今回は、NHKの『きょうの料理』で紹介された、料理研究家・大原千鶴さんのレシピを参考に、お刺身パックで「ごちそうお刺身3種盛り」を作ってみました。たい、サーモン、あじの3種類のお刺身にそれぞれ合わせた調味料をつけて、見た目も味も豪華に仕上げます。お刺身パックのおいしさを引き出すコツや、おすすめの薬味などもご紹介します。
材料
(作りやすい分量)
食材 | 分量 |
---|---|
たい(刺身用/薄切り) | 適量(30~80g) |
水 | 1/4カップ |
塩 | 小さじ1/4 |
サーモン(刺身用/薄切り) | 適量(30~80g) |
しょうゆ | 大さじ1/2 |
水 | 大さじ1/2 |
砂糖 | 大さじ1/4 |
あじ(刺身用/薄切り) | 適量(30~80g) |
米酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4 |
市販のすし酢 | 大さじ1(米酢の代わりに) |
青じそ | 適量 |
おろしわさび | お好みで |
レモン(いちょう形) | お好みで |
白ごま | お好みで |
細ねぎ(小口切り) | お好みで |
おろししょうが | お好みで |
作り方
- たいに塩水をつける
- ボウルに水(1/4カップ)と塩(小さじ1/4)を混ぜ合わせます。
- たい(30~80g)を加えて1分ほどつけます。
- キッチンペーパーにのせて水気を切ります。
- この工程は、たいの臭みを取り、歯ごたえを出すために行います。
- ひらめなどの白身魚・イカ・タコ・貝類の刺身にも同じようにできます。
- サーモンに甘辛ダレをつける
- ボウルにしょうゆ(大さじ1/2)、水(大さじ1/2)、砂糖(大さじ1/4)を混ぜ合わせます。
- サーモン(30~80g)を加えて1分ほどつけます。
- キッチンペーパーにのせて水気を切ります。
- この工程は、サーモンの風味を引き出し、甘みと旨みを加えるために行います。
- まぐろ・かつお・ブリなどの脂がのった赤身魚の刺身にも同じようにできます。
- あじに酢味噌をつける
- ボウルに米酢(大さじ1)、砂糖(小さじ1)、塩(小さじ1/4)を混ぜ合わせます。市販のすし酢(大さじ1)を使ってもOKです。
- あじ(30~80g)を加えてさっとくぐらせます。
- キッチンペーパーにのせて水気を切ります。
- この工程は、あじの鮮度を保ち、さっぱりとした味わいにするために行います。
- サバ・さんま・いわしなど青背の魚の刺身にも同じようにできます。
- 盛り付ける
- 器に青じそを敷きます。
- たい・サーモン・あじを盛ります。
- お好みで、薬味を添えます。
- たいにはおろしわさび、サーモンにはレモン、あじには白ごま・細ねぎ・おろししょうががおすすめです。
- どのお刺身もキッチンペーパーにのせて汁気をきることで、余分な調味料が取れて、さらにおいしくなります。
注意ポイント
- お刺身パックは、購入したらなるべく早く使い切るようにしましょう。保存する場合は、冷蔵庫の冷えたところに入れてください。
- お刺身パックの賞味期限は、開封前のものです。開封したら、その日のうちに食べるのが安全です。
- お刺身パックには、鮮度が落ちやすい魚も含まれていることがあります。その場合は、火を通して食べるか、酢で〆るなどの加工をしてください。
メリット
- お刺身パックでごちそうお刺身3種盛りを作ると、以下のようなメリットがあります。
- お刺身パックは、魚屋さんで買うよりも安くて便利です。色々な種類の魚が入っているので、食べ比べができます。
- お刺身パックにちょっとした工夫をするだけで、見違えるほど美味しくなります。それぞれの魚に合わせた調味料をつけることで、風味や歯ごたえがアップします。
- お刺身パックでごちそうお刺身3種盛りを作ると、栄養バランスも良くなります。魚には、たんぱく質やオメガ3脂肪酸などの健康に良い成分が豊富に含まれています。また、青じそや薬味には、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素がたくさんあります。
旬の魚を活用した「ごちそうお刺身3種盛り」バリエーション
しげゆき
ここからは、私からの提案です。旬の魚を使ったお刺身は、その季節ならではの味わいを楽しむことができ、鮮度と栄養価が高いのが特徴です。ここでは、春、夏、秋、冬の各季節に旬を迎える魚を紹介し、それらを使った「ごちそうお刺身3種盛り」のレシピを提案します。
春のお刺身3種盛り
- 鰆(さわら): 春の訪れを告げる魚として知られ、脂がのってジューシーな味わいが特徴です。薄切りにして、少しの塩とレモン汁でさっぱりといただきます。
- 真鯛(まだい): 春真っ盛りに脂のりが良くなる真鯛は、塩水でさっと洗い、身の旨味を引き立てるシンプルな味付けがおすすめです。
- 春子鰹(はるこがつお): 初夏に向けて脂がのり始める鰹は、薄造りにして醤油とわさびで。春の鰹は特に柔らかく、風味豊かです。
夏のお刺身3種盛り
- 鮎(あゆ): 夏が旬の淡水魚で、独特の香りと清涼感ある味わいが魅力。お刺身でいただくと、その繊細な味わいを堪能できます。
- 鮪(まぐろ): 夏に脂がのった大トロは、 melt-in-your-mouth texture that is simply irresistible.
- 平目(ひらめ): 夏は平目の旬もピークに達します。しゃりっとした食感と甘みがあり、ポン酢や薬味でさっぱりと。
秋のお刺身3種盛り
- 秋鮭(あきさけ): 秋になると脂が乗り、深い味わいが楽しめる鮭。おろし大根と一緒にいただくと、さらに美味しく感じられます。
- 鯖(さば): 脂の乗りが最高潮に達する秋鯖は、お刺身でその濃厚な味わいを堪能してください。少しの生姜醤油でシンプルに。
- 黒鯛(くろだい): 秋の黒鯛は身が引き締まり、旨味が凝縮されています。柚子や塩でさっぱりといただくと、その味わいが際立ちます。
冬のお刺身3種盛り
- 寒ブリ(かんぶり): 冬に最も脂がのるとされるブリは、寒い季節のごちそう。薄造りにして、少しの醤油で贅沢な味わいを楽しんでください。
- 甘鯛(あまだい): 繊細な白身が特徴の甘鯛は、冬に旬を迎えます。レモン汁と塩でシンプルに味わうのがおすすめです。
- カキ: 冬の海のミルクとも呼ばれるカキは、生でいただくとその甘みと濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。少しのレモンを添えて。
これらの旬の魚を使ったお刺身3種盛りは、季節ごとに異なる海の恵みを楽しむことができます。それぞれの魚の特徴を活かした調理法で、家庭でも簡単に豪華なお刺身の盛り合わせを作ることができるでしょう。旬の魚を使うことで、より美味しく、栄養価の高い料理をお楽しみください。
まとめ
いかがでしたか?お刺身パックでごちそうお刺身3種盛りを作ると、簡単に豪華な一皿ができあがります。おもてなしや特別な日の食卓にもぴったりです。お刺身パックの魚は、新鮮で美味しいので、調理するときは、できるだけ素材の味を生かすようにしましょう。調味料は、少量で十分です。また、お刺身パックには、色々な魚が入っているので、食べるときは、それぞれの特徴を楽しんでください。
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