今回は、2024年2月29日に放送された【作りたい女と食べたい女(つくたべドラマ)】で、野本さん(比嘉愛未)と春日さん(西野恵未)が一緒に作ったコロッケのレシピを再現してみました。
このコロッケは、外はサクサク、中はふんわりとした食感が楽しめるだけでなく、じゃがいもの甘みと合いびき肉の旨みがギュッと詰まった一品です。初心者でも簡単に作れる手順と、コツをご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料と作り方
材料(4人分)
食材 | 分量 |
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合いびき肉 | 100g |
じゃがいも(男爵) | 400g |
たまねぎ | 1/2個 |
バター | 20g |
サラダ油 | 小さじ1+適量 |
パン粉 | 適量 |
<A用調味料>
調味料 | 分量 |
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塩 | ひとつまみ |
黒こしょう | 少々 |
ナツメグ | 少々 |
<B用調味料>
調味料 | 分量 |
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砂糖 | 小さじ1 |
赤ワイン | 小さじ2 |
しょうゆ | 小さじ2 |
<バッター液の材料>
材料 | 分量 |
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卵 | 1コ |
薄力粉 | 大さじ3 |
水 | 大さじ1 |
作り方
- じゃがいもは大きめの一口大に切り、水に5分間ほどさらして水けを取ります。これは、じゃがいものデンプンを落として、ふわふわに仕上げるためです。
- じゃがいもに水をヒタヒタに加えて強火で熱し、沸騰したら弱火にして竹ぐしがスーッと通るくらいに柔らかくなるまでゆでます。ゆで時間は約15分です。
- ゆでこぼしたじゃがいもを中火で熱し、塩(少々)を加え、鍋をゆすりながら粉をふかせます。これは、水分を飛ばして、じゃがいもの甘みを引き出すためです。
- じゃがいもを熱いうちにつぶします。つぶし方はお好みですが、私はフォークでざっくりとつぶしました。あまり細かくつぶすと、粘りが出てしまうので注意してください。
- フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、たまねぎを入れてしんなりするまで炒めます。たまねぎはみじん切りにします。炒めることで、たまねぎの辛みが和らぎ、甘みが出ます。
- 合いびき肉、<A用調味料>を加え、肉の色が変わるまで炒めます。合いびき肉はほぐしながら炒めます。塩、黒こしょう、ナツメグは、肉の味を引き締めるために加えます。
- つぶしたじゃがいも・<B用調味料>を加えて炒め合わせます。バターを加えて混ぜ合わせ、バットに広げて冷ます。砂糖、赤ワイン、しょうゆは、じゃがいもと肉の旨みを増すために加えます。バターは、コロッケの風味を良くするために加えます。バットに広げて冷ますことで、形を整えやすくなります。
- ボウルに<バッター液の材料>を入れて混ぜます。卵、薄力粉、水をよく混ぜて、ダマがないようにします。バッター液は、コロッケの表面にパン粉をしっかりと付けるために必要です。
- 冷ましたじゃがいもを4等分にして小判型に成形しバッター液・パン粉の順にしっかりとまぶします。コロッケの大きさや形はお好みですが、私は手のひらに乗るくらいの大きさにしました。バッター液とパン粉は、コロッケの一面に均一に付けるようにします。
- 鍋にサラダ油(適量)を入れて180℃に熱し、全体がきつね色になるまで2分間ほど揚げます。油の温度は、温度計で測るか、パン粉を入れてサッと浮いてきたらOKです。揚げる時間は、コロッケの大きさによって異なりますが、中まで火が通るようにします。揚げたら、キッチンペーパーで油を切ります。これは、余分な油を落として、サクサク感を保つためです。
注意ポイント
じゃがいもの水分量に注意する
じゃがいもの水分量は、コロッケの食感に大きく影響します。水分が多すぎると、コロッケが崩れやすくなります。水分が少なすぎると、コロッケが固くなります。水分量を調整するには、以下の方法があります。
- じゃがいもをゆでるときに、水をヒタヒタにする。水が多すぎると、じゃがいもが水を吸ってしまいます。
- じゃがいもをゆでこぼしたら、中火で熱して水分を飛ばす。鍋をゆすりながら、じゃがいもがふわふわになるまで熱します。
- じゃがいもをつぶすときに、熱いうちにする。冷めると、じゃがいもが固まってしまいます。
コロッケの揚げ方に注意する
コロッケの揚げ方は、コロッケの色やカリッと感に影響します。揚げ方に注意することで、美味しいコロッケができます。揚げ方に注意するポイントは以下の通りです。
