(出典https://www.fujitv.co.jp/nonstop/)
春といえば、あさりと菜の花が旬ですね。あさりはプリプリの食感と潮の香りがたまらないですし、菜の花は鮮やかな黄色とほろ苦さが春らしいです。そんなあさりと菜の花を使って、炊き込みご飯を作ってみませんか?
土鍋で炊くと、米にあさりの旨みがしみ込んで、ふっくらと仕上がります。菜の花はオリーブオイルとごまで和えて、炊き込みご飯に散らすだけで、彩りも栄養もアップします。ノンストップで紹介されたレシピを参考にして、作り方を詳しくご紹介します。
材料と作り方
材料(3合分)
食材 | 分量 |
---|---|
あさり | 400g |
菜の花 | 1束 |
米 | 3合 |
水 | 2と1/2カップ |
酒 | 1/4カップ |
薄口しょうゆ | 25ml |
しょうゆ | 25ml |
バター | 10g |
オリーブオイル | 大さじ1 |
いりごま(白) | 小さじ2 |
塩 | 少し |
粗びき黒こしょう | 少し |
作り方
- あさりは砂抜きをし、殻をこすり合わせるようにして洗い、ザルに上げる。殻同士をこすり合わせると、砂が出やすくなります。
- 米は研いで30分浸水させ、ザルに上げて水気を切る。浸水させると、米がふくらんで、炊き上がりがふっくらします。
- 土鍋に②の米と水、酒、薄口しょうゆ、しょうゆを入れて混ぜる。①のあさりとバターをのせ、強火にかける。土鍋は熱伝導が良く、米にあさりの旨みがしみ込みやすくなります。バターは風味とコクを出します。
- 土鍋の蓋の穴から蒸気が出てきたら、中火にして5分、弱火にして15分炊く。蒸気が出てきたら、火加減を調整して、水分を飛ばしすぎないようにします。
- 火を止め、5分ほど蒸らす。蒸らすと、米がふっくらと仕上がります。
- 菜の花は根元2㎝くらい切り落とす。熱湯に根元から入れてかために茹で、ザルに上げる。根元から入れると、茎と花の火の通りが均一になります。かために茹でると、色と食感が残ります。
- ④の粗熱が取れたら小口切りにして、オリーブオイル、いりごま、塩、粗びき黒こしょうで和える。オリーブオイルとごまは香りとコクを出します。塩と黒こしょうは味を引き締めます。
- ③に⑦を散らして完成です。あさりと菜の花の炊き込みご飯の出来上がりです。
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ポイント
あさりの砂抜きの方法
あさりの砂抜きは、水に塩を加えて、あさりの体内の塩分濃度と同じにします。そうすると、あさりが口を開いて水を吐き出し、砂も一緒に出てきます。水はあさりの重さの10倍程度、塩は水の1%程度が目安です。時間は2時間くらいが良いでしょう。水は途中で取り替えると、より効果的です。
菜の花の下処理の方法
菜の花は、茎の部分に泥がついていることがあります。その場合は、茎の部分を切り落として、水にさらして泥を落とします。また、菜の花には虫がついていることもあります。その場合は、水に塩を加えて、菜の花を浸しておきます。塩水にすると、虫が浮いてきます。塩は水の1%程度が目安です。時間は10分くらいが良いでしょう。
まとめ
春の味覚を楽しむあさりと菜の花の炊き込みご飯のレシピをご紹介しました。土鍋で炊くと、あさりの旨みが米にしみ込んで、ふっくらと仕上がります。菜の花はオリーブオイルとごまで和えて、炊き込みご飯に散らすだけで、彩りも栄養もアップします。あさりの砂抜きや菜の花の下処理の方法もお伝えしました。ぜひ、春の食卓にこの料理を作ってみてください。
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