志摩地方南部で郷土料理として長く親しまれている「手こね寿司」。 志摩市の漁師が漁の合間に獲れたてのカツオをうすく切って醤油をかけ、酢飯と合わせて手で豪快に混ぜて食べたのが始まりと言う説と、大漁の祝いとして船主が船員にふるまったハレの食事と言う説が有ります。2019/03/15
~香味野菜をたっぷりと使って香りよく仕上げます~
材料 | 分量 |
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米 | 2合 |
だし昆布 | (3㎝角)1枚 |
すし酢 | 酢 80㎖、砂糖 大さじ4、塩 小さじ1+1/3 |
まぐろ(刺身用赤身・切り落とし) | 200g |
漬け汁 | しょうゆ 大さじ1+1/2、砂糖 大さじ1+1/2 |
貝割れ菜 | (正味)20g |
みょうが | 1個 |
青じそ | 5枚 |
新しょうが | 1かけ |
炒り白ごま | 大さじ1 |
すだち | 1/2個 |
作り方:
- 米は洗って水気をきって炊飯器に入れ、だし昆布をのせる。すしめし用の目盛りで2合まで水(400ml)を加え、普通に炊く。
- すし酢の材料は混ぜておく。
- まぐろは大きければ食べやすく切る。ボウルに漬け汁の材料を入れて混ぜ、まぐろを加えてからめ、冷蔵庫に5~10分おく。
- みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。青じそは縦半分に切り、くるくると巻いてせん切りにする。新しょうがは皮の汚れた部分をこそげとり、せん切りにする。貝割れ菜は1cm幅に切る。みょうが、青じそ、新しょうがはそれぞれ水にさらし、水気をきる。
- 貝割れ菜、みょうが、青じそは少量ずつ飾り用にとりおく。
- (1)のごはんが炊き上がったら飯台、またはボウルにあけ、(2)のすし酢をまわしかけ、さっくりと混ぜて粗熱をとる。
- (4)のみょうが、青じそ、新しょうが、貝割れ菜を(6)のすしめしに加えて混ぜる。(3)のまぐろは漬け汁ごと加えて混ぜ、炒り白ごまは飾り用に少量とりおき、加え混ぜる。
- 器に盛り、とりおいた炒り白ごま、(5)の貝割れ菜を散らし、みょうが、青じそをのせ、すだちを添える。
プラスエコ |
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残った貝割れ菜は調味料に漬けておくとおいしい箸休めに |
貝割れ菜の酢じょうゆ漬け |
材料・作り方(作りやすい分量) |
1:貝割れ菜は根元を落とし(正味30〜50g)、みょうが2個は縦半分に切る。 |
2:保存容器にしょうゆ、酢、砂糖各大さじ1、ごま油小さじ1/2を混ぜ、(1)を加えてからめ、冷蔵庫に1時間以上おく。貝割れ菜がしんなりとしたら食べられる。冷蔵で3日保存可能。 |
アドバイス |
みょうが、青じそ、新しょうがは、それぞれさっと水にさらして、水気をきっておきましょう |
ごはんが炊き上がったら、すぐにすし酢を混ぜるのがポイント! |
あまり日持ちしない貝割れ菜やみょうがが残ったら、酢じょうゆ漬けにしておくのがおすすめです。 |
一人前あたり:398kcal、塩分3.0g
大原千鶴(2023/7/5放送)
番組HPはこちら
https://www.ntv.co.jp/3min/
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