいが楽しめます。ぜひ、ご家庭で試してみてくださいね。
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