(出典:https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/)
2024年1月30日放送の『きょうの料理』では、「しょうがでアツく燃えようぜ!」という強火を使ったシリーズが登場しました。この回のテーマは、冷えた体を温めてくれるしょうがをたっぷり使ったレシピ。料理研究家・今井亮さんが教えてくれたのは、しょうが肉だんごのスープです。寒い季節にピッタリのこのスープの作り方や材料、注意点、そしてその魅力について、詳しくご紹介します。
材料と作り方:
材料 (2人分):
しょうが肉だんご:
- 鶏ひき肉:200g
- しょうが:2片(20g)
- 片栗粉:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 塩:小さじ1/2
- 水:大さじ3
その他:
- 大根:200g
- ねぎ(白い部分):1本分(100g)
- 春雨(乾燥):30g
- 水:3カップ
- 塩:小さじ1/2
- ごま油:適量
作り方:
- しょうが(2片)をよく洗い、皮の汚れをスプーンでこそげてキレイにし、すりおろします。
- 大根(200g)は1㎝厚さのいちょう形に切り、洗って水気を切ります。
- ねぎ(100g)は5㎝長さに切ります。
- 春雨(30g)は熱湯で2分ほど茹で、水でよく洗って食べやすい長さに切ります。
- ボウルに鶏ひき肉(200g)、片栗粉(大さじ1)、酒(大さじ1)、塩(小さじ1/2)、そして(1)のおろししょうがを入れ、手で練り混ぜます。水(大さじ3)を少しずつ加えながら、粘りが出るまでさらに混ぜます。
- 鍋にお湯(3カップ)を沸かし、(5)の肉団子のタネを1/10量ずつすくって入れます。肉団子を先にゆでて表面を固め、次に大根を加えます。
- 中火で1分ほど煮たら、大根を加え、フタをして弱火で15分ほど煮ます。
- フタを取り、ねぎと春雨を加え、さらに5分ほど煮ます。
- 味をみながら塩(小さじ1/2)を加えます。
- 器に盛り付け、ごま油を適量かけたら完成です。
注意ポイント:
- しょうがを丁寧にこそげてから使用し、スープに豊かな風味を加えましょう。
- 肉団子は先にゆでてから大根を加えることで、食感が良くなります。
メリット:
- しょうが肉だんごのスープは、寒い季節にぴったりの体温アップスープです。
- 材料がシンプルで、特別な調味料は不要。初心者でも簡単に作れます。
- 温かいスープに大根や春雨がアクセントを加え、食べごたえがあります。
季節ごとの食材で楽しむ「しょうが肉だんごのスープ」
ここからは、私からの提案です。「しょうが肉だんごのスープ」は、その基本のレシピに季節の食材を加えることで、一年中違った味わいを楽しめそうです。
ここでは、春夏秋冬それぞれに合わせた旬の食材を使ったバリエーションを考えてみました。ぜひ参考にしてください。
春バージョン: 新玉ねぎとたけのこを加えて
材料:
- 新玉ねぎ:1個
- たけのこ(ゆでたもの):100g
作り方:
- 新玉ねぎは薄切りに、たけのこは一口大に切ります。
- しょうが肉だんごのスープの基本の作り方に従い、大根の代わりにこれらの食材を加えます。
春の柔らかい新玉ねぎと、たけのこのシャキシャキ感がスープに春らしいフレッシュさをもたらします。
夏バージョン: トマトとキュウリを加えて
材料:
- トマト:1個
- キュウリ:1本
作り方:
- トマトは一口大に切り、キュウリは薄切りにします。
- しょうが肉だんごのスープに、トマトとキュウリを加えて最後の5分間煮ます。
トマトの甘酸っぱさとキュウリの爽やかさが夏の暑さを和らげる冷製スープ風に仕上げます。
秋バージョン: きのこと栗を加えて
材料:
- しいたけ:4個
- 栗(ゆでたもの):5個
作り方:
- しいたけは薄切りに、栗は半分に切ります。
- しょうが肉だんごのスープにしいたけを加え、栗は最後の5分間で加えます。
きのこの旨味と栗の甘みが秋の深まりを感じさせる、コクのあるスープに仕上がります。
冬バージョン: 白菜と豆腐を加えて
材料:
- 白菜:200g
- 絹ごし豆腐:1/2丁
作り方:
- 白菜はざく切りに、豆腐は一口大に切ります。
- しょうが肉だんごのスープに白菜を加え、最後の5分間で豆腐を加えます。
白菜の甘みと豆腐の柔らかさが、寒い冬に温かさを与える慰めの一杯になります。
季節ごとに異なる旬の食材を加えることで、「しょうが肉だんごのスープ」は一年中楽しめるレシピに変身します。旬の食材の鮮やかな味わいが、しょうがの効能と合わさって、それぞれの季節にぴったりの味を生み出します。ぜひ、四季折々の食材で、このスープを楽しんでみてください。
まとめ:
「しょうが肉だんごのスープ」は、寒い日に食べると身も心も温まる一品です。しょうがの風味と風味が、冷えた体を温め、健康的な食事を楽しむのに最適です。ぜひ、寒い季節の夜に試してみてください。
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