家族で囲む冬のごちそう『ブリしゃぶ』
寒い季節、食卓に湯気が立ちのぼるだけで空気が変わります。和食のプロが紹介したのは、脂ののったブリしゃぶを主役にした、家族みんなで楽しめる鍋料理。薄く切ったブリをさっと湯にくぐらせる瞬間、身の色が変わり、旨みが引き出されていく様子は見ているだけでも引き込まれます。自家製ポン酢と、わさびとごま油を合わせた特製ダレが加わり、ひと口ごとに味の表情が変わるのも魅力。いつもの鍋とは少し違う、特別な時間が生まれます。
ブリしゃぶとはどんな楽しみ方か
『ブリしゃぶ』は、火を通しすぎずに旨みだけを引き出すのが肝心。薄く切ったブリが湯の中でふわりと広がる様子は、生き物の生態を観察するように変化がよくわかる。野菜の甘みや海藻の香りも重なり、食べ進めるごとに味わいが深まっていくのが特徴。家族と一緒に鍋を囲めば、自然と箸が伸び、会話が生まれる時間になる。
材料(3〜4人前)
・ブリ刺身用サク 約200g
・大根 約250g
・長ねぎ 1本
・水菜 2株
・えのき 1パック
・わかめ 80g
・万能ねぎの小口切り 適量
・もみじおろし 適量
A(自家製ポン酢)
・醤油 60cc
・煮切り酒 40cc
・砂糖 小さじ1
・みりん 大さじ1
・酢 60cc
・柚子しぼり汁 大さじ1
・だし昆布 5g
B(特製つけダレ)
・わさび 適量
・ごま油 適量
・黒コショウ 少々
・塩 少々
C(鍋用のだし)
・水 1200cc
・だし昆布 10g
・薄口醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
作り方
・Aを混ぜ合わせて自家製ポン酢をつくる
・えのきは根元を切って手でほぐす
・長ねぎは斜め薄切りにする
・水菜は根元を切って5cmに切る
・大根は皮をむきピーラーで薄くスライスする
・ブリは薄く切って皿に並べる
・Bを混ぜて特製つけダレをつくる
・鍋にCを入れて沸かし、野菜を入れる
・ブリをしゃぶしゃぶして食べる
自家製ポン酢と特製ダレが主役になる
番組で紹介された2種類のタレは、それぞれ役割が違う。自家製ポン酢は柚子の香りがふわっと広がり、ブリの脂をすっきりとまとめてくれる。一方、わさびとごま油の組み合わせは、香りとコクを引き立てる力が強く、黒コショウが軽いアクセントになる。どちらもブリとの相性がよく、味変しながら楽しめるのが魅力。
野菜と海藻がブリをさらにおいしくする
大根や長ねぎ、水菜は火が通りやすく、鍋の中でも味がまとまりやすい。わかめが加わることで海の香りがふわりと立ち、全体に落ち着いたうまさが広がる。薄くスライスした大根はブリを巻きながら食べることもでき、食感が変わるのも楽しいポイント。
家族みんなで楽しめる理由
ブリをいつしゃぶしゃぶするか、どのタレをつけるかなど、自分のペースで味わえる鍋料理は家族が集まる時間にぴったり。見た目の変化もわかりやすく、小さな子どもでも楽しめる。「今日はブリしゃぶだよ」という声が聞こえるだけで湯気まで待ち遠しくなる一品になる。
まとめ
和食のプロが紹介した『ブリしゃぶ』は、家庭でつくれるのに特別感のある料理。自家製ポン酢と特製ダレをそろえることで味わいの幅が広がり、野菜や海藻の香りがブリを優しく包む。鍋を囲む時間そのものが温かく、季節を感じながら楽しめるメニューとして活躍する。家族みんなで味わうひとときにぴったりな一皿。
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ブリしゃぶをもっと楽しむための追加アイデア

ここからは、番組で紹介された『ブリしゃぶ』をさらにおいしく味わうための工夫を、筆者からの追加情報として紹介します。家庭でもすぐ取り入れやすい方法ばかりで、ブリの魅力がより広がります。
大根スライスでブリを巻く食べ方
大根をピーラーで薄く切ると、透けるようなうすさになり、ブリしゃぶの身をやわらかく包むことができます。しゃきしゃきした大根の食感がブリのとろっとした口あたりとぴったり合い、ひと口ごとに軽さと旨みが広がります。スライスした大根の上にブリをのせ、くるっと巻くだけで見た目も美しくなり、味に変化が出て最後まで飽きずに楽しめます。自家製ポン酢や特製つけダレとの相性もよく、大根の水分が加わることでブリの脂がよりなめらかになります。
つけダレを数種類にアレンジする楽しみ方
特製つけダレはそのままでも味わい深いですが、少し工夫するとバリエーションが増えます。黒コショウを少し増やすと刺激が出て、ブリの脂に軽いアクセントが加わります。ごま油を多めにすると香りが豊かになり、まろやかでコクのある味になります。さらに豆乳を少量混ぜるとやさしい風味になり、野菜との相性がよくなります。味の変化を楽しめるので、家族それぞれの好みに合わせて選べるのも魅力です。
鍋のシメを選べる締めくくり方
鍋のだしにはブリや野菜のうまみがたっぷり残っているため、最後までおいしく味わいたくなります。ご飯を加えて卵でとじると、だしを吸った雑炊ができあがり、とろみとあたたかさが広がります。うどんを入れるともちもちした食感がよく合い、満足感のある締めになります。にゅうめんは軽く食べたいときにぴったりで、細い麺にだしがよくなじみ、するりと食べられます。その日の気分で選べるシメがあると、鍋の時間が一段と楽しくなります。



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