冬の寒い日には、温かくてボリュームのある料理が食べたくなりますよね。そんなときにおすすめなのが、タサン志麻さんのおおきいハンバーグです。
このハンバーグは、大きな肉ダネの中にゆで卵を隠して焼き上げるという斬新なアイデア。切り分けると、卵の黄身がとろ~りと流れ出して、見た目も味もインパクト大です。
ソースはトマトケチャップと中濃ソースを合わせたシンプルなもので、肉の旨みを引き出します。お好みのゆで野菜を添えれば、栄養バランスもばっちりです。
このハンバーグは、おもてなしにもぴったりな一品です。食卓に出すと、家族や友人から歓声が上がること間違いなしです。タサン志麻さんのおおきいハンバーグの作り方を、詳しくご紹介します。
材料と作り方
材料(3〜4人分)
食材 | 分量 |
---|---|
合いびき肉 | 600g |
たまねぎ(みじん切り) | 1/2コ分(100g) |
パン粉 | 大さじ4 |
牛乳 | カップ1/4 |
卵 | 1コ |
塩 | 約小さじ1 (肉の重量の0.8〜1%) |
黒こしょう(粗びき) | 適量 |
卵 | 3〜4コ |
トマトケチャップ | 大さじ4 |
中濃ソース | 大さじ3 |
好みのゆで野菜 | 適量 |
作り方
- 鍋に湯を沸かし、卵を入れて中火で7〜9分間ゆでる。好みのゆで加減になったら冷水にとって冷やし、殻をむく。[卵は固めにゆでると、ハンバーグの中で割れにくくなります]
- 肉ダネをつくる。たまねぎは耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W) に2分間かけて冷ます。[たまねぎをレンジで加熱すると、水分が飛んで甘みが増し、肉ダネになじみやすくなります]
- ボウルにパン粉、牛乳、卵を入れて菜箸で混ぜ合わせ、パン粉がふやけたら残りの材料を加え、糸を引くくらいまで手でよく練る。[体重をかけながら、持ち上げたときに糸を引くくらいまでしっかりと練ると、ハンバーグがふんわりと仕上がります]
- オーブンは200℃に温める。天板にオーブン用の紙を敷き、②の1/3量を1〜2cm 厚さ、20cm長さを目安に広げる。①のゆで卵を一列に並べ、残りの②を卵にかぶせるようにのせてドーム形に成形する。[肉ダネを広げる大きさは卵の分量や大きさによって調整します。卵が見えないようにしっかりと肉ダネで包みます]
- 継ぎ目ができないように、 指で表面をなめらかにする。[なるべく肉ダネの厚み(1〜2cmが 目安)を均等にし、 表面の凹凸をなめらかにすると割れにくくなります。ベチャッとするので、 水はつけないこと]
- ソースを混ぜ合わせ、2/3量をスプーンで⑤の表面に塗る。200℃のオーブンで30分間焼く。焼き上がりの5分前に一度取り出し、残りのソースを再び表面に塗る。[焼いているうちに肉汁が出てソースが乾いてくるので、ソースは二度塗りしたほうがおいしいです]
- 焼き上がったら器に盛り、好みのゆで野菜を添えれば完成です!