- 油の温度を180℃にする。油の温度が低すぎると、コロッケが油を吸ってしまいます。油の温度が高すぎると、コロッケが焦げてしまいます。
- コロッケを入れる前に、バッター液とパン粉をしっかりと付ける。バッター液とパン粉が薄いと、コロッケが崩れやすくなります。バッター液とパン粉が厚いと、コロッケが重くなります。
メリット
手作りコロッケのメリット
手作りコロッケには、以下のようなメリットがあります。
- 好きな具材や味付けを自由に変えることができる。例えば、合いびき肉の代わりに鶏ひき肉や豚ひき肉を使ったり、じゃがいもの代わりにさつまいもやかぼちゃを使ったり、赤ワインの代わりに白ワインや日本酒を使ったりすることができます。
- 新鮮で安全な食材を使うことができる。市販のコロッケは、添加物や保存料が含まれている場合があります。手作りコロッケなら、自分で選んだ食材を使うことができます。
コロッケの栄養価
コロッケは、じゃがいもと合いびき肉を主な材料としています。じゃがいもは、炭水化物やビタミンC、カリウムなどの栄養素が豊富です。合いびき肉は、たんぱく質や鉄分、ビタミンB群などの栄養素が豊富です。コロッケは、これらの栄養素をバランスよく摂取することができる食品です。ただし、油で揚げることで、カロリーや脂質が増えるので、食べ過ぎには注意しましょう。
サクサクの楽園!自宅で楽しむ【コロッケサンド】の無限のバリエーション
ここからは、私からの提案です。コロッケと言えば、そのサクサクとした食感と心温まる味わいで、多くの人々に愛され続けています。しかし、この伝統的な美味しさをさらに一歩進め、コロッケを主役にしたサンドイッチはいかがでしょうか?
「コロッケサンド」は、日常をちょっと特別に彩る魔法のレシピ。食パンからバゲットまで、さまざまなパンとコロッケ、そしてフレッシュな野菜やオリジナルソースを組み合わせれば、朝食からランチ、ピクニックやお弁当まで、どんなシーンでも楽しむことができます。
コロッケサンドの基本
基本のコンポーネント:
- コロッケ: じゃがいもの甘みと合いびき肉の旨みが詰まったコロッケがベース。
- パン: 好みやシチュエーションに応じて、食パン、バゲット、バンズなどを選びます。
- 野菜: レタス、トマト、キュウリなど、新鮮な野菜でサンドイッチに彩りと栄養をプラス。
- ソース: マヨネーズ、ケチャップ、マスタード、またはオリジナルソースで味に変化を。
コロッケサンドのレシピアイデア
- クラシック・コロッケサンド
- 食パンにレタス、スライスしたトマトを敷き、カリカリに揚げたコロッケを挟みます。マヨネーズとケチャップで味付けを。
- バゲット・コロッケサンド
- バゲットを半分に切り、内側にバターを塗ります。コロッケ、スライスしたキュウリ、紫キャベツを挟み、粒マスタードをアクセントに。
- カレー風味コロッケサンド
- カレー粉を混ぜ込んだコロッケを用意します。食パンにはレタス、スライスオニオンを敷き、カレーコロッケを挟んで、マンゴーチャツネを添えて。
- 和風コロッケサンド
- 黒胡麻パンに、和風の味付けをしたコロッケ(しょうゆ、みりんで味付け)を挟みます。野菜には、細切りキャベツと大根のピクルスを使用。わさびマヨネーズで風味を加えて。
- ブレックファースト・コロッケサンド
- イングリッシュマフィンに、目玉焼きとコロッケ、スライスチーズを挟みます。少しのマヨネーズと、アボカドスライスを加えて栄養バランスを。
コロッケサンドの魅力
コロッケサンドは、シンプルながらも満足感が高く、さまざまな食材との組み合わせで無限のバリエーションを楽しめます。ピクニックやお弁当、朝食にも適しており、事前に準備しておけば手軽に美味しい一食を楽しむことができます。また、手作りのコロッケを使用することで、添加物を避けたり、家族の好みに合わせたりすることも可能です。
コロッケサンドは、手軽に作れて、どこか懐かしい味わいと新しい発見が同時に楽しめる料理です。上記のレシピを参考に、ぜひあなたの好みに合ったコロッケサンドを作ってみてください。新しいお気に入りのレシピが見つかるかもしれません。
まとめ
今回は、【作りたい女と食べたい女】で話題のコロッケのレシピを再現してみました。外はサクサク、中はふんわりとした食感が楽しめるコロッケは、じゃがいもと合いびき肉の旨みが凝縮された美味しさです。初心者でも簡単に作れる手順と、コツをご紹介しました。手作りコロッケには、好きな具材や味付けを自由に変えることができるメリットや、家族や友人と一緒に作ることで楽しみや会話が増えるメリットがあります。また、コロッケは、じゃがいもと合いびき肉の栄養価が高い食品です。ぜひ、このレシピを参考にして、自分好みのコロッケを作ってみてくださいね
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