「梅干しでまかない対決!」
夏の食卓に欠かせない食材のひとつが梅干しです。さっぱりした酸味で食欲をそそり、疲労回復にも役立つといわれています。今回の「笠原将弘の料理のほそ道」では、若手と一緒にまかない対決を行い、梅干しを使った2つのレシピが登場しました。どちらも家庭で再現できる簡単レシピなので、この記事では詳しい材料や作り方を紹介します。検索してこの記事にたどり着いた方が知りたいのは、「梅干しを料理にどう使うのか」「夏にぴったりの簡単レシピは何か」という疑問だと思います。この記事を読めば、すぐに実践できる2つの梅干しレシピがわかります。
豚バラの梅干し煮(3〜4人前)
梅干しの酸味でさっぱり仕上げる、夏でも食べやすい煮物です。ご飯のおかずにもぴったりで、ゆで卵を加えることで見た目も華やかになります。
【材料】
・豚バラスライス 300g
・梅干し(塩分8%) 6個
・長ねぎ 1/2本
・ニンニク 2片
・大葉 5枚
・ゆで卵(半熟) 2個
・片栗粉 大さじ2〜3
A(合わせ調味料)
・だし 300cc
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ1.5
・オイスターソース 小さじ1
・コショウ 少々
【作り方】
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長ねぎは斜め切り、ニンニクは薄切り、大葉は細切りにしておく。
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豚肉は10cmの長さに切り、片栗粉をまぶす。
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フライパンにAを入れて中火にかけ、長ねぎ・ニンニク・梅干しを加えて沸かし、弱火で3分煮る。
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別の鍋で豚肉を茹で、火が通ったらザルにあげ水気を切る。
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茹でた豚肉とゆで卵を③に加え、中火で2〜3分煮る。
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器に盛り、大葉をのせて完成。
冷製 梅チンジャオロース(3〜4人前)
中華の人気料理チンジャオロースを梅風味にアレンジ。冷たくして食べるので、夏の暑い日でもさっぱりいただけます。
【材料】
・豚バラスライス 300g
・梅干し(塩分8%) 5個
・トマト 2個
・ピーマン 5個
・サラダ油 大さじ1
A(合わせ調味料)
・醤油 小さじ1
・砂糖 大さじ1
【作り方】
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トマトはヘタを取り、細かく切る。
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ピーマンは種を取り細切りにし、中火で1〜2分炒めてしんなりさせ、ボウルで冷ます。
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豚肉は細切りにし、熱湯で30秒ほど茹でてザルにあげ粗熱を取る。
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梅干しは種を取って細かく刻み、Aと混ぜてタレを作る。
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ピーマン・豚肉・トマトを混ぜ合わせ、④のタレで和える。
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器に盛りつければ完成。
梅干しレシピの魅力とポイント
どちらの料理も共通しているのは、梅干しの酸味を生かしながら油っぽさを和らげる工夫です。豚バラ肉のこってり感が梅干しでバランスよく中和され、夏でも食べやすい一皿になります。また、加える野菜も火を通しすぎず、色鮮やかに仕上げることで食欲を刺激します。特に「冷製 梅チンジャオロース」は冷たくしても味がぼやけず、梅干しの旨みがしっかり残るのがポイントです。
まとめ
今回紹介された「豚バラの梅干し煮」と「冷製 梅チンジャオロース」は、どちらも家庭で手軽に作れるレシピです。梅干しの酸味を効かせることで夏にぴったりの爽やかな味わいになり、食欲が落ちる季節でも箸が進みます。普段の食卓はもちろん、おもてなし料理にも活躍します。梅干しを使ったアレンジを知りたい方は、ぜひ試してみてください。
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