注意ポイント
- 肉ダネの練り方:肉ダネを練るときは、体重をかけてしっかりと練ります。練りすぎると固くなるので、糸を引くくらいまでが目安です。練り終わったら、ボウルの底にぺたっとくっつくくらいまで空気を抜きます。
- 卵のゆで方:卵は固めにゆでると、ハンバーグの中で割れにくくなります。ゆで時間は7〜9分が目安ですが、好みによって調整してください。ゆでたらすぐに冷水にとって冷やし、殻をむきます。
- ハンバーグの成形と焼き方:ハンバーグはドーム形に成形すると、中心まで火が通りやすくなります。卵が見えないようにしっかりと肉ダネで包み、表面をなめらかにします。オーブンで焼くときは、ソースを二度塗りすると、色艶がよくなります。
メリット
- 見た目のインパクト:おおきいハンバーグは、切り分けると卵の黄身がとろ~りと流れ出して、見た目にも楽しめます。大きな肉料理は、食卓に出すと盛り上がります。おもてなしにもぴったりです。
- 栄養バランス:おおきいハンバーグは、肉と卵でたんぱく質が豊富です。ソースにはトマトケチャップと中濃ソースを使っていますが、大人向けなら赤ワイン、子ども向けならマヨネーズを加えるのもおすすめです。ゆで野菜を添えれば、ビタミンやミネラルも摂れます。身も心も温まる冬のごちそうです。
翌日も楽しむ!タサン志麻さんのおおきいハンバーグのアレンジレシピ
ここからは、私からの提案です。タサン志麻さんのおおきいハンバーグは、そのままでも十分美味しいですが、翌日にはさらにアレンジを加えて、新たな料理として楽しむことができます。
ここでは、一晩おいてしっかり味が染み込んだ翌日のハンバーグを使った、簡単で美味しいアレンジレシピを3つご紹介します。
1. ハンバーグのデミグラスソース煮込み
- 材料:
- 翌日のおおきいハンバーグ(カットしたもの)
- 玉ねぎ 1個(薄切り)
- カットトマト缶 1缶
- デミグラスソース缶 1缶
- 水 200ml
- バター 小さじ2
- 塩・こしょう 少々
- 作り方:
- フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎが透明になったら、カットしたハンバーグを加え、軽く炒める。
- カットトマト、デミグラスソース、水を加えて中火で煮込む。
- 塩・こしょうで味を調え、煮込んでいる間にソースがハンバーグに染み込む。
2. ハンバーグのタコライス風
- 材料:
- 翌日のおおきいハンバーグ(ほぐしてひき肉状に)
- ご飯 2杯分
- サルサソース 適量
- チェダーチーズ(とろけるタイプ) 適量
- レタス、トマト(みじん切り) 適量
- 作り方:
- フライパンでほぐしたハンバーグを軽く炒め、温める。
- ご飯を皿に盛り、その上に温めたハンバーグ、サルサソースをのせる。
- チェダーチーズをのせ、レンジでチーズが溶けるまで温める。
- 刻んだレタスとトマトをトッピングして完成。
3. ハンバーグのカレーグラタン
- 材料:
- 翌日のおおきいハンバーグ(カットしたもの)
- カレールウ(市販のもの) 適量
- 水または牛乳 500ml
- ピザ用チーズ 適量
- マカロニ(茹でたもの) 100g
- 作り方:
- オーブンを200℃に予熱する。
- 鍋に水または牛乳を入れ、カレールウを溶かしてカレーソースを作る。
- 茹でたマカロニとカットしたハンバーグをカレーソースに加える。
- 耐熱容器に③のカレーを入れ、上からピザ用チーズをたっぷりと散らす。
- 予熱したオーブンでチーズが溶けるまで焼く。
これらのアレンジレシピは、翌日に残ったおおきいハンバーグを活用し、また違った楽しみ方を提供します。冷蔵庫に眠っているハンバーグも、これらのアイデアを使えば、また新鮮な美味しさを味わうことができます。ぜひ試してみてください。
まとめ
タサン志麻さんのおおきいハンバーグは、卵の黄身がとろ~りと流れ出す見た目のインパクトと、肉と卵の旨みが溶け合う味わいが魅力的な料理です。作り方も簡単で時短なので、忙しい日でも手軽に作れます。冬の寒い日には、温かくてボリュームのあるおおきいハンバーグで、家族や友人と楽しい食事の時間を過ごしてみませんか?タサン志麻さんのレシピは、きょうの料理で紹介されましたが、ブログでも詳しく見ることができます。ぜひチェックしてくださいね。
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