寒い季節、冬野菜の旬が迎えられる12月。寒さに負けない温かくて美味しい煮物で、毎日の食事を楽しんでみませんか?今回は、フランス料理のプロ、関岡弘美さんが厳選した洋風煮物のレシピをご紹介いたします。関岡さんの知識と技術が光る3つのレシピで、寒い日々を温かな味で彩りましょう。
(出典 : https://www.nhk.jp/)
材料と作り方
えびと小松菜のクリーム煮
材料: (2人分)
えび(無頭/殻付き):10匹(約200g)
- 白ワイン:大さじ2
- 塩:小さじ1
小松菜:1/2ワ(約100g) 玉ねぎ:1/4個(約50g) マッシュルーム:4個 にんにく(みじん切り):1片分
ソース:
- 牛乳:1.5カップ
- バター:20g
- 塩:適量
- 小麦粉:大さじ1.5
- こしょう:少々
作り方:
- 下ごしらえ: 小松菜、玉ねぎ、マッシュルームを丁寧に切り、えびを調理前に白ワインと塩でマリネ。
- 具材を炒める: フライパンで香り高いにんにくと具材を炒め、絶妙な旨味を引き出します。
- 小麦粉を加えて炒め合わせ: クリーミーなソースを形成し、食欲をそそります。
- 煮る: 牛乳を加え、小松菜を投入。えびを加えて、一緒に煮立てます。
ミートボールとキャベツのトマト煮
材料: (2人分)
[肉ダネ]
- 豚ひき肉:150g
- 玉ねぎ(みじん切り):1/4個分(50g)
- 塩:小さじ1/4
- 片栗粉:大さじ1
- 水:大さじ1
- こしょう:少々
- ナツメグパウダー:少々
[その他の材料]
- キャベツ:200g
- 玉ねぎ:1/4個(50g)
- トマトの水煮缶(ホールタイプ):1缶(400g)
- ベーコン(塊):50g
- 白ワイン:大さじ2
- ローリエ:1枚
- 塩:少々
- 砂糖:少々
- 黒こしょう(粗びき):少々
- オリーブオイル:適量
作り方:
- 下ごしらえ: キャベツを5㎝四方に、玉ねぎを薄切りにし、トマトの水煮を手でつぶす。ベーコンを1㎝角に切る。
- 肉ダネを丸める: オリーブオイルを熱し、みじん切りにした玉ねぎを炒め、冷ましておく。
- ボウルに肉ダネの材料を入れ、形成: ひき肉、塩、片栗粉、水、こしょう、ナツメグパウダーを混ぜ、10~12等分にして丸める。
- 肉ダネを焼く: オリーブオイルで焼き色を付け、取り出す。
- 煮る: フライパンにベーコンと玉ねぎを加え、キャベツとミートボールを戻し入れ、白ワインを加えて煮立て、トマトの水煮、ローリエ、塩、砂糖を加えて20分煮る。
- 仕上げ: 盛り付けて黒こしょうをふりかけ、完成!
かぶと豚バラ、あさりの蒸し煮
材料: (2人分)
- 豚バラ肉(焼肉用):150g *豚肩ロース肉でもOK
- あさり(砂抜きしたもの):200g
- かぶ:2個(250g)
- にんにく:1片
- 白ワイン:大さじ2
- ローリエ:1枚
- タイム(生):1枝 *あれば
- 塩
- オリーブオイル:大さじ1/2
- 水:1/2カップ
作り方:
- 豚肉の下ごしらえ: 豚肉(150g)に塩(小さじ1/4)を全体にまぶし、10分ほどおく。
- かぶの下ごしらえ: かぶ(2個)は茎を少し残して葉を切り落とし、皮をむいて四~六つ割りにし、かぶの葉は3~4㎝長さに切る。
- にんにくの下ごしらえ: にんにく(1片)は縦半分に切って芯を除き、つぶす。
- あさりの下ごしらえ: あさり(200g)は殻をこすり合わせてよく洗う。
- 調理開始: フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2)を中火で熱し、豚肉の両面を焼き色がつくまで焼く。
- 具材を炒める: にんにく・かぶを加えて炒め合わせる。
- 香り付け: にんにくの香りが立ったら、白ワイン(大さじ2)、ローリエ(1枚)、タイム(1枝)を加えてひと煮立ちさせる。
- 煮込み開始: 水(1/2カップ)を加えてフタをし、4分ほど煮る。
- あさりを加える: アサリを加えてひと混ぜし、かぶの葉をのせる。
- 蒸し煮: 再びフタをし、あさりの殻が開くまで1~2分蒸し煮にしたら完成!
メリット
1. 関岡弘美の知識と技術
関岡弘美さんはフランス料理のエキスパートであり、その知識と技術は一流。彼女がイチオシする煮物は、普段の食事が一気にグレードアップします。
2. 多彩なフレーバー
まずは「えびと小松菜のクリーム煮」。生クリームいらずの軽やかな味わいが特徴で、にんにくの風味がコク深い味わいを加えます。続いて「ミートボールとキャベツのトマト煮」。肉だねに焼き色をつけることがポイントで、トマトの酸味がアクセント。最後に「かぶと豚バラ、あさりの蒸し煮」。山と海の幸が絶妙に調和し、パンにもご飯にもぴったりな逸品です。
3. 手軽で体に優しい
冬野菜たっぷりの煮物は、手軽に作れるだけでなく、体を温め、栄養補給が叶います。健康に気を使いながらも美味しい料理が楽しめるのが魅力です。
デメリット
1. ミートボールの焼き色に手間がかかる
「ミートボールとキャベツのトマト煮」では、ミートボールに焼き色をつけるのがポイント。しかし、その手間をかけた分の美味しさは格別です。
魅力
寒い季節にぴったりな3つの洋風煮物。関岡弘美のセンスが光るレシピで、寒い日々を温かな味で包み込みます。手軽に作れるのに豪華な食卓を演出できる、魅力的な料理です。
まとめ
関岡弘美の厳選レシピで、冬の味覚を存分に味わいましょう。洋風煮物の魅力を存分に堪能し、体も心も温まる食事の時間を過ごしましょう。毎日の食卓が、関岡さんのレシピでより豊かなものになりますように。
コメント