2024年6月1日放送の関西テレビ『土曜はナニする』で、料理人の今井亮さんが紹介した麻婆豆腐のレシピをご紹介します。このレシピは、豆腐を煮込まずに焼いて仕上げるユニークな方法で、家庭でも手軽に本格的な味が楽しめます。予約が取れない人気の料理教室『そそる!うち中華』の10分ティーチャーの技をお試しください。
材料と作り方
材料
- 豆腐: 1丁(300g)
- 豆板醬: 小さじ1
- 甜麵醬: 大さじ1
- 醤油: 大さじ1と1/2
- ニンニク(みじん切り): 1かけ分
- サラダ油: 大さじ2
- 豚ひき肉: 100g
- 水: 3/4カップ
- 酒: 大さじ1
- 水溶き片栗粉: 各大さじ1(水:片栗粉=1:1)
- 白ネギ(みじん切り): 1/4本
- ラー油: 大さじ1
- 山椒または花椒: 少量(つぶす)
作り方
- 豆腐の準備
- 豆腐1丁(300g)を2cm角にカットします。
- あわせ調味料の作成
- 豆板醤小さじ1、甜麵醤大さじ1、醤油大さじ1と1/2、ニンニク(みじん切り)1かけ分を混ぜ合わせます。
- ポイント: 調理前に調味料をあわせておくことで、スムーズな調理が可能です。
- 豚ひき肉を炒める
- サラダ油大さじ2を中火で熱し、豚ひき肉100gを4~5分ほどカリカリになるまで炒めます。
- ポイント: 豚ひき肉をカリカリに炒めることで脂の臭みをとばし、肉の旨味を引き出します。
- 調味料と水を加える
- 炒めた豚ひき肉にあわせ調味料を加えます。
- 鶏ガラスープの代わりに水3/4カップと酒大さじ1を入れます。
- ポイント: 豚ひき肉の風味を活かすために水を使うことで、クリアで味わい深いスープが作れます。
- 豆腐を加える
- カットした豆腐を加え、芯まで温めて味をしみ込ませるために4~5分加熱します。
- とろみをつける
- 一旦火を止め、水溶き片栗粉を2~3回に分けて入れ、とろみが均一になるようにします。
- 焼き付ける
- 強火にし、あえて触らず30秒間焼き付けます。
- ポイント: 強火で焼き付けることで、香ばしい仕上がりになります。
- 仕上げ
- 白ネギ(みじん切り)1/4本、ラー油大さじ1を加え、お好みで山椒または花椒を少量つぶしてかけて完成です。
プロフィール
料理家 今井亮
今井亮(いまい りょう)さんは、京都府京丹後市生まれの料理家です。中華料理と家庭料理を得意とし、京都市内や東京の中華料理店で修行を積んだ後、料理家やそのアシスタントとしての経験を経て独立しました。
今井さんの特徴は、「コスパ」と「タイパ」に優れた「超高速レシピ」です。これらのレシピは、料理家の下積み時代にお金も時間もない自分のために考案されたものです。現在は売れっ子料理家として活躍する一方で、一女の父として家事や育児にも奮闘しています。
今井さんの著書には以下のものがあります:
- 『狭すぎキッチンでもサクサク作れる超高速レシピ』(大和書房)
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- 『“炒めない”炒めもの』(主婦と生活社)
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- 『季節で味わう、家庭で楽しむ。旬中華』(グラフィック社)
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これらの著書では、狭いキッチンでも効率よく料理ができる工夫や、家庭で楽しめる旬の中華料理のレシピが紹介されています。今井さんのレシピは、忙しい現代の生活に寄り添った実用的で美味しい料理が満載です。
まとめ
今回の麻婆豆腐は、今井亮さんが『土曜はナニする』で紹介した家庭でも簡単に作れる本格的な中華料理です。ポイントは、豆腐を焼いて香ばしさを出すことと、豚ひき肉をカリカリに炒めて旨味を引き出すことです。水だけで作るスープが豚肉と大豆の旨味を引き立て、クリアで味わい深いテイストに仕上がります。簡単な手順でありながらも、本格的な味わいが楽しめるこのレシピをぜひお試しください。家族や友人と一緒に、手軽に中華の味を楽しむことができます。
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