カミアカリとは
カミアカリは、静岡県藤枝市の有機栽培米生産者松下明弘さんが、1998年の秋にコシヒカリの田んぼで見つけた突然変異株を7年かけて開発した新種のお米です。コシヒカリの美味しさを受け継ぎながら、通常の3倍もの巨大な胚芽を持つことが特徴です。胚芽は、玄米の一番栄養価の高い部分で、ビタミンB1やB2、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。カミアカリは、玄米食専用品種として、玄米のまま食べることで、胚芽の栄養分を効率的に摂取できます。また、胚芽が大きいことで、玄米の食感がプチプチとして、とても楽しいです。
松下明弘さんの有機JASカミアカリ
カミアカリは、松下明弘さんが無農薬無化学肥料で丹精込めて栽培しています。松下さんのカミアカリは、有機JAS認定を取得していますが、当店は小分け認証がないため、無農薬無化学肥料栽培米として販売しています。そのため、有機JASシールは添付していませんので、予めご了承ください。松下さんのカミアカリは、29年産から販売されています。毎年、限定数量でしか入荷できないので、お早めにお求めください。
玄米のみの販売です
カミアカリは、特性上精米するとせっかくの巨大胚芽が取れてしまいます。巨大胚芽の栄養分を無駄にしないためにも、玄米食専用玄米として玄米のみの販売となっています。玄米は、炊飯器の玄米モードでもおいしく炊けますが、カミアカリドリームでの炊飯研究では、土鍋との相性がいいことがわかっています。土鍋で炊くと、胚芽がよりクリスピーになり、香ばしさも増します。お客様も、お好みの炊飯方法でカミアカリの味をお楽しみください。
カミアカリのメリット
カミアカリには、以下のようなメリットがあります。
- 栄養価が高い:胚芽が通常の3倍もあることで、ビタミンB1やB2、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、疲労回復や代謝促進、免疫力向上などに効果があります。玄米食は、健康や美容にも良いと言われています。
- 食感が楽しい:胚芽が大きいことで、玄米の食感がプチプチとして、とても楽しいです。噛むほどに胚芽の香りや甘みが広がります。とろろと一緒に食べると、さらにおいしくなります。食べ応えもあります。
- 有機栽培で安心:松下明弘さんが無農薬無化学肥料で丹精込めて栽培しています。有機JAS認定を取得していますので、安心して食べられます。土や水や空気にも優しい栽培方法です。
カミアカリの注意ポイント
カミアカリには、以下のような注意ポイントがあります。
- 精米しないでください:カミアカリは、精米するとせっかくの巨大胚芽が取れてしまいます。巨大胚芽の栄養分を無駄にしないためにも、玄米のまま食べてください。玄米は、白米よりも保存性が低いので、冷暗所で保管してください。
- 水加減に注意してください:カミアカリは、通常の玄米よりも水分が多いので、炊飯器で炊く場合は、水加減に注意してください。水の量は、炊飯器の内釜の目盛りに従ってください。土鍋で炊く場合は、玄米1合に対して水2合程度が目安です。
- 有機JASシールは添付していません:松下明弘さんのカミアカリは、有機JAS認定を取得していますが、当店は小分け認証がないため、無農薬無化学肥料栽培米として販売しています。そのため、有機JASシールは添付していませんので、予めご了承ください。
カミアカリととろろの簡単レシピ
とろろには、消化酵素やビタミンC、カリウムなどが含まれており、胃腸の働きを助けたり、風邪の予防にも効果があります。また、とろろは、カミアカリのプチプチした食感と相性が良く、口当たりが滑らかになります。とろろは、だし汁や醤油、みりんで味付けして、カミアカリの上にかけるだけで簡単にできます。ねぎやのりをトッピングすると、風味や色合いが良くなります。カミアカリととろろの簡単レシピは、以下の通りです。
材料(2人分)
- カミアカリ玄米 1合
- 水 2合
- とろろ 200g
- だし汁 100ml
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- ねぎ 2本
- のり 適量
作り方
- カミアカリ玄米は、洗ってざるにあけて水気を切ります。
- 土鍋に水とカミアカリ玄米を入れて、強火で炊きます。沸騰したら弱火にして、蓋をして15分ほど炊きます。
- とろろは、ボウルに入れてだし汁、醤油、みりんを加えて混ぜます。
- ねぎは、小口切りにします。のりは、手でちぎります。
- 土鍋の火を止めて、10分ほど蒸らします。
- お皿にカミアカリ玄米を盛り付けて、とろろをかけます。ねぎとのりを散らして完成です。
まとめ
カミアカリは、通常の3倍もの巨大な胚芽を持つクリスピーな玄米です。有機栽培で育てられたカミアカリは、玄米食専用品種として、玄米のままお召し上がりいただくことで、胚芽の栄養分を最大限に摂取できます。とろろと一緒に食べると、さらにおいしくなります。この記事では、カミアカリの概要、特徴、メリット、注意ポイント、使用例を詳しくご説明しました。ぜひ、カミアカリをお試しください。
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