今回は、2024年2月25日放送の『男子ごはん』で紹介された本格点心 第2弾「せいろを使った3品」の中から、「豚スペアリブのしょうゆ漬け」の作り方をご紹介します。
この料理は、豚スペアリブをにんにく、しょうが、八角などの香辛料としょうゆベースのタレに漬け込んで、せいろで蒸すだけで完成する簡単なレシピです。せいろで蒸すことで、豚肉の旨味が凝縮されて、ジューシーで柔らかく仕上がります。また、タレの味がしっかりと染み込んで、香ばしくて食欲をそそる一品になります。
この料理は、ご飯やパンと一緒に食べても美味しいですし、ビールや日本酒との相性も抜群です。家族や友人との食卓に、ぜひ挑戦してみてくださいね!
材料と作り方
材料(2~3人分)
食材 | 分量 |
---|---|
豚スペアリブ | 430g |
にんにく | 1片 |
しょうが | 1片 |
八角 | 1個 |
しょうゆ | 大さじ4 |
紹興酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
オイスターソース | 大さじ1/2 |
作り方
- にんにくとしょうがは皮をむいて、ざく切りにします。八角は半分に割ります。
- 密閉袋ににんにく、しょうが、八角、しょうゆ、紹興酒、みりん、砂糖、オイスターソースを入れて、よく振って混ぜ合わせます。これがタレになります。
- 豚スペアリブは一口大に切ります。タレの袋に入れて、空気を抜いて口を閉じます。タレが全体に行き渡るように、もみ込んで揉みます。
- 冷蔵庫で一晩寝かせます。この間に、タレの味が豚肉にしみ込んで、柔らかくなります。
- せいろに穴をあけたクッキングシートを敷きます。クッキングシートに穴をあけるのは、蒸気が通るようにするためです。
- 豚スペアリブをクッキングシートの上に並べます。タレは捨てずにとっておきます。
- 鍋に水を入れて沸騰させます。せいろを鍋の上にのせて、強火で15~20分ほど蒸します。途中で水がなくならないように、必要に応じて足してください。
- 豚スペアリブが蒸しあがったら、せいろから取り出します。取り出した豚スペアリブに、とっておいたタレを少しかけて、味を調えます。
- お皿に盛り付けて、完成です。お好みで、白ごまや青ねぎを散らしても美味しいですよ。
注意ポイント
豚スペアリブの下処理
豚スペアリブは、血抜きをすると臭みがなくなります。血抜きをするには、豚スペアリブを鍋に入れて、水をかぶるくらいまで入れて火にかけます。沸騰したら、アクを取り除きます。その後、水を捨てて、豚スペアリブを洗ってから、タレに漬け込みます。
せいろの使い方
せいろは、蒸し料理に最適な調理器具です。せいろを使うと、食材の水分や栄養素が逃げずに、ふっくらと仕上がります。せいろを使うときは、以下の点に注意してください。
- 鍋の底に水が触れないように、せいろの高さを調節してください。水が触れると、せいろが燃えたり、食材が水っぽくなったりします。
- せいろのふたは、しっかりと閉めてください。ふたが開いていると、蒸気が抜けて、食材が乾燥したり、火が通らなかったりします。
- せいろの中に入れる食材は、蒸し時間が同じくらいのものにしてください。蒸し時間が異なるものを一緒に入れると、火の通り具合がバラバラになります。
メリット
栄養価が高い
豚スペアリブは、豚肉の中でも特に栄養価が高い部位です。豚スペアリブには、たんぱく質やビタミンB群、鉄分などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、筋肉や血液の生成に必要なものです。また、豚スペアリブには、コラーゲンやエラスチンという美容に良い成分も多く含まれています。これらの成分は、肌や髪のハリや弾力を保つのに役立ちます。
作り置きに便利
豚スペアリブのしょうゆ漬けは、作り置きにも便利な料理です。タレに漬け込んでおくと、味がより染み込んで、美味しくなります。また、せいろで蒸すと、食材が乾燥しにくく、保存しやすくなります。冷蔵庫で2~3日、冷凍庫で冷凍庫で1ヶ月ほど保存できます。解凍するときは、せいろで再び蒸してください。そうすると、豚スペアリブがふっくらと戻りますよ
翌日も楽しむ!「豚スペアリブのしょうゆ漬け」を使ったアジアン風スペアリブ丼のアレンジレシピ
ここからは、私からの提案です。翌日のアレンジレシピとして、「豚スペアリブのしょうゆ漬け」を活用した「アジアン風スペアリブ丼」の作り方をご紹介します。
前日に作った豚スペアリブのしょうゆ漬けが余っている場合、このレシピは翌日のランチやディナーにぴったりです。ジューシーで風味豊かなスペアリブを使い、簡単にできるのに食べ応えのある一品を提案します。
材料(2人分)
- 前日に作った豚スペアリブのしょうゆ漬け:適量(既に調理済み)
- ごはん:2杯分
- 小さじ1のごま油
- 青ねぎ:2本(小口切り)
- 白ごま:適量
- キムチ:適量(お好みで)
- のり:適量(細切り)
アレンジレシピの作り方
- スペアリブの準備: 前日にせいろで蒸した豚スペアリブのしょうゆ漬けを、適宜サイズに切り分けます。冷蔵庫から取り出して室温に戻すか、軽く温め直しておきます。
- ごはんの準備: ごはんを2杯用意し、それぞれの丼に均等に分けます。
- スペアリブの盛り付け: 温め直したスペアリブをごはんの上にのせます。このとき、スペアリブのタレも少し一緒にかけると、ごはんがより美味しくなります。
- トッピングの追加: 小口切りにした青ねぎ、白ごま、細切りにしたのりを丼の上に散らします。お好みでキムチを添えると、辛味が加わり味に深みが出ます。
- 仕上げ: 最後に、全体を軽くごま油で香り付けします。これで、アジアン風スペアリブ丼の完成です。
注意点とポイント
- スペアリブは、温め直す際に乾燥させないよう注意してください。蒸し器で軽く蒸すか、電子レンジで加熱する際はラップをかけると良いでしょう。
- トッピングは、お好みで調整してください。辛いものが好きな方は、キムチの量を増やしたり、追加で唐辛子を振りかけたりしても良いでしょう。
- ごま油は風味を加えるために使用しますが、強い香りが苦手な方は少なめにするか、オリーブオイルで代用するのも一つの方法です。
このアレンジレシピは、前日に作った「豚スペアリブのしょうゆ漬け」を使い、手軽にできる新しい一品を楽しむことができます。忙しい日のランチや、少し特別なディナーにぜひお試しください。
まとめ
今回は、『男子ごはん』で紹介された「豚スペアリブのしょうゆ漬け」の作り方をご紹介しました。この料理は、豚スペアリブを香辛料としょうゆベースのタレに漬け込んで、せいろで蒸すだけで本格的な点心が作れる簡単なレシピです。せいろで蒸すことで、豚肉の旨味が凝縮されて、ジューシーで柔らかく仕上がります。また、タレの味がしっかりと染み込んで、香ばしくて食欲をそそる一品になります。
この料理は、栄養価が高く、作り置きにも便利なので、忙しい方や家族に喜ばれるメニューです。ご飯やパンと一緒に食べても美味しいですし、ビールや日本酒との相性も抜群です。家族や友人との食卓に、ぜひ挑戦してみてくださいね!
以上、『男子ごはん』「豚スペアリブのしょうゆ漬け」の作り方でした。次回も、お楽しみに!
